ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番、他 アシュケナージ(p)、ハイティンク&コンセルトヘボウ管、他
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NOBU | 大阪府豊能郡 | 不明 | 2008年07月13日
第3番はアシュケナージ自身4度目の録音で、テンポなどを含め、弾き込んで慣れている感じが伝わってきます。パガニーニ狂詩曲を含め、ラフマニノフ特有のダイナミックさと繊細な美しさの対比をここまで見事に表現できるのは、現代最高のラフマニノフ弾きだからでしょう。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Pianist | Tokyo | 不明 | 2006年04月16日
これもすっかり聴きこんだ一枚です。確かに「深み」だとか「精神性」という観点から採点される方には不向きだと思いますが、こうした演奏から作品の魅力が伝わってくるのですから、難しい事を言わずに楽しみましょう。アシュケナージ自体はプレヴィン指揮の旧盤と余り変わっていませんが、コンセルトへボウの恰幅のあるオケのサウンドが見事です。LSOももちろん良かったし、ハリウッド的な味はプレヴィン盤の方がより豊かでしたが、ここではもっとクラシック的な風格があります。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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うーつん | 東京都 | 不明 | 2013年11月19日
3番のディスクはプレヴィン&ロンドン響の全集もよく聴くが、個人的にはこちらの方が好き。思い入れもあるのかもしれない。私が子供のころ、図書館にCDの視聴室があり、まだ登場したばかりの「CD」というものをヘッドフォンで聴くことが多かった。そこで聴いたラフマニノフの3番に鳥肌が立ったものだった。それがこのCD。今も聴くたびにそのことを思い出すし、やはりいいものはいい。 テンポや音のバランスがよく、なによりピアノが落ち着いている。技術的には凄い曲だがアシュケナージが弾くとそう感じない。そう感じさせないだけのゆとりがあるのだろう。アルゲリッチの爆演盤もあるが、何回も繰り返し聴くのは少し疲れる。 ロシアの血だろうか、特に音を大きく出したりさも意味ありげに弾かずともロシアの光景が拡がってくる印象を覚えてしまう。曲が終りに近づき、コーダの部分ロシアの果てしなく広がる大地に光がまんべんなく差し込むような感動を感じてしまう。名うてのピアニストが挑戦するこの曲、いろいろ聴いてみたがアシュケナージの良さを忘れることはない。私の感想では、さも超絶技巧をひけらかすような弾き方だと逆にしらけてしまう。 併録のパガニーニもすばらしい出来。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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saki-oboist | 兵庫県 | 不明 | 2010年08月17日
格調高いラフマニノフの名盤。疾走感・痛快さを求める方には不向きかもしれませんが、危なげないピアノ技術と良く練られた音楽的表現、ハイティンクの万全のサポートはベストバランスと言えるでしょう。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ヒューブーン | 静岡県 | 不明 | 2008年01月19日
ラフマニノフ演奏の第1人者として最も最初に思い浮かぶのがアシュケナージではないだろうか?協奏曲にしても、(個人的には2番はイマイチだが)1番3番などは、文句なく最高であります。でも「最高評」に出来なかったのは…同じくアシュケナージが、プレヴィンと組んだ旧盤の方に惹かれる故。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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