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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲全集 アバド&ウィーン・フィル(5CD)

交響曲全集 アバド&ウィーン・フィル(5CD)

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検索結果:19件中1件から15件まで表示

  • ★★★★★ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  2020年10月28日

    アバドのベートーヴェン交響曲全集では、変な楽譜バージョンである、のちのBPOとの2全集を晴かに上回る最高の名演です。 バーンスタインのようなスタンドプレー(悪い意味ではないですが)などなく、冷静に理知的に、しかしあまり分析的にならずに、のびのびとVPOと取り組んでいる姿には好感を感じます。 録音も今でも最高レヴェルです。

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  • ★★★★★ 

    beaver  |  新潟県  |  不明  |  2017年08月07日

    このアバドのCDをリアルタイムで全曲購入していました。1枚ずつクレムトの絵がついた豪華なCDでした。その当時、1987年だったかな、VPOとの来日公演はラジオで一生懸命聞きました。CD発売の第1弾が3番の交響曲だったと思うのですが、その頃のバーンスタインの生気あふれる3番のCD、そしてテンポが遅くてもメロディが保持されたジュリーニの3番が同じドイチェ・グラモフォンから出た後でしたので、どうもアバドの3番は軽い感じを覚えたのを思い出しています。しかし、時を経て今、思うのはアバドの精妙さと歌いぶり、そして比喩を許してもらえれば、光を浴びているような、いい意味での軽やかさです。3番、4番、6番、7番は今でもよく聞きます。アバドの実演には8度通うことが出来ましたが、いつも左手の精妙な指揮には見とれていました。このベートーヴェンの光は、その後、ベルリンフイルとの全集に受け継がれますが、どちらかといえば言えば、今はVPOとの全集に惹かれます。ちなみに、闘病後の1999年のベルリンフイルとの7番の実演も音楽的にすごかったです。結局、どの時代のアバドも私は好きなのです。まとまりが悪くなりましたが、今でも静聴に値する名盤です。アバド亡き後、誰を追いかけたらいいのかなここ3年と模索している一人の聴者の感想です。

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  • ★★★★★ 

    pocha  |  大阪府  |  不明  |  2016年07月02日

    最近某航空会社の機内でアバド=ウィーンPOの田園の最終楽章を聴きました。素晴らしい音楽の流れに感動し、帰宅後ラックの奥に眠っていたCDを取り出し一気に全曲を聴き直しました。ピリオド奏法に馴染んだ耳には故郷に戻ったような懐かしく暖かく心から楽しめる音楽がそこに流れていました。クラシック音楽の新譜が盛んに発売されて、毎月ワクワクしたあの頃はもう二度と訪れることはないだろうと思うこの頃です。 改めて聴き直すと、2番・3番・6番・7番・9番は秀演でした。

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  • ★★★★★ 

    mulder  |  福島県  |  不明  |  2013年12月08日

    ウィーン・フィルのおかしくなる前の最後のベートーヴェンの全集です。このCDの端正な音もいいけど,1987年3月の来日公演をCD化してほしい。このCDもライヴとは言うが,燃え具合が全然違います!特に3,7,9番は凄いです。ウィンナ・ホルン好きにはたまらないと思います。NHKには音源が残っているのでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    ニャンコ先生  |  Tochigi  |  不明  |  2013年05月26日

    ごくふつうのクラシックファン(ピリオド楽器やら、その影響を受けた演奏やら・・・とは無縁の方たち)から「ベートーヴェンの交響曲を全集で買ってみたいが、どれがいいか?ジャケットは日本語じゃなくてもかまわない」と質問されれば、少し迷った上でこのセットをお薦めするだろう。全曲の演奏水準にムラがなく、古典的均整を保ちつつもロマン的情熱を加味して演奏されていて、「ベートーヴェンを聴いた、交響曲を聴いた」と実感していただける全集である。

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  • ★★★★★ 

    つちぐり  |  神奈川県  |  不明  |  2013年01月13日

    私のように一昔前のベートーヴェンの演奏がすり込まれた人間にとってはベルリン・フィルハーモニーのものより遙かによく感じます。第6番の演奏が最も気に入りました

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2012年12月23日

     私にとってのウィーン・フィルのベートーヴェンの交響曲全集は,なんといってもバーンスタイン。あの温かさは類まれ。温かく効能抜群の温泉にゆったりと浸かり,癒されている感じ。申し訳ないですが,それに次ぐ…となってしまう。私の中では,バーンスタインが素晴らしすぎ…。だから,決して悪い演奏な訳ではなく,素晴らしく美しく整った演奏です。バーンスタインという存在がある私の気を惹くには,美しさや整った感じよりも,逆に“ゴツゴツ”した感じが必要だったかも…。アバドってどうしても“素晴らしい二番手”ってなってしまう…。協奏曲の伴奏者としては最高なんだけどなぁ…。

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  • ★★★★★ 

    よき古き時代  |  大阪府  |  不明  |  2012年11月23日

    演奏は文句なし。スイトナー、デービスと並んでデジタル最高演奏と思います。後年のBPO盤など比較になりません。但し、DGドイツあたりからスーパー廉価で出る可能性は、、、、と危惧しています。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    ウォルフおもちゃ  |  大阪府  |  不明  |  2012年02月10日

    まず、録音の良さ、ウィーンフィルの合奏能力の高さ+音色の美しさは疑問の余地が無いでしょう。全曲にわたってもたつく部分がなく、推進力がすばらしいです。ウィーンフィルがアバドの下、能力全開しています。同時に内声の細部に至るまですべての音符が音化されています。はったり、こけおどしは皆無。デジタル録音の全集としては(古楽器系を除けば)ベストの全集だと思います。以前「軽い」とか「あっさり」とか言っていた評論家がいたが、どこが?決して軽量級の演奏ではありません。序曲が入っていればさらに良かった。ばら売りで序曲を持っているが、特に「コリオラン」のすばらしいこと! 

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  • ★★★★★ 

    なにわん  |  大阪府  |  不明  |  2010年12月30日

    録音も優秀で安心して聴くことが出来る全集だと思います。後のベルリン・フィルとの全集のような「ピリオド」を意識した全集と違い、一般にイメージされる、いわゆる重厚長大でスタンダードな、ベートーヴェンの交響曲が奏でられているように思います(ベルリンとの全集はあれはあれで名盤だと思うのですが)。 そして何よりも、これはウィーンフィルの特徴なのかもしれないですが、「ドロリ」とした琥珀色の音色が非常に味わい深く、同時にそれはアバドが尊敬しているという、フルトヴェングラーを彷彿とさせるものになっています。 今後も残されるべき名盤だと思います。 ただあえて注文を言えば、他の方も書かれているように、序曲とかも入れてほしかった。それだけが残念です。 ※序曲などの入った全集は現在は廃盤なのです。

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  • ★★★★★ 

    misoji  |  kumamoto city  |  不明  |  2008年08月21日

    2番9点、3番7点、4番8点、5番8点、6番10点、7番8点、8番7点、9番9点。

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  • ★★★★★ 

    MATATABI  |  横浜市  |  不明  |  2008年03月30日

    何よりVPOの美しい響きにウットリ♪アバドはうまくVPOの味を引き出していますよね。記憶が曖昧ですが、VPOから「アバドとやりたい」って言い出したんじゃなかったっけ?(間違ってたらゴメンナサイ)来日公演で全曲演奏してFM生中継したんですよね。テープに録って繰り返し聴いたなぁ。当時は中学生だったなぁ……。

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  • ★★★★★ 

    kabbado  |  fukui  |  不明  |  2007年11月09日

    全曲を通して、素晴らしい歌があり、余韻あふれる響きがある。同じウィーンフィルでクライバーやベームの運命と冒頭を聞き比べて見れば響きの豊かさやそれによる音楽の瑞々しさの違いが誰でも解るはず。第9も秀逸。器楽から合唱へと誘うヘルマン・プライの美声と歌いまわしに思わず聞きほれる。

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  • ★★★★★ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2007年10月06日

    ベートーヴェンの音楽には、人間の様々な面が共存している。欲望、正義、愛、希望…。それらの中で「品格」を強調した解釈なのが、このアバド/ウィーンpoの全集と言える。そういう意味でまとまりもよい。ファーストチョイスか?と言われれば疑問だが、これだけのベートーヴェン全集は滅多に出会えない。 同じアバドでも、決してベルリンとの新全集と混同してはならない。「鶴」と「はきだめ」のくらいの差がある。

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  • ★★★★★ 

    トラトラトラ  |  佐賀  |  不明  |  2007年01月24日

    何かを押し付けるのではなく、自然に、何かが生まれてくるようにしむける。そんな配慮が、功を奏した演奏といえると思います。音も自然で好ましく、ベートーヴェンも生き生きとしています。ウィーンに長い年月を経て積み上げられた伝統が、最良の形で、実りをつけた。アバドは、指揮者というより、最高の園芸家として、評価されるべき演奏です。

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