CD

交響曲第3番、他 岩城宏之&オーケストラ・アンサンブル金沢

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS11925
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

岩城宏之&オーケストラ・アンサンブル金沢
ブラームス:交響曲第3番&間宮芳生 委嘱作

ブラームス作品は2006年3月22日、間宮作品は2005年11月24日のライヴ収録。会場は共に石川県立音楽堂コンサートホールで、がエンジニアを務めています。
 岩城宏之が得意とするブラームスの3番は、オーケストラ・アンサンブル金沢との全集シリーズの完結編となる録音で、ワルツはアンコールで演奏されたもの。
 間宮芳生の2作品は、オーケストラ・アンサンブル金沢の委嘱作品で、この演奏が世界初演となります。
 どちらのレパートリーでも、オーケストラ・アンサンブル金沢の美点が良くあらわれていますが、これにはホールの音響も大きく貢献しているものと思われます。もちろん、そのサウンドをきちんと捉えたエンジニアの櫻井卓氏(鈴木秀美&オーケストラ・リベラ・クラシカのCDでもおなじみ)の手腕が確かなものであることは言うまでもありません。

・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調作品90
 第1楽章 Allegro con brio [10:24]
 第2楽章 Andante [07:56]
 第3楽章 Poco allegretto [06:43]
 第4楽章 Allegro [09:05]
・ブラームス:ワルツ 作品39-15 [03:09]
・間宮芳生:オーケストラのためのタブロー2005 [11:02]
・間宮芳生:コントルタンツNr.1「白峯かんこ」[04:33]

 オーケストラ・アンサンブル金沢
 岩城宏之(指揮)

内容詳細

岩城の追悼盤。死期も間近い頃のライヴのためか、ブラームスは気力の衰えが感じられるが、第2、3楽章の澄み切ったような雰囲気は印象的だった。間宮作品はともに世界初演の記録。こちらの方が音に張りがあり、初演魔の面目躍如といったところか。(哉)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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ブラームスは岩城さんが亡くなる約3ヶ月前...

投稿日:2010/05/17 (月)

ブラームスは岩城さんが亡くなる約3ヶ月前のライヴ録音で晩年力を注いだライヴによるブラームスの交響曲全集録音の完結作となった。この全集録音は4→2→1→3の順に行われたが後へいくほど出来がよく、とりわけ3番は格別に素晴らしい。膂力を誇示しがちな冒頭はふわっと鳴らされ、その後の運びもゆったりとしなやか。音楽に進むにつれてじわじわ厚みが増していくが、どこか肩の力の抜けた感じがあり重苦しさとは無縁。すっきりと歌われる中間楽章を経てフィナーレへ。ここで初めて少し力を入れて骨格の揺るぎないハーモニーを築き上げている。オーケストラも全員一丸となって応え、ラストの充実をもたらした。アンコールのワルツは綺麗だけどちょっと寂しくなる。 併録は間宮芳生に委嘱した2作品。「タブロー2005」は室内オーケストラの機能をフル稼働させるような凝集力の強い内容。演奏からは岩城さんの現代作品を機微にデッサンする能力が晩年においても健在だったことがうかがえる。もう一曲は民謡を使っているが盆踊り調ではなく非常に垢抜けた佳品。

monty さん | 神奈川県 | 不明

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私にとって岩城さんは現代音楽の人で、現代...

投稿日:2008/12/17 (水)

私にとって岩城さんは現代音楽の人で、現代音楽のCDでしか彼と接していませんでした。普通の曲をまともに演奏できるとは思っていませんでした。それが、どうでしょう!このブラームスの3番は!室内オケとは思えない豊穣な響き。旋律の肩の力の抜けた歌わせ方。自然な展開。私の知っている岩城さんではありませんでした。ぜひ最後に指揮したシェエラザードを聴いてみたいです!!

Tantaki さん | 奈良県奈良市 | 不明

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同じ演奏家の他のブラームスは、どうしても...

投稿日:2008/08/08 (金)

同じ演奏家の他のブラームスは、どうしても小編成の薄い響きがマイナスになり今ひとつ感動しませんでしたが、これは録音のせいでしょうか、室内オケとは思えない重厚な響きが実にすばらしい。 岩城の表現も、孤高の境地というか、早めのテンポで作品自体に語らせる、彼の晩年の様式。こうなると、フル編成のオケで全曲録音を残してほしかったと思います。

kadoshin さん | 東京 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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