ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD

Sym.8: Walter / Columbia.so

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SRCR2331
組み枚数
:
1
:
日本
オリジナル盤発売年
:
1987
フォーマット
:
CD

内容詳細

ワルターの新たなマスタリングのシリーズは一部に刺激的な音質ともいわれるが、このディスクに関しては高音にエネルギーが集中しているが聴き難さはない。全体に明るい色で冒頭のチェロからフィナーレの一撃までワルターらしい歌に満ちあふれた演奏。(純)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 交響曲第8番ト長調
  • 02. 大学祝典序曲

総合評価

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ドヴォルザークの交響曲は、ドイツ音楽を得...

投稿日:2010/07/06 (火)

ドヴォルザークの交響曲は、ドイツ音楽を得意とした巨匠ワルターとしてはめずらしいレパートリーである。同時代の巨匠フルトヴェングラーにとってのチャイコフスキーの交響曲のような存在と言えるかもしれない。しかしながら、そのようなことは感じさせないような老獪な名演に仕上がっていると言える。同曲に特有のボヘミア風の自然を彷彿とさせるような抒情的な演奏ではなく、むしろ、ドイツ風の厳しい造型を基本とした交響的なアプローチだ。それでいて、いわゆるドイツ的な野暮ったさは皆無。ワルター特有のヒューマニティ溢れる情感の豊かさが、造型を意識するあまり、とかく四角四面になりがちな演奏傾向を緩和するのに大きく貢献していると言える。とりわけ感心したのは終楽章。たいていの指揮者は、この変奏曲をハイスピードで疾風のように駆け抜けていくが、ワルターは、誰よりもゆったりとした踏みしめるような重い足取りで演奏。そのコクのある深みは尋常ではなく、この曲をはじめて聴くような新鮮さを感じさせる。正に、老巨匠ならではの老獪な至芸と言えるだろう。DSDリマスタリングについては、弦楽については鮮明さを維持しているものの、金管楽器がややきつめに響くところがあり、一長一短というところかもしれない。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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少なくともワルターにとってドヴォルザーク...

投稿日:2010/01/23 (土)

少なくともワルターにとってドヴォルザークが主レパートリーとは言えない状況で1961年にこの第8交響曲を1959年の新世界交響曲に続けてコロンビアSOと収録しております。この第8交響曲にはワルターで1947年NYPとの録音等しか残っていないだけでも何となくわかります。さて、本演奏第1楽章、やさしくワルターらしくスタートします・・・やがて突っ込みが入りフルートを際立たせ弦の大きい幅でのアクセントや終わりの縁取りの管楽器とティンパニーの扱いに「粗野さ」を出そうとしているのかも・・・この演奏では一番納得させられた楽章。第2楽章もワルターの範囲内の演奏でパノラマを思わせるようによく歌っています。第3楽章出だし結構勢いがあるのですが段々コロンビアSOらしい・・・それとも録音独自から・・・音色で高音が気になってきます。第4楽章は変奏曲処理なのですがテンポはゆったり目時にはせっつく様なテンポのゆらぎ・・最後は大波を打って大団円。結局演奏タイムは@9’59A9’16B5’57C10’10となりますが私はやはり後半のややダレ気味というかムラと思わせる演奏が気にはなりました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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意外や意外。一度聴くとワルターが基準にな...

投稿日:2009/11/23 (月)

意外や意外。一度聴くとワルターが基準になってしまいました。 何度聴いても聴きあきない。良い物です。

八反35号 さん | 広島県 | 不明

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