チャイコフスキー:交響曲第5番、ブラームス:交響曲第3番 ポール・パレー&フランス国立放送管弦楽団(1970年、1964年、ステレオ)
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 2023年08月31日
2曲ともパレーの録音はなかったはずなので嬉しい復刻。パレーらしくサクサクと進むが決して淡泊ではなく気迫に充ちヒロイックだ。とりわけチャイコフスキーは熱演で客席も沸いている。フランスに帰ったパレーは年齢を感じさせない素晴らしい演奏をしているのだが、正規録音はコンサートホールのお粗末なものと伴奏ものしかないのは本当に惜しい。マルティノンが亡くなったときパレーはまだ元気に活動していたのだ。ORTFのオケは上手くないが木管やホルンが現在とは全く違う音色なのが聴きもの。INAの音源のさらなる復刻を期待したい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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RCS | 長野県 | 不明 | 2023年07月07日
ブラームスを聴き始めた時はオーケストラがあまり今まで聴いた事のなかったフランス国立放送管弦楽団だったので、どの位パレーがドライブ出来るのかなとちょっと心配なところもあったのですが、聴き進む内にどんどんパレーの世界に入り込んで行ってしまいました。各パートの旋律も良く聴き取れ、その掛け合いも素晴らしく、曲の中に新しい発見もあり、新鮮な気持ちで聴け終えました。チャイコフスキーも今までの他の演奏ではあまり気付かなかった旋律が浮かび上がって来たり、パレーらしさが随所に見られ大満足の一枚でした!それにしても80歳前後という年齢を感じさせない引き締まった集中力の途切れる事のないパレーの演奏には脱帽です。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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