CD

Sym.9: Walter / Columbia.so

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SRCR2324
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

ワルター晩年の名演。ひとつひとつのフレーズを慈しむかのように心を込めて歌い上げるワルターのブルックナーに、もう言葉などいらない。20ビットマスタリング、PDLS採用は日本盤だけだとか。この音質がいい。弦のかすかなうごめきまでクッキリ聴きとれる。(長)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 交響曲第9番ニ短調

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
3
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
最晩年のワルターが、ブルックナーの最も深...

投稿日:2010/06/20 (日)

最晩年のワルターが、ブルックナーの最も深みのある第9の録音を遺してくれたのは何と言う幸せであろうか。第4や第7もなかなかの名演であったが、この第9も名演の名に相応しい出来であると考える。第4や第7では、テンポの動かし方やとりわけスケルツォ楽章におけるトリオでの超スローテンポなど、ブルックナー演奏の定石からするといささか異質な後期ロマン派的解釈も散見されたが、この第9に限っていうと、そのような箇所は殆どなく、インテンポによる確かな足取りで、この深遠な交響曲を重厚に、そして荘重に描き出していく。優美な第7と比較すると、ワルターの芸風に必ずしもマッチする交響曲とは言えないと思うが、これほどの深みのある名演に仕立てあげた点はさすがは巨匠ワルターというほかはない。残念なのは、コロンビア交響楽団の演奏の拙劣さ。金管楽器は、録音のせいも多少はあるのではないかと思うが、無機的な力づくの吹奏を行っている点が散見される。特に、最悪なのは終楽章のワーグナーチューバの品のなさ。ここは何とかならないものであろうか。終結部のホルンもイマイチだ。しかしながら、演奏全体としては、名演との評価を揺るがすほどのものではないと考えておきたい。DSDリマスタリングは、例によって、ややきつめの硬い音質が少々気になった。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

0
★
★
★
★
★
1959年コロムビアSOとの収録、丁寧なテンポ...

投稿日:2009/06/12 (金)

1959年コロムビアSOとの収録、丁寧なテンポ運びで58分というタイムも過不足がありません。学生時代1962年日本コロンビア製のLP国内盤(本盤ジャケットと同じデザイン)でこの演奏を・・と言うよりブルックナー第九を初めて聴いた時の感動は忘れもしません。決してこのオーケストラは所謂重厚な音色ではなく録音のせいでもあり寧ろ少し甘ったるいサウンドは当時今よりもっと初心者だった私には分り易く更に曲そのものの厳しさが逆にマイルド化され・・・結局指揮者ワルターの「なせる業」と分かって来るのは後年他演奏の多くの盤を聴いた後のことでした。現在でも新規に購入する他盤を聴く時は本盤演奏とどうしても比較する「癖」がつくほど私にとっては本曲演奏のスタンダードであります。

0
★
★
★
★
☆
US盤('04年発売)との比較であるが、国内盤(...

投稿日:2009/01/03 (土)

US盤('04年発売)との比較であるが、国内盤('99年発売)の方が録音レベルが大きく、管楽器・弦楽器とも細部まで明瞭に聴く事が出来る。但しこの国内盤、かなり高音域が強く聴き疲れするので1日に何回もは聴けない。演奏はもちろん素晴らしく、ワルターの偉大さを再認識する事が出来る。

シゲ さん | 佐世保 | 不明

0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

プロフィール詳細へ

ブルックナー (1824-1896)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品