IT革命の虚妄 文春新書

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166601486
ISBN 10 : 4166601482
フォーマット
出版社
発行年月
2001年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,206p

内容詳細

「IT社会」の甘い夢にネコも杓子も酔っている。今こそ夢の裏にある厳しい現実を暴かなければならない。具体例に基づいた鋭い警告。

【著者紹介】
森谷正規 : 1935年、朝鮮生まれ。東京大学工学部卒業。日立造船、野村総合研究所、東京大学先端科学技術研究センター客員教授などを歴任後、現在、放送大学教授。専攻は現代技術論。著書に『日本・中国・韓国産業技術比較』(東洋経済い新報社、大平正芳記念賞受賞)、『文明の技術史観』(中公新書)、『21世紀の技術と社会』(朝日選書)、『アメリカと違う日本のIT革命』(毎日新聞社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Naota_t さん

    ★3.0/個人PCが一般家庭にも普及し始めた2001年上梓。題名の通り、著者はITに懐疑的だが、完全に将来を見る目がなかった、と言わざるを得ない。「IT万能論が蔓延っているが、踊らされてはいけない」(p183)が彼の考えを凝縮している。孫正義や安宅和人が本書を読めば鼻で笑うだろう。EC販売は一般に広まらない、ITの経済影響はすぐに頭打ち、財布からお金を出すのは気持ちがいいのでキャッシュレスは普及しないなど、結果論で恐縮だが、著者が「虚妄」としか見えない。当時の考えを知るには、本書も価値があるかもしれない。

  • yes5&3 さん

    再読。AI,IT,5Gで世の中が大きく変革すると言われている2020年に20年前のIT革命はどうだったかの振り返り。Amazonはeコマースにしては中抜きしていない、と投資家に疑いを持たれている。倉庫を保有する、物流に参入するのは魅力がない。ソフトバンクはベンチャーキャピタルとして評価されているP154。通信事業会社ではない。将来を見渡せる経営者の慧眼には投資家の理解は及ばない、ということ。残念なのはiモード。スマホがない時代に、充電の手間を日本は気にし過ぎた。

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