マーラー(1860-1911)

CD 【中古:盤質B】 交響曲第3番 アバド&ウィーン・フィル

【中古:盤質B】 交響曲第3番 アバド&ウィーン・フィル

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  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城県  |  不明  |  2010年06月26日

    聴いていてウィーンフィルの合奏力に陶然とする。あのホルン。あのトロンボーン・ソロ!木管楽器の魅力的なことも無類。各楽章の終わらせ方の「決め」の良さは実に素敵だ。アバドの上手さなのだろう。最終楽章の和音のたなびき!会場ごと響ききっているようだ。ただ、何度聴いても眠くなる。夏の避暑地で気怠い余暇を過ごしているような。3回手に入れ、3回手放した。時々無性に聴きたくなる。また購入してしまうだろう。

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  • ★★★★★ 

    まこと  |  大阪府  |  不明  |  2010年02月03日

    10年かけてBPOをダメダメにしたアバドの演奏の中で、唯一僕が名演と思えるのがこの演奏だ。(アバドの魅力ではなくてVPOの魅力全開なのが一番の理由であるのだけど・・・)冒頭のホルンのテーマからして、大オーケストラを聴く醍醐味に満ち満ちている。音楽の持つテーマ性や精神性にはあまり興味ないけど、この豊潤な響き、何でもありの楽しさに、ベストマッチなのがVPOの響きだ。全曲の中でもとくに何でもありな第1楽章はもちろん、第2楽章の夢見るような叙情性や、第3楽章の本当に見事なA.ホラーのポストホルンなど、もうVPOのために創られたとしか思えない曲だ。残念ながら現在のVPOに、これだけの演奏が出来るとはとても思えないので、その意味でも貴重な記録といえる。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2010年11月14日

    だいぶ久々に聴きなおし。こんな見事な名演だったとは!!ウィーンフィルは剛と柔の両面を持つオーケストラですが、アバドは柔の特性を存分に生かして、静穏で美麗な演奏を完成させました。大管弦楽の咆哮もこの曲の魅力であり、その迫力もここには確かにありますが、それよりももっと深い世界の存在があることを気づかせてくれます。打楽器(特にティンパニ)の強打の不足にご不満の方々も多いようですが、でもこの曲、フィナーレにしても決して勝利の凱歌ではありませんよね。穏やかに、最高に満ち足りた気分で終わるアバドのこのアプローチ、私は素晴らしいと思います。そう言えば、ほぼ同時期のライヴがかつてFMで放送され、それはほとんどフェイドアウトに近い終わり方をしていました。それもまたよし。勇気と見識の現れのようにも思います。録音もよし。良いアルバムです。なお、このディスクについてはほめつつもアバドに対してはみなさん総じて批判(非難)が多いなあ〜。たまには誉め倒しましょうよ。

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  • ★★★★☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2008年11月14日

    両端楽章が、ややスカスカ? な感じがするが、中間4つの楽章はただただ最高! これほど美しいマーラーは聴いたことがない。 アバド以前のマーラーは、情念のドロドロや 激情の爆発などの方向性で解釈されることが一般的だった。 マーラー録音史において、アバドはマーラーを「古典」として品好く解釈しという意味でも、非常に大きな位置を占めると思う。

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  • ★★★★★ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2009年10月18日

    アバドのマーラーは旧盤のほうが自然体で好きです。 特に、この3番と5番は優れものです。 3番はマーラーの牧歌的なフレーズが美しく、 新盤のBPOにはスケール感でこそ劣りますが、 全曲を通じて統率力も卓越したものです。

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  • ★★★★★ 

    eroicca  |  不明  |  2008年03月26日

    98年の来日公演に酷似したBPOとの新盤は透明な響きと淡彩な響き、純粋な音楽性が美しいが、それにに比べると、当盤の方がテンポが遅く豊麗でロマンの香りが高い。惜しむらくは、レビューの諸氏が指摘している通り終楽章のコーダでのティンパニーが埋没した響きとノーマンの物々しいソロだ。

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  • ★★★★★ 

    saitaman  |  saitama  |  不明  |  2007年07月15日

    美しい。本当にそう思う。アバドとVPOの長所が、曲の特徴とピタリと一致している。まさにこういう曲なのだ。来日公演の大成功でBPOとの演奏の方が有名になったが、オーストラリアの美しい避暑地で作られたこの曲に似合うのはVPOとムジ−クフェラインのこの音色である。

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  • ★★★★★ 

    あにすと  |  東京都  |  不明  |  2007年04月23日

    2007のアバド・ルツェルンは3番だそうだ。今のところ録音、演奏ともにアバドの3番はこれが最高だ。ルツェルンは年を追うごとにレベルが下がっており(これは録音でも痛感する)アバド自身、この演奏を超えるのは難しいのではないか。 私はアバドのマーラーはVPOとの3、9。CSOとの7が最高だと思う。

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  • ★★☆☆☆ 

    コーキロマンハ  |  神戸市  |  不明  |  2005年10月16日

    終始肩に力が入り抒情性がどこかに飛んでいってしまってます。聴いていて疲れます。マーラーは西欧ドイツ系の指揮者では良い演奏がないように思います。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年07月10日

    アバドによるマーラーの交響曲第3番には、1999年のベルリン・フィルとの至高の超名演(ライヴ録音)が存在している。当該演奏は、アバドが大病にかかる直前のベルリン・フィルとの演奏であるが、アバドも、そしてベルリン・フィルもともに渾身の力を発揮した圧倒的な超名演に仕上がっていたと言える。ライヴ録音ということもあって、アバドの、そしてベルリン・フィルのコンディションもかなり良かったのではないかとも思われるが、いずれにしても、このベルリン・フィル盤と比較すると本演奏は若干不利な立場に置かれていると言わざるを得ない。しかしながら、私としては、ベルリン・フィル盤とは違った若き日のアバドならではの魅力のある素晴らしい名演と高く評価したい。第2番もそうであったが、第3番においても、若きアバドのエネルギッシュな指揮ぶりは実に凄まじい。とりわけ、第1楽章におけるトゥッティに向けて畳み掛けていくような気迫と力感は、圧倒的な迫力を誇っていると言える。また、第2楽章以降におけるアバドならではの歌謡性豊かな表現には汲めども尽きぬ情感が満ち満ちており、その歌心溢れる柔和な美しさには抗し難い魅力があると言える。もっとも、全体にバランスを重視するあまりピアニシモがいささか弱過ぎるきらいがあることや、終楽章においては今一歩強靭な迫力が欲しい気がしないわけでもない(とりわけ終結部のティンパニが弱いのが問題。本終楽章がベルリン・フィル盤と比較していささか劣っていると言える。)が、その壮麗な美しさは十分に魅力的であり、演奏全体に瑕疵を与えるほどのものではないと考える。そして何よりも特筆すべきはウィーン・フィルによる極上の美しい音色であり、とりわけ第1楽章におけるウィンナ・ホルンやトロンボーンソロの朗々たる響きや、第1楽章及び第4楽章におけるゲルハルト・ヘッツェルのヴァイオリンソロ、そして第3楽章のアドルフ・ホラーによるポストホルンソロは圧巻の美しさを誇っており、本名演に大きく貢献している点を忘れてはならない。若き日のジェシー・ノーマンによる歌唱も、本名演に華を添えていると評価したい。ウィーン国立歌劇場合唱団やウィーン少年合唱団も最高のパフォーマンスを発揮していると評価したい。

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  • ★★★★☆ 

    ギネス  |  横浜  |  不明  |  2005年09月20日

    BPOとの新盤は今視聴中ですが、大分このVPO版とは印象が違う感じがします。VPO版は優しい音色で良い演奏です。

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  • ★★★★☆ 

    温泉パパ  |  函館市  |  不明  |  2005年07月28日

    VPOの魅力充満。同コンビの4番と正反対で,このオーケストラらしい響きのする最後の録音(の一つ)では?特に1,6楽章でその魅力を味わえる。試金石である6楽章最終部の金管のコラールも素朴な響きながら平板にならず,静かな感動を誘う。ただ,大詰めのティンパニが弱すぎる。何で?アバド?それとも録音スタッフの責任?惜しい…!

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