医療保険制度の再構築 失われつつある「社会保険としての機能」を取り戻す

西沢和彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766427073
ISBN 10 : 4766427076
フォーマット
発行年月
2020年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;20

内容詳細

受益と負担のバランス回復を!日本が世界に誇る「国民皆保険」制度も、形骸化が進み、それを維持するための財政基盤もいまや風前の灯!国民の暮らしと健康を守れる公的医療保険制度を、どのように次世代へとつないでいくか。データとエビデンスを精査・駆使してこれからの医療保険財政と医療提供体制のあり得べき姿を模索する意欲作。

目次 : 第1章 わが国の医療保険制度/ 第2章 医療保険財政の危機/ 第3章 働き方の変化が医療保険に迫る変革/ 第4章 国民健康保険はどこへ向かうのか/ 第5章 高額医療費の登場と薬剤費統計/ 第6章 社会保険としての医療保険

【著者紹介】
西沢和彦 : 1965年生まれ。89年、一橋大学社会学部卒業、三井銀行入行。98年より(株)さくら総合研究所環境・高齢社会研究センター主任研究員。2001年、(株)日本総合研究所調査部主任研究員。2002年、法政大学修士(経済学)取得。社会保障審議会年金部会委員、社会保障制度改革国民会議委員等を歴任。現在(株)日本総合研究所調査部主席研究員。主著に『年金制度は誰のものか』(日本経済新聞出版社、2008年、日経・経済図書文化賞)、『税と社会保障の抜本改革』(日本経済新聞出版社、2011年、日本公認会計士協会学術賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 乱読家 護る会支持! さん

    一番医療費を使う高齢者が、一番支払い能力が低く、その支出と収入のアンバランスを、現役世代が支払う構造になっている。 ゆえに、少子高齢化の影響を、受けやすく、将来破綻の可能性が高いのが健康保険である。 今はまだ厚生年金の方が保険料率が高いが、今のままでいくと健康保険料率の方がいずれ高くなってくると僕は予想している。 これ以上、現役世代の保険料を上げれなくなると、支出すなわち医療費を下げざるを得なくなる。高齢者の終末期医療や、延命しても長くは生きられない高齢者の癌の治療費は、抑制していかざるを得ない。

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