ベートーヴェン(1770-1827)

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Hi Quality CD

交響曲第9番『合唱』 ラトル&ウィーン・フィル

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE90166
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Hi Quality CD

商品説明

サイモン・ラトル EMI専属契約30周年記念リリース!
初HQCD化12タイトル登場!

ラトル&ウィーン・フィル/ベートーヴェン:交響曲第9番

録音専属契約を持つ指揮者は多くありませんが、サイモン・ラトルは、2010年11月にEMIクラシックスとの専属契約30周年を迎えます。これまでの30年間で行った録音作品は、250を越えています。ラトルのベルリン・フィルとの時代が始まる以前を辿るにふさわしいラトルの名盤、ラトルが音楽界に新しいページを投げかけてきた意義のあるアルバムを選定して初HQCDリリースします。
 ベートーヴェン交響曲全集からの1枚ですが、日本ではこのディスクのみが先行発売され大絶賛を博しました。長年(20年間)に渡り育て上げたバーミンガム市交響楽団合唱団を配したのも成功因の一つで、この威力が力溢れた演奏に、さらなる厚みを加えています。
「合唱団はさすがにラトルの音楽をよく体現しており、発音や音色の変化、心の表出がすばらしい/伴奏のオーケストラともども脂っこい力唱、力奏が目立つ」レコード芸術2003年5月号・宇野功芳
「ラトルの鋭い読みとともに、深く豊かな想念が随所にあらわれている。みずみずしい感性による創造的な解釈と演奏である」同年5月号小石忠男
 人を育て上げ、音楽を大切にしながら、そこに新風を注ぐ。ラトルの神髄のすべてがここに。(EMI)

【収録情報】
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』
 バーバラ・ボニー(ソプラノ)
 ビルギット・レンメルト(コントラルト)
 カート・ストレイト(テナー)
 トーマス・ハンプソン(バリトン)
 バーミンガム市交響合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 サイモン・ラトル(指揮)

 録音時期:2002年5月
 録音場所:ムジークフェラインザール、ウィーン
 録音方式:デジタル(ライヴ)

内容詳細

ベルリン・フィル芸術監督のラトルは、ウィーン・フィルとも良好な関係にあり、ベートーヴェンの交響曲全集の録音を担った。その中から白眉というべき躍動感に満ちた新鮮な「第9」をHQCD化。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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ラトルの超名演にして「第9」の超名演です...

投稿日:2013/08/03 (土)

ラトルの超名演にして「第9」の超名演です。 随所に巨匠のような表情が見られ、また随所にラトルならではの個性が光ります。 第一楽章はゆったりしたテンポで巨匠風です。それでいて細部に渡って表情がつけられていて決して飽きさせません。 聴きどころはたくさんありますが、再現部での大迫力!この凄絶さはプレートルかラトルか!?です。 スケルツォも聴きごたえ十分です。 面白いのは冒頭は模範的なテンポなのに、再現部はフルトヴェングラーのような大きな表情をつけているところです。 ラトルの即興風の演奏は侮れません! 第三楽章に入ると、また巨匠風のスローテンポで音楽の魅力を十全に聴かせます。 そしてフィナーレは驚きの連続です! 合唱部分でも強弱を自在につけて驚かせますし、ピッコロを浮かせるためにオケも合唱もあえて弱めて効果を発揮したり、 芸が細かく、また存分に物を言っています。 しかし何と言ってもプレスティッシモに至る直前の加速!! これはまさに「第9」の結尾部の三大ビックリです!フルトヴェングラー、メンゲルベルク、そしてラトルです。 私は発売日にラトル盤を購入しましたが、初めて聴いた時のドキドキ感は未だに褪せる事がありません! フルトヴェングラーに次ぐ名盤です。

ミック さん | 千葉県 | 不明

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 第1-3楽章は遅めのテンポで,細部まで丁...

投稿日:2012/11/11 (日)

 第1-3楽章は遅めのテンポで,細部まで丁寧な印象.第4楽章では,意外なパートを強調したり,無視されがちな楽譜指示を厳守するのに驚く.VPOは技術的にパーフェクトで,録音も弦楽器と合唱をよく捉えていて優秀.  終結部マエストーゾでは指定テンポを採り,直後のプレスティッシモへの繋がりもごく自然.

ケニチ さん | 愛知県 | 不明

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最初に聞いたときはそりゃもう笑い転げまし...

投稿日:2012/08/19 (日)

最初に聞いたときはそりゃもう笑い転げましたよ、最後の「合唱」パートで。なんじゃこれわぁぁぁぁぁっ!ゲラゲラゲラって。で、ことあるごとに知人に聞かせたりしてますと、なんだか擁護派に変わってきました。我々は歓喜というエネルギーの発露を一つの枠にはめてしまってこの曲を聴いてしまってきたのではないか?まるでメッセージのように響き、かつ乱高下・出し入れ自在なこの機動力は全くただ者じゃないですよ。ライブだということで歌い終わった後はさぞかししてやったりな気分だったんじゃないでしょうか。客の方があっけにとられていそう。ベートーヴェンが聞けたならどう思ったかな?革命児だからなぁ、でも気むずかしそうでもあるしなぁ・・・。などなどいろいろ想像すると楽しいデス。 ★★ 少々話が飛んで恐縮ですが、マーラーの3番でバーンスタイン・ニューヨークフィル盤で5楽章の少年合唱団が”ビ!ムバ!ム”とbの音を乱暴に発声していたのを最初に聞いたとき、なんだふざけてるのか!と即叩き売ったことを思い出した。当時の私はアバド・ウィーンフィル盤のウィーン少年合唱団の”ビィムバァム”とまろやかに歌うものを良しとしていたのです。でも、天使だからって大人の価値観に沿った美しさを表現してくなくちゃいけないわけでもなく、むしろ無垢で無邪気な天使たちががんばっているバーンスタイン盤が次第に好きになっていきました。★★ ラトルもヤンチャなところがあったわけですし、ウィーン(マーラー3番に立ち返るとアバドはアバドを全うしたわけでございます。笑)でやってしまえたことはやはりすごいと言わざるを得ません。音楽って創造物なわけですが、ことクラシックに関しては規範性が強いとでも言いましょうか、なにやら窮屈になってしまうことがままあります。ヤンチャなラトル。楽しむことにいたします。(笑)

みたけ さん | 不明 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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