CD

ライプツィヒ時代のバッハ〜後期オルガン作品集 松居直美(2010)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CMCD28223
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

松居直美による大バッハ円熟期の珠玉作品集

日本を代表するオルガニスト松居直美の最新アルバムは、ドイツの名オルガン製作者ヨハン・ヨアヒム・ワーグナーによるオルガンで演奏するJ.S.バッハ作品集です。ノルウェー第3の都市トロンハイムに建つ壮麗なニーダロス大聖堂のバロック様式オルガンは、18世紀中頃に製作された名オルガン。バッハ後期に作曲されたオルガンの名曲が名オルガンの荘厳な音色で大聖堂に響き渡ります。オルガニストとしてさらなに円熟味を増した松居直美の演奏は、聴く手の心に神聖な光を投じます。(カメラータ)

【収録情報】
J.S.バッハ:
・プレリュードとフーガ ホ短調 BWV548
種々の技法による6つのコラール(シュープラー・コラール集)
・目覚めよ、とわれらに声が呼びかける BWV645
・私はどこに逃れゆくべきか BWV646
・ただ神の御旨に従う者は BWV647
・私の魂は主をあがめ BWV648
・ああ、私たちのもとに留まってください、主イエス・キリストよ BWV649
・イエスよ、あなたはいま御空より下り BWV650
・プレリュードとフーガ ロ短調 BWV544
・カノン風変奏曲「高き御空よりわれは来たり」 BWV769a
・プレリュードとフーガ ハ長調 BWV547

 松居直美(オルガン)

 録音時期:2010年10月
 録音場所:ノルウェー、トロンハイム、ニーダロス大聖堂
 録音方式:デジタル(セッション)

【松居直美(オルガン)】
国立音楽大学オルガン科、同大学院修了。西ドイツ国立フライブルク音楽大学の国家演奏家コースを卒業。在学中から国内外のコンクールで優勝。帰国以来、オルガンの新しい可能性を追求する一方、リサイタル、主要オーケストラ、外来オーケストラとの共演も多い。FM録音やラジオ、テレビ出演などその活動は多岐にわたる。また、アジア、ヨーロッパでも活発に活動の幅を広げている。日蘭通商400年記念事業(2000年)、イギリスにおけるジャパン・イヤー(2001年)の行事などに参加。2001年秋、文化庁海外特別派遣生としてオランダで研修。ソニー・レコードその他より多数のCDをリリース。
 1993年より所沢市民文化センター・アドヴァイザー、2004年よりミューザ川崎シンフォニーホール・アドヴァイザーとして、オルガンの企画、啓蒙活動にも積極的に取り組む。日本キリスト教団小金井教会オルガニスト。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。

内容詳細

フライベルクの聖ペトリ教会における新録音。バッハ後期の傑作BWV547など松居らしい壮麗な演奏が聴けるが、ここでは6曲のコラールに注目したい。ジルバーマン・オルガンとしては比較的コンパクトなこの楽器ならではの響きが、いわく言い難い滋味を醸成する。(彦)(CDジャーナル データベースより)

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メインのプログラムは3曲の「プレリュード...

投稿日:2011/06/24 (金)

メインのプログラムは3曲の「プレリュードとフーガ」で、もちろんこれもおもしろかったが、1番興味を持ったのは、カノン風変奏曲で、一般に演奏される出版譜BWV769ではなく、自筆譜BWV769aの曲順に基づいて弾かれている。バッハのオルガン曲の構造を研究された結果なのだろう。ひとつ不思議なのは五番目の変奏曲で、不協和な平行音程が聞こえる。もちろん楽譜には無いはずの音で、パイプが鳴っているのだと思う。 オルガンはヨハン・ヨアヒム・ワグナーによるもので、ジルバーマン・オルガンとしては比較的小さなものだろう。音質は、響きはあるが尾を引かず、音の濁りが少なく、低音も含めて音の動きが明確にわかるのがすばらしい。ショップスCMC-525Uによるペアマイク録音。タスカムHD-P2により24bit 88.2KHzで録音された。プロデューサーは井阪紘、エンジニアは高島靖久である。

colourmeister さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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