外資の流儀 生き残る会社の秘密 講談社現代新書

中澤一雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065153673
ISBN 10 : 4065153670
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
208p;18

内容詳細

外資は本当に悪役か?年功序列や終身雇用は正義なのか?外資を「効率」「生産性」の観点から眺めてみたら最強だ!マクドナルドやディズニーで45年働き続けた最強外資企業元トップが語る「勝つための戦術」。

目次 : はじめに 日本企業は「外資型」に変わる/ 序章 外資「勝利の方程式」はなぜ強いのか/ 第1章 効率の国アメリカ/ 第2章 外資に飛び込む/ 第3章 アメリカは日本の30年先を進んでいた/ 第4章 外資の高い効率と生産性/ 第5章 日本の生産性を落としているものの正体/ 第6章 外資系企業の核心「勝利の方程式」/ 第7章 今後日本に押し寄せる効率化と生産性向上の波/ 第8章 戦略的転職のすすめ

【著者紹介】
中澤一雄 : 1950年、奈良県生まれ。1973年同志社大学工学部電子工学科卒業後、日本マクドナルド(株)入社。以後45年にわたって外資系企業で働き、そのエッセンスを知り尽くす。日本マクドナルド時代にはオペレーション部門のディレクター、マーケティング部門のシニア・ディレクターを歴任し、米国マクドナルド社本社にも勤務。日本での店舗数が20店舗から3000店舗へ大幅に拡大する局面において会社の発展に寄与。1999年、ディズニー・ストア・ジャパン(株)にストア・オペレーションのディレクターとして入社、3年間で事業規模を2倍にするなど経営再建に手腕を発揮。2002年、日本ケンタッキー・フライド・チキン(株)に入社、マネジメントの総責任者として活躍。2008年、ウォルト・ディズニー・ジャパン(株)に入社。商品ライセンス部門であるコンシューマープロダクツのゼネラルマネジャーに就任。「おとなディズニー」の導入や大型パートナーとの取り組み拡大などにより、7年連続で部門の増収増益を達成する。2016年ウォルト・ディズニー・ジャパン(株)シニアゼネラルマネジャー/シニアヴァイスプレジデントに就任。2018年5月同社を退社、現在は大幸薬品(株)をはじめ複数の会社で社外取締役および顧問を務めている(社名・肩書はいずれも当時)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    マクドナルド・ディスニー・ケンタッキーと外資系で45年働いた著者が経験を元に語る日本企業が強くなる「8つの方程式」。外資系企業やアメリカの合理的な判断を紹介しつつ、外資の勝利の方程式、効率的な判断と生産性、日本の生産性が低い原因、今後日本に起こる変化、効果的な転職の方法を語った一冊で、なるほどなと思う部分もところどころありましたが、異なる文化圏の発想をそのまま導入すればいいというほど単純なものでもないですね、やっぱり。でもこういう違う視点や考え方があることを知るのは、大切なことなのかなとは実感しました。

  • ito さん

    本書によれば、日本企業は外資型に変わらなければ生産性が低いままで、生き残ることはできない。特に人材戦略における、新卒採用、年功序列、終身雇用の仕組みが悪しき習慣となり生産性を落とす要因だと著者は指摘する。この制度を変えない限り、日本企業に未来はない。著者が提唱する8つの方程式を取り入れ、完全能力主義を実現することが求められている。上記の件は、日本企業も取り入れる動きはあるが、能力評価重視による構造改革が進んでいないと感じる。日本の組織風土になじむ能力主義の形を日本企業は模索しているのではないだろうか。

  • hk さん

    この著者の言説には大きな偏向がある。それは「外国資本=アメリカ企業」というステレオタイプだ。著者がマクド、ディズニー、ケンタッキーと米系資本だけを渡り歩いた経験をもとに本書は綴られている。そして米系資本を外国資本と超拡大解釈した上で筆は迷走するよ最後まで。「みちのくプロレス」しか知らないレスラーが、それをあたかも世界標準であるかのように語る滑稽さだ。俗に云う部分と全体の混同である。 部分と全体の混同による事実誤認の具体例を1つあげておこう。 「売上げ〇〇億円を超えれば外資では部長になれる」という記載があ 

  • mitsu44 さん

    「必ず日本企業は外資型の組織に変わっていきます。変わらないと生き残れないからです」という強めのメッセージで始まる本書。マクドナルドやディズニーで外資組織で働き続けた著者の語る働き方です。アメリカの生産性の高さや生産性を追求するが故の人事制度、コーポレートガバナンス等々が書かれています。また、生産性を高めていく上でどういうことを心がけていくかも。 自分の会社はスピードや生産性、成果主義を掲げているものの、転職して役員など上に座っている人は他の大手から来た人が多く、日本企業だなぁと日々感じます。

  • tolucky1962 さん

    元気ない日本企業を米国経営と比較。米は@職位別職務内容・領域確定A個人目標設定B成果重視の評価C業務改善と退職勧奨D後継者育成EリストラF5年計画G年間計画。退職勧奨は適正判断。形上で取り入れる日本も経営者に評価能力なし。問題は新卒採用・年功序列・終身雇用。米はインターンで育成経費削減。日は育成余力がない。他、ヒエラルキー多層すぎ。異動多くゼネラリスト重視。少ない社外取締役。失敗も謝罪で済ます。安給料で長労働。業界が仲良くM&A不十分。 どちらが良いとかでなく日本の取り残される原因を経営側に探るのが大事。

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中澤一雄

1950年、奈良県生まれ。1973年同志社大学工学部電子工学科卒業後、日本マクドナルド(株)入社。以後45年にわたって外資系企業で働き、そのエッセンスを知り尽くす。日本マクドナルド時代にはオペレーション部門のディレクター、マーケティング部門のシニア・ディレクターを歴任し、米国マクドナルド社本社にも勤

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