CD

Sym, 4, : Klemperer / Po

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE3447
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

第4のほうが第7よりも3年あとの録音で、音はこの第4のほうが鮮明だ。ただ演奏は、かなり平板に流していく感じなので、第7のほうが抵抗無くきける。金管の扱いも他の指揮者のものと比べて独特。第4には改訂版からの引用もあった。一応ノヴァーク版。(渡)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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4.5

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なかなかに興味深い演奏であります。テンポ...

投稿日:2012/04/24 (火)

なかなかに興味深い演奏であります。テンポは快速、なんたって60分で全曲が終わっちゃう。鈍重さは微塵もない。いかにも往年のドイツの巨匠のブルックナーらしく、金管群は大咆哮。実に輝かしい、イギリスのブラス。一方で弦は実にしなやかによく歌う。表現力において金管に伍しております。クレンペラー、ここでは金管の扱い方が実に巧妙で、グループの中でのバランスも絶妙だし、また、対位法的な部分ではいかにも立体的な鳴らし方(かけあい)のように処理されて、実に面白く聴きました。なるほど、クレンペラーさん、すごい人だなあ。大いに感服いたしました。スケール雄大とか、逆にしっとりとか、そういうタイプではありませんで、むしろ意外にこれがスタンダードっぽい路線なのかもしれません。録音は優秀。レンジはやや狭いながら、鮮烈な響きがしっかり伝わってきて、不満ありません。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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BRSO盤に比べるとやはり落ちるが推進力にみ...

投稿日:2011/07/02 (土)

BRSO盤に比べるとやはり落ちるが推進力にみちたユニークな演奏。録音は古いが良好でクリアー。全体的にシャキッとして透明感のある響きで、特に金管なんかは思い切りバリバリ吹き鳴らしてうるさい程だがどこまでも清潔。弦、木管はさらに透明度高いが、なんだかモコモコしてスッキリしないティンパニが惜しい(バイエルン盤はその点でも不満無し)。

ワレンペラー さん | 広島県 | 不明

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クレンペラーとしてはやや早めのインテンポ...

投稿日:2010/01/25 (月)

クレンペラーとしてはやや早めのインテンポによる演奏であるが、マーラーなどとは異なり、随所に見られる金管のアクセントの強烈さなど、若干の違和感を感じる箇所が散見されることは否めない。他方、さすがと言えるような感動的な箇所も見られ、その意味で、功罪半ばする演奏ということが言えるかもしれない。例えば、第3楽章を例にとると、ホルンによる第1主題を明瞭に演奏させているのは大正解。演奏によっては、ここを快速テンポで曖昧模糊に吹奏させている例もあり、それでは第3楽章の魅力が台無しになってしまう。しかし、この第1主題の展開部に向けての盛り上がりがあまりにも大仰なのだ。特に、トランペットのアクセントがあまりにも強烈すぎて、朝比奈やヴァントの名演に接してきた者(もちろん、これらの演奏が絶対と 言うつもりは毛頭ないが)からすると、どうしても違和感を感じてしまう。トリオに入ると、テンポを少し落として抒情豊かな至芸を見せるが、ここは実に感動的で、クレンペラーの偉大さを感じる箇所だ。このように、第3楽章一つをとってみても、評価がなかなか定めにくいのが正直なところである。しかしながら、60年代のはじめという、ブルックナーがあまり一般に受容されていない時期に、これだけの水準の演奏を成し遂げたのは評価すべきであり、その意味において、本演奏を佳演と評価するには躊躇しない。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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