Chang  |  千葉県  |  不明  |  2004年12月03日

録音も少々古くなったし、その後２回も再録音しているので、今、敢えてこの全集を選択する理由は乏しいが、それでもやはりすばらしい。後の録音と大きく解釈が変わることはないけど、ベルリンフィルを手中に収めた直後、５０歳代半ばの油の乗り切った演奏を聴く価値はある。

 

Portia  |  東京都  |  不明  |  2004年07月23日

前回レビューを書かせていただいてから1年半。この間幾度となく聴いてみて，やはり非常に優れた全集であることを再認識した。どの演奏も気力が充実し，音楽が淀みなく流れる。特に第1番〜第3番，第5番，第7番，それに第9番あたりは，カラヤン後年の録音さえ上回る魅力があるように思う。『田園』だけはもう少しゆったりと聴きたいが，テンポが速くても決して無造作な感じではない。それにしても第5番の凝集力の凄さ！ 録音の古さ以外，C・クライバー＆ウィーンpoに少しも引けをとらない。第9番第3楽章の叙情的な歌も本当に美しい。

 

belt  |  日本  |  不明  |  2002年01月16日

オケの気迫と技量、指揮者のテンションがすさまじい。 意外な感じもするが、5、9番がもっとも良い。録音は予想していたよりはずっと良好です。

 

N-gauge  |  東京都江東区  |  不明  |  2001年07月26日

H・V・カラヤンの3種のステレオ録音のなかでは、緊張感が最も高い。4番、田園ははつらつとし、爽やか。