高度経済成長は復活できる 文春新書

増田悦佐著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166603893
ISBN 10 : 4166603892
フォーマット
出版社
発行年月
2004年07月
日本
追加情報
:
18cm,228p

内容詳細

あの黄金時代は必ず戻ってくる。様々なキーワードを軸に、独自の視点から日本経済を振り返り、古き良きあの高度成長を殺したのは誰だと告発しながらも、人を大都市圏に集めれば復活できると提言する。

【著者紹介】
増田悦佐著 : 1973年一橋大学経済学部卒。同大学院経済学研究科修士号取得。ジョンズ・ホプキンス大学大学院経済学部・歴史学部博士課程修了。ニューヨーク州立大学バッファロー校経済学部助教授、ユニバーサル証券、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券を経て、現在はHSBC証券のシニア・アナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぶらり さん

    池田先生いわく、今流行の「デフレの正体」を読む前にこの本。70年代の高度経済成長後期の政治経済情勢を「田中角栄の政治手法」を軸に判りやすく解説。田中角栄の「弱きを助け、強きをくじく」分配論が高度成長の終焉に止めを刺したというストーリー展開はダイナミック!が、人に責任を押付ける思考では未来思考は無理。6章は貧弱。資本主義システムにおける地域間格差は古くからの「問題」で実は処方箋もある!土地税制を利用基準に革新するのだ。インフラ整備の恩恵が地主の不労所得になる仕組みは格差の根源。劇薬要注意だが…役人頑張れ!

  • Kentaro さん

    地方から都会への合理的な集中が行われず、経済は成長から衰退に下降し、環境も企業や工場の地方進出で公害も全国に拡がってしまった。 都市化は過疎化を生み、悪いことととらえる向きが多いが本当はそうではない。都市化こそ経済発展のもとであると強調した一冊でした。 本書は田中角栄の金満体質ではなく、共産主義的富の不正分配が悪であると主張した珍しい主張だなと感じました。

  • greenman さん

    本書のタイトルからとても前向きな経済論が本書の中心かと思えば、戦後経済の中でも特に高度経済成長期についての分析といった内容で、なぜ高度経済成長があったかという問いよりなぜ高度経済成長が終わってしまったかを中心に描いている。その犯人は田中角栄で、彼は資本主義を強い者は我慢して、弱いものに分け与えることだと信じていたが、それは社会主義的な思想だった。また「利権経済」や「特定財源」を認めることで、革命を成し遂げたが、その結果政治家・官僚や弱者の顔をした地方自治体が現れて「利権」を吸い取る状態になってしまった。

  • complexmachine さん

    弱者保護という耳当たりの良い言葉が,いかに日本を狂わせているか。「金の為にあくせく働くことは尊いことではなかったか」

  • ガクガク さん

    角栄の日本列島改造政策が高度成長を止めてしまったって本当?

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人物・団体紹介

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増田悦佐著

1949年東京都生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修了後、ジョンズ・ホプキンス大学大学院で歴史学・経済学の博士課程修了。ニューヨーク州立大学助教授を経て帰国、HSBC証券、JPモルガン等の外資系証券会社で建設・住宅・不動産担当アナリストなどを務める。現在、経済アナリスト・文明評論家として活躍中(本デ

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