CD

Sym.7: Rattle / City Of Birmingham.so

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE55502
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

ベルリン・フィルの芸術監督となって、間違いなく21世紀型マエストロへの成熟を予見させるラトルが96年9月に録音した彼の最初期のブルックナーだ。あたかも神秘の衣をまとったかのような、かつてのこの作曲家の定番解釈とは一線を画したような冷徹な視線が感じられる。(篁)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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これ、隠れた名盤だと思う。今では特に新し...

投稿日:2012/09/19 (水)

これ、隠れた名盤だと思う。今では特に新しい演奏スタイルではないけれど、このバランス感はやっぱりうまいなあと思う。ブルックナーが苦手という人にぜひ薦めたい。ラトルというと妙なイメージがつきまとっていてその名前がクレジットされるだけで拒否反応を示すような人も少なからずいるみたいで、その気持はわからなくもないけど、彼は基本的には音楽をまとめる能力が大変高く器用(それが災いすることもある)。その実験意欲が裏目に出過ぎなければ、ウィーンPとのベートーヴェン(交響曲、ピアノ協奏曲)とかベルリンPとのブラームスの交響曲のような、むしろ保守層からみても真っ当で素晴らしい演奏をしてくれる。 そしてこれもそのひとつ。バーミンガム市響の独特のみずみずしく美しい音色を活かして、自然なアーティキュレーションやアゴーギグを採用し、音楽をよどみなく運んでくれるからなんともいえず心地が良い。この作曲家は要所要所で音楽の流れが切れるのだが、この演奏ではその接続も違和感をほとんど感じさせないくらい肩の力が抜けている。かと言ってプレートルのようなノーブルと軽妙洒脱の妙をきかせるものではない。あくまで巨大さを解体せず、そのうえでメリハリを設計していて、つい何度でも聴きたくなる。録音も、このコンビのときはEMIはなかなかよい仕事をする。 実はかつてまだブルックナーをよくしらなかったころ、iPodで繰り返し聴いてこの作曲家のよさに気づくことができた、そんな思い出深いディスクでもある。あえて満点をつけたいと思う。 ただどうもHMVの日本語検索ではひっかからないようだし、amazonではレビューはあれど在庫がない。HMVでもそろそろ廃盤か?最近はラトルの旧譜が投げ売られているがついでに再発(?)してみてほしい。

ダルマ人間 さん | 茨城県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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