DVD

ニューイヤー・コンサート2006 マリス・ヤンソンス

New Year's Concert

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCBG1134
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
DVD
その他
:
ライブ盤

商品説明

世界でもっとも注目される演奏会、ウィーン新春の名物「ニューイヤー・コンサート」。2006年はマリス・ヤンソンスが登場、これまで「ニューイヤー」を指揮してきた歴代の巨匠たちの系譜にその名を連ねることとなりました。
 ヤンソンスは現在、コンセルトヘボウ管弦楽団とバイエルン放送交響楽団という、ヨーロッパ有数の実力を誇る2大名門オケを率いて充実した活動を展開、当代随一の実力と評価も高い超売れっ子指揮者であることはご承知のとおり。

 そのヤンソンスが指揮したニューイヤー・コンサートは、いかにもヤンソンスらしい力強くキリっとした音楽と、ウィーンならではの柔和な叙情性のどちらもよく生かされたもので、第2ヴァイオリンを右側に置いた楽器配置ゆえの立体的かつ引き締まったサウンドも実に魅力的。中でも『憂いもなく』『ハンガリー万歳』『狂乱のポルカ』などといった速めの曲では、ヤンソンスならではのテンションの高いスピード感が見事なものでした。
 選曲も練り上げられており、ワルツ、ポルカのバランスの良さに加え、モーツァルト生誕250周年にちなんで『フィガロの結婚』序曲と、ワルツ『モーツァルト党』がとりあげられていたのも印象的。この『モーツァルト党』は、『魔笛』と『ドン・ジョヴァンニ』の有名旋律を引用素材としたもので、最後の『魔笛』序曲のパロディは特に聴きものでした。引用といえば、『芸術家のカドリーユ』はさらに盛りだくさんで、メンデルスゾーンの結婚行進曲や、ラ・カンパネッラ、魔弾の射手、魔笛、モーツァルトの交響曲第40番、ベートーヴェンのトルコ行進曲といった当時の演奏会での人気作品のメロディが次々にあらわれて壮観。
 響きの面白さという点では、カスタネットを用いた壮麗な『スペイン行進曲』、鳥笛が可愛い『クラプフェンの森にて』も目立っていましたし、最後に携帯電話の音が鳴り、ヤンソンスがひと芝居演じる『電話のポルカ』や、同じく最後にヤンソンスが拳銃を撃つ『山賊のギャロップ』もいわゆる小道具ものとして大成功していたと思います。
 編曲・引用ものが多いのも今回のニューイヤーの特徴で、他の作曲家の作品引用ばかりでなく、自作の引用を効果的におこなった『入り江のワルツ』『親しい仲』『山賊のギャロップ』も取り上げていました。


0734142
ニューイヤー・コンサート 2006(DVD)

【収録曲】
PartT
ヨハン・シュトラウスU世:狙いをつけろ! op.478
ヨハン・シュトラウスU世:ワルツ『春の声』op.410
ヨハン・シュトラウスU世:外交官のポルカ op.448
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ『ことづて』op.240
ヨハン・シュトラウスU世:ポルカ『女性賛美』op.315
ヨハン・シュトラウスU世:ワルツ『芸術家の生活』op.316
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ『憂いもなく』op.271

PartU
ヨハン・シュトラウスU世:ジブシー男爵の入場行進曲
モーツァルト:『フィガロの結婚』序曲
ヨーゼフ・ランナー:ワルツ『モーツァルト党』op.196
ヨハン・シュトラウスU世:ガロップ『愛のメッセージ』
ヨハン・シュトラウスU世:新ピチカート・ポルカ op.449
ヨハン・シュトラウスU世:芸術家のカドリーユ op.201
ヨハン・シュトラウスU世:スペイン行進曲 op.433
ヨハン・シュトラウスU世:ワルツ『親しい仲』 op.367
ヨハン・シュトラウスU世:ポルカ『クラプフェンの森にて』 op.336
ヨハン・シュトラウスU世:狂乱のポルカ op.260
エドゥアルド・シュトラウス:電話ポルカ op.165
ヨハン・シュトラウスU世:入り江のワルツ op.411
ヨハン・シュトラウスU世:ポルカ『ハンガリー万歳』op.332

アンコール
ヨハン・シュトラウスU世:山賊のギャロップ op.378
新年の挨拶
ヨハン・シュトラウスU世:ワルツ『美しく青きドナウ』 op.314
ヨハン・シュトラウス:ラデツキー行進曲 op.228

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 マリス・ヤンソンス(指揮)
 録音:2006年1月1日 ウィーン、ムジークフェラインザール

 NTSC
 STEREO: PCM / SURROUND: Dolby Digital 5.1 & DTS 5.1


歴代ニュー・イヤー・コンサート

1941 クラウス(1)
1942 クラウス(2)
1943 クラウス(3)
1944 クラウス(4)
1945 中止
1946 クリップス(1)
1947 クリップス(2)
1948 クラウス(5)
1949 クラウス(6)
1950 クラウス(7)
1951 クラウス(8)
1952 クラウス(9)
1953 クラウス(10)
1954 クラウス(11)
1955 ボスコフスキー(1)
1956 ボスコフスキー(2)
1957 ボスコフスキー(3)
1958 ボスコフスキー(4)
1959 ボスコフスキー(5)
1960 ボスコフスキー(6)
1961 ボスコフスキー(7)
1962 ボスコフスキー(8)
1963 ボスコフスキー(9)
1964 ボスコフスキー(10)
1965 ボスコフスキー(11)
1966 ボスコフスキー(12)
1967 ボスコフスキー(13)
1968 ボスコフスキー(14)
1969 ボスコフスキー(15)
1970 ボスコフスキー(16)
1971 ボスコフスキー(17)
1972 ボスコフスキー(18)
1973 ボスコフスキー(19)
1974 ボスコフスキー(20)
1975 ボスコフスキー(21)
1976 ボスコフスキー(22)
1977 ボスコフスキー(23)
1978 ボスコフスキー(24)
1979 ボスコフスキー(25)
1980 マゼール(1)
1981 マゼール(2)
1982 マゼール(3)
1983 マゼール(4)
1984 マゼール(5)
1985 マゼール(6)
1986 マゼール(7)
1987 カラヤン(1)
1988 アバド(1)
1989 クライバー(1)
1990 メータ(1)
1991 アバド(2)
1992 クライバー(2)
1993 ムーティ(1)
1994 マゼール(8)
1995 メータ(2)
1996 マゼール(9)
1997 ムーティ(2)
1998 メータ(3)
1999 マゼール(10)
2000 ムーティ(3)
2001 アーノンクール(1)
2002 小澤征爾(1)
2003 アーノンクール(2)
2004 ムーティ(4)
2005 マゼール(11)
2006 ヤンソンス(1)
2007 メータ(4)〜予定


内容詳細

ニューイヤー・コンサート初登場のヤンソンスの、リラックスした柔軟な音楽性が、存分に生かされたコンサート。微笑ましい演出、考え抜かれた選曲と曲順が、単なるお祭りコンサートにしていない。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. オープニング・クレジット
  • 02. 連邦射撃者行進曲《狙って!》 作品478
  • 03. ワルツ《春の声》 作品410
  • 04. ポルカ《外交官》 作品448(喜歌劇《ニネッタ侯爵夫人》より)
  • 05. ポルカ《短いことづて》 作品240
  • 06. ポルカ・マズルカ《女性賛美》 作品315
  • 07. ワルツ《芸術家の生活》 作品316
  • 08. ポルカ《憂いもなく!》 作品271
  • 09. 喜歌劇《ジプシー男爵》 入場行進曲
  • 10. 歌劇《フィガロの結婚》 序曲
  • 11. ワルツ《モーツァルティアン》 作品196
  • 12. ギャロップ《愛のメッセージ》(バレエ《シンデレラ》より)
  • 13. 新ピツィカート・ポルカ 作品449
  • 14. 芸術家カドリーユ 作品201
  • 15. スペイン行進曲 作品433
  • 16. 《親しい仲》 作品367(喜歌劇《こうもり》より)
  • 17. ポルカ《クラップフェンの森で》 作品336
  • 18. 《狂乱のポルカ》 作品260
  • 19. ポルカ《電話》 作品165
  • 20. 《入り江のワルツ》 作品411(喜歌劇《ヴェネツィアの一夜》より)
  • 21. ポルカ《ハンガリー万歳》 作品332
  • 22. 《山賊のギャロップ》 作品378
  • 23. 新年の挨拶
  • 24. ワルツ《美しく青きドナウ》 作品314
  • 25. ラデツキー行進曲 作品228

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