総合研究 日本のタクシー産業 現状と変革に向けての分析

太田和博

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766424393
ISBN 10 : 4766424395
フォーマット
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
384p;21

内容詳細

運賃設定や規制緩和による供給過剰に加え、ドライバーの不足や高齢化、過疎地における最後の足としての役割、安全・安心の担保、IT化の進展、ライドシェアの脅威まで、ハイタク業界に存在する問題は広範にわたる。実態と課題を把握し、会社経営、法制度、運輸行政、公共経済学など、多面的視点から包括的に解説した決定版!

目次 : タクシー産業:低迷と混乱、そして変革/ 第1部 実態把握編(わが国のタクシー産業の現状と背景/ 東京のタクシーの現状と背景/ 都市部のタクシーの現状と背景/ 地方部・過疎地のタクシーの現状と背景/ 諸外国のタクシー市場と政策)/ 第2部 現状分析編(タクシーの需要はなぜ減っているのか/ タクシー事業の供給構造/ タクシー労働をめぐる問題/ 個人タクシーと法人タクシーの共存)/ 第3部 政策分析編(タクシー事業はどのような法律によって規制されているか/ タクシーの機能と役割/ タクシーの台数はどう適正化されるのか/ タクシー運賃の攻防)/ 第4部 政策提言編(日本のタクシー政策はなぜ歪むのか/ 「一律政策」をやめよ/ 政策決定は地域主導でなければならない)

【著者紹介】
太田和博 : 専修大学商学部教授。1960年生まれ。83年慶應義塾大学商学部卒業、88年同大大学院商学研究科博士課程単位取得満期退学。91年商学博士号取得(慶應義塾大学)。慶應義塾大学総合政策学部助手、東京電機大学理工学部助教授、専修大学商学部助教授を経て現職

青木亮 : 東京経済大学経営学部教授。1967年生まれ。90年学習院大学経済学部卒業、95年慶應義塾大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。富山大学経済学部助教授、東京経済大学経営学部准教授などを経て現職

後藤孝夫 : 近畿大学経営学部教授。1975年生まれ。2000年慶應義塾大学商学部卒業、06年同大大学院商学研究科博士課程単位取得退学。09年博士(商学)取得(慶應義塾大学)。九州産業大学商学部専任講師・准教授、近畿大学経営学部准教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    #感想歌 ライドシェア乗合自動車同方向相乗り推進仕組み大切 企業向け送迎自動車有効に利用するため仕組み必要

  • koji さん

    タクシー産業と言えば、古くさくて胡散臭イメージがつきまとっています。「雲助」やら「居酒屋タクシー」やら。私は不当に貶められていたと思いますが、それも強力規制業種ということが背景にあります。しかしタクシーにも黒船がきました。ライドシェア大手ウーパです。しかもそこには「ICT 」と「シェア」という2つの潮流が横たわっていま す。さてタクシー産業はその波を乗り越えて情報武装化されたクルマ産業になれるでしょうか。著者の結論は悲観的です。自動運転になると産業が消滅すると言います。でも私はもう少し希望を持ちたいですね

  • takao さん

    p.1 1990年代からタクシーにも規制緩和、競争導入の潮流が押し寄せ、幅運賃の導入や参入規制の緩和などが行われた。大きな節目は、需給調整規制を撤廃した2000年道路運送法が2002年に施行されたことである。 p.2 結果として、大都市部を中心に供給過剰による弊害が無視できなくなった。2009年のタクシー適正化活性化特別措置法および2013年の同法の改正は規制緩和の弊害を除去するためのものである。

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