ムソルグスキー(1839-1881)

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SACD

展覧会の絵、禿山の一夜(原典版)、死の歌と踊り ゲルギエフ&マリインスキー歌劇場管、フルラネット(日本語解説付)

ムソルグスキー(1839-1881)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC5457
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明


ムソルグスキー:展覧会の絵、禿山の一夜(原典版)、死の歌と踊り
ゲルギエフ&マリインスキー歌劇場管、フルラネット

日本語解説付き

待ちに待ったゲルギエフとマリインスキー歌劇場管による『展覧会の絵』と『禿山の一夜』新録音が登場です。同曲は2000年録音の名盤が存在しますが、オーケストラがウィーン・フィルで、素晴らしい演奏ではあるものの、ゲルギエフとしては自分を出し切れていない感がありました。今回は手兵マリインスキー歌劇場管を自在に操り、思う存分の表現を繰り広げています。
 『展覧会の絵』はラヴェル版。ゲルギエフは『ダフニスとクロエ』の超名演をはじめ、ラヴェルのオーケストラ曲を得意としているだけあり、抜群の巧さを示しています。悠然としたテンポ、各曲の性格分けも明快で、後半の凄まじい盛り上がりは興奮もの。また、『禿山の一夜』は旧盤のリムスキー=コルサコフ版ではなく、ムソルグスキーの原典版なのも注目。アバド盤をはじめいくつか聴くことができますが、ゲルギエフとマリインスキー歌劇場管という本場ロシア最強の組み合わせで録音されたことは驚きと申せましょう。粗削りとか狂気と評されますが、ゲルギエフの解釈だと奇妙な煌めきに満ちた不可思議な世界が広がり、リムスキー=コルサコフ版以上のエネルギーと猟奇性を味わせてくれます。
 ゲルギエフの『死の歌と踊り』は1993年にホロストフスキーとのCD、2012年のウィーン音楽祭オープニング・コンサートを収録したセミシュクールとの映像ソフトがありますが、今回はイタリアの実力派バス、フェルッチョ・フルラネットを独唱者としています。セミシュクール盤はラスカトフのオーケストレーションでしたが、今回はショスタコーヴィチ版。オペラの一部とみまごう渾身の演技に息が止まる緊張感。ムソルグスキーの凄さを再認識させてくれます。
 SACDハイブリッド盤による高音質録音も注目。『展覧会の絵』の『プロムナード』冒頭のトランペットの絶妙なニュアンスや『ババ・ヤガー』『キエフの大門』の全合奏の強音でのレンジの広さに驚愕。あらゆる意味で『展覧会の絵』のベスト盤が登場したと申せましょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ムソルグスキー:
1. 組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編)
2. 歌曲集『死の歌と踊り』(ショスタコーヴィチ編)
3. 交響詩『禿山の一夜』(原典版)

 フェルッチョ・フルラネット(バス:2)
 マリインスキー歌劇場管弦楽団
 ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

 録音時期:2014年6月、10月
 録音場所:サンクト・ペテルブルク、マリインスキー・コンサート・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

内容詳細

メインの「展覧会の絵」は、たとえば〈古城〉に見られる美しい響きに象徴されるように、音楽的に練り上げられた響きが満載された名演。歌曲集のフルラネットは艶のある声。原典版による「禿山の一夜」も、原典版の演奏としては過去、最も優れたものと言える。(白)(CDジャーナル データベースより)

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ゲルギエフ・マリインスキーのコンビは当代...

投稿日:2015/04/03 (金)

ゲルギエフ・マリインスキーのコンビは当代屈指の境地に達しつつあります。昨年のストラヴィンスキー3連発には参りました。展覧会の絵は予想よりもシンフォニックで管弦楽の妙を楽しませる演奏ではないでしょうか。禿山の一夜はこの曲がロシアから生まれた名曲であることを改めて感じさせます。来週現地でホヴァンスキー聴いてきます。

fuka さん | 東京都 | 不明

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大変繊細かつダイナミックな演奏弦楽器のピ...

投稿日:2015/03/13 (金)

大変繊細かつダイナミックな演奏弦楽器のピアニッシモ表現の美しさは多の数々の名演を凌がすると言っても過言ではないでしょう。キエフの大問の勇壮さ壮大さ刃素晴らしいと思います。「禿げ山の一夜」は、アバドBPOの定期演奏会医以来久方ぶりの初稿による演奏で、普段聞き慣れている一般的な演奏とは異なるので、違和感を感じる方もいるとは思いますが、ゲルギエフ氏の深い考察による素晴らしい演奏です。一聴に十分値すると思います。聞き比べも楽しい科と思います。

山形の髭熊 さん | 山形県 | 不明

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