あらすじとイラストでわかる資本論 なぜ格差社会ができるのか?マルクスが明らかにした資本主義のすべて! 文庫ぎんが堂

知的発見!探検隊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781670720
ISBN 10 : 4781670725
フォーマット
発行年月
2012年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
243p 15cm(A6)

内容詳細

不況はなぜ起こるのか。なぜ失業者や貧富の差が生まれてしまうのか。現代社会が抱える諸問題は、約150年前に、カール・マルクスの『資本論』によって明らかにされていた。資本主義の構造を徹底的に暴きながら、搾取される労働者を救うために執筆されたこの大著は、世界の政治・社会に大きな影響を与えた。本書は「難解」といわれる『資本論』全3巻の内容を、現代的な事例に置き換え、イラストや図解を交えながらわかりやすく解説する。

目次 : 1 マルクスの生涯、および『資本論』と現代社会/ 2 『資本論』を読み解く!(商品と貨幣/ 貨幣の資本への転化/ 絶対的剰余価値の生産/ 相対的剰余価値の生産/ 絶対的剰余価値と相対的剰余価値の生産/ 労働賃金/ 資本の蓄積過程/ その後の『資本論』)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ともブン さん

    春から大学の通信学部で経済を学ぶこととなり、マストであろう資本論を手に取った。本来ならオリジナルを読みたいところではあったが、あまりのボリューム感だったのでこちらの解説本にした。 マルクスは現在の資本主義社会が抱えている経済成長の問題点や労働者問題を鋭く見通していたことに驚いた。しかし労働者を搾取するような制度を国が主導して作り上げていたことに驚愕。…国家の目指す先とはなんだったのだろうか? 今や富国強兵の時代は終わった。国家はこの終わりない経済成長を見直し、救われるべき多くの国民に目を向けるだろうか?

  • Ken39 さん

    資本論のエッセンスがわかりやすく書いてあった。原典で挫折したので参考になった。資本主義社会は、生産性を高め、市場に商品が増え、消費が追いつかなくなることで、恐慌が起きる、との説は興味深い。

  • なまこ さん

    よく聞くけど読む気にならなかった資本論をざっくりと知ることができた。 第二篇までは定義が多く特に難解ではあったが、各章(4ページ毎)のまとめイラストがよくまとめられていて理解しやすかった。 ラストでは資本主義の終焉が予測されており、当時と現代の違い(ネットやメディアの普及など)を考えながら読むと面白かった。 大学の一般教養の講義でも役に立ったので丁度良いレベルだと思う。

  • 薬屋 さん

    あまりにも難解な資本論。これなら読めるかもと思いチャレンジ。 恐らく真髄は理解できてなかろうが、資本論に触れる事ができた。 そしてこの本の知識はプロレタリアートにとっては毒になるでしょう。。 私が昭和初期にマルクス主義と出会っていたら、きっと学生運動に参加してしまっていたと思います。そのくらい労働者と資本家の関係に斬新なメスが入った概念でした。

  • 元気ハイター さん

    それぞれの章ごとに、あらすじ2p、解説2pで分かりやすく簡潔にまとめられている。これを読むと現在の非正規雇用の問題等が150年前にマルクスによって予言されていたことに驚くことだろう。労働者はいかように搾取され、等価交換原則の中で資本家がどのようにして利潤を生むマジックを行うか等、労働者として生きていく我々にとって学べることは多い。マルクスの予言通りにいけば、我々労働者による変革の時が近いというが…はたして今後世界はどう動いていくだろうか。

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