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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲全集 スイトナー&シュターツカペレ・ベルリン(6CD)

交響曲全集 スイトナー&シュターツカペレ・ベルリン(6CD)

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  • ★★★★★ 

    トミーチョ  |  愛知県  |  不明  |  2011年01月22日

    スウィトナーは日本の評論家にはそれ程評価されていない気がしますが、この全集を聞くと、いかに評論家の見方が十分でないか分かります。時代がどんなに変わろうとも決して風化しない素晴らしいベートーヴェンが聞けます。しっかりとした構成力、充実した音の厚みというドイツ的な美学に、イタリア的な歌心も加わり、聞く者を満足させてくれます。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2010年02月06日

    これほど美しく響く演奏を、私は知りません。弦・金管・木管・打、全てが美しく響いています。第1番の冒頭…もう、このスタート時点から“美しい響き”に釘付けになります。4番や7番のどっしりとした低弦、最近ではもう聴かれなくなってしまった“美しい響き”です。田園など、美しく響いている以外の音がないくらい。最後の第九。第2楽章のティンパニの打ち込みも激しく(!)美しく響く。そして何より、素晴らしい合唱…!。全9曲、隅から隅まで美しく響いています。スリルやスピード感、違った種類の刺激に惹かれて他の演奏を…ということはあるでしょう。が、しばらくすると帰ってきたくなる演奏です。

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  • ★★★★★ 

    harekazuya  |  東京都  |  不明  |  2012年05月26日

    以前LPで何枚か持っていましたが、今回CDで全集を買いなおしました。私の装置でもついにCDの方が音質が上回っているようで細かなニュアンスが伝わり、素晴らしい音で演奏が楽しめました。それと共に以前はドイツ的と感じていた穏やかな歌い方が、むしろイタリア的に感じられてとても興味深いものがあります。まったくコンセプトが違うアバドのライブDVDとの共通のものまであるように思います。ゆっくりと豊かに歌いながら、表現はあくまで上品です。ここぞという時の強さにも格を感じさせます。長い間に熟成させたものと、自分が本来持っているものを全て出し切り、ゆるぎない時が紡がれています。ドレスデンを出るときスイトナーは、ベルリン・シュターツカペレを絶対に世界一にしてみせると心に誓った、という話を聞いた人がありますが、この演奏がスイトナーの結論なのかもしれません。芸術作品として、一つの時代を生ききった男のドラマとして、これほど私たちを楽しませてくれるものはそう多くはないでしょう。

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  • ★★★★★ 

    なにわん  |  大阪府  |  不明  |  2011年07月06日

    ベートーヴェン交響曲全集のスタンダードとして、 決して外すことのできない名録音です。 音色は全体的に重心が低くドロリとしていて、 非常に味わい深いものになっています。 演奏も強い癖があるわけでなく、誰でも聴きやすい自然なものですが、 それでも細かな部分でスイトナーなりの表情付けがなされており、 「無個性で退屈」なものではありません。 今、ティーレマンのベートーヴェン交響曲全集が、 「古き良きドイツ的な演奏」として話題となっていますが、 この全集も我々日本人がイメージする、 典型の「ドイツ的」なものとなっているように思います。 録音状態も大変よく、この点でも何の心配もありません。 おすすめですよ。

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  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2010年03月07日

    もっともオーソドックスなベートーヴェン交響曲全集と言える。 この演奏が『好み』であれば、ベートーヴェンが好みと言うことであり、この演奏以外のベートーヴェンが好みと言うリスナーは、その指揮者が好みと言うことなのだろう。 CDの出始めにバラ売りで買い揃えたので、全集になって録音がどうなのか、などは知り得ていないが・・・

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  • ★★★★★ 

    安曇野のカラヤン  |  長野県安曇野市  |  不明  |  2006年06月17日

    全曲を聴きましたが、大変素晴らしい全集です。確かに古き良きドイツらしい音がします。決して刺激ある演奏ではありませんが、全曲に亘って安定したテンポとベートーヴェンらしい良い低音で、疲れた時にウイスキーやビールを片手に聴くと非常に癒される感じです。序曲もしっかり入っていますし、オーソドックスな全集が欲しい方は是非ゲットしてくださいませ。

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  • ★★★★★ 

    ヴァントすごい  |  愛媛県  |  不明  |  2012年02月11日

    これは、綺羅星のごとく発売されているベートーベン交響曲全集のなかにあって屈指の名演である。スイトナーの指揮がずっしりとしていてドイツ流の 重厚な演奏だ。深く味わいのある弦楽器、流麗に流れるリズム、素晴らしい。 どれも名演だが、特に第2、第6番が秀演。極めつけは第9だ。テンポ良く各楽章が演奏され最終楽章の合唱は圧巻。 ベルリンのイエスキリスト教会で録音されたものだが,美しい響きが上手くとらえられ、演奏に花を添えている。 私の所有するベートーベン全集のナンバーワンディスクだ。

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  • ★★★★★ 

    アッキ  |  茨城県  |  不明  |  2010年03月07日

    やりすぎもせず、つまらなくもしないすばらしい全集です。 1番からの連番で編集されているのも大変有難い。 このオケでの全集録音はスイトナーが初めてではないでしょうか。 創立400年ですが、ベルリンフィルやウィーンフィルのようにさまざまな指揮者が録音した手垢のついたものではない、言い換えましたら先入観無しに入れるベートーヴェンです。(残念ながらこの後のバレンボイムではそうはいかないのです)何種類か全集はありますが、たいていすべてに満足というものはありませんが、スイトナーのものは1番から9番まで申し分ありません。

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  • ★★★★★ 

    candi  |  福井県  |  不明  |  2009年06月14日

    5番と7番は数々の名演が多く、少々野暮ったい演奏に聞こえてしまうが、全体的には指揮者の実直な姿勢がにじみ出た、気を衒ったところが全くない、実に味わい深い演奏です。カラヤンと比べるとフェラーリと昔の名車位の差はありますが、昔の名車は捨てがたいし、何度鑑賞しても飽きないですね!!!!

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  • ★★★★★ 

    norihey  |  ふくおかぁ  |  不明  |  2008年11月24日

    素晴らしい! 歌心で真っ向勝負の実に味わい深いベト全集だと思います。過去の名盤と比べてもなんら遜色はないとおもうけどなぁ。演奏の充実度、録音の素晴らしさを考えたらコレだけC/Pに優れた全集は他にあるかな? DENON時代のスイトナーの評価が芳しくないのが理解できない、なんで? レンジが広すぎるPCMDIGITALのせい? みんな小さい音で聞いてるのかな? ただ、中袋がCDの番号が見れないのは困り者。ただでさえクラシック売れない時代なのに、ユーザーをむいた企業努力してない感ありあり。もうちょっと考えて売ってねDENONさん。

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  • ★★★★☆ 

    ぴょんすけ  |  Japan  |  不明  |  2008年06月24日

    素晴らしくドイツ的で豊穣な響きがする演奏だが、もう少しパワーとキレが欲しかった…特に奇数番の曲では。録音もこじんまりとしているのでその影響もあるのかもしれないが。ただ軽快な2番・8番などは音色がうまく合っている。また6番は最高の名演奏だろう。

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  • ★★★★★ 

    海神の声  |  東京都  |  不明  |  2015年09月11日

    戦後カラヤン風の華麗な演奏が一斉を風靡した感は否めないが、スイトナーの指揮は古典的なベートーベン、端正なベートーベン、すなわちベートーベンらしいベートーベンである。フルトベングラーやワルターの時代のベートーベンを彷彿させるものがある。東ドイツでこういった古典的なベートーベンが守られていたことは驚愕に値する。録音も日本のDENONのディヂタル録音だけあって冴え渡っている。名盤の一つに数えていいだろう。

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  • ★★★★★ 

    安曇野のカラヤン  |  長野県安曇野市  |  不明  |  2006年07月30日

    スイマセン。興奮させられるフォルティシモも随所にあります。マエストロスイトナー、大変失礼しました。

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  • ★★★★★ 

    安田三郎  |  丸の内2-1-1  |  不明  |  2005年07月04日

    これは素晴らしい全集だ。中庸な演奏、ドイツ的な響きと音色、高品質な録音、価格面等、すべてが良い。全集としての平均値は極めて高い。ケンペ、セル盤を凌駕し、現時点最高の全集と評価したい。孤高の名匠スイトナーの代表的名盤として聴き継がれることだろう。コンヴィチュニー,マズア,サヴァリッシュ,ブロムシュテット,準メルクルに無くて、スイトナー,ヨッフム,ケンペ,ザンデルリンク,クーベリックに有るものは何か?“ホンモノの音楽”か!

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  Hyogo  |  不明  |  2017年12月31日

    ’90年に引退されたスイトナーさんの音楽が、今も、多くの人に聴かれている、と、言うのは嬉しい限りです。ギュルケ版と言う国策の楽譜使用、日本コロンビアのPCM録音、どちらも、現在のベーレンライター版、デジタル録音の先駆。スイトナーさんらしい、無理強いしない、オーケストラ、奏者、ホール、録音状況のもったるものを大事にし、自らのリズム感、歌う心、優しさ、暖かさ、重厚軽妙、厳しさ備えた見事なベートーヴェン。あの指揮姿だからこそ、引き出された音楽。独墺の先達の影響も大きいので、古き良き、不器用な演奏になるかもしれないが、録音も良く、フレッシュで見事。壁ひとつ隔てて、ポルシェ、ワーゲンが走っていた時代に、東独は、トラバントだった。その民達にまず、音楽を演奏していた、西側の人だったスイトナーさんと、名門シュターツカペレ・ベルリン意地と自信の、後世に残って欲しいベートーヴェン。

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