モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

『コジ・ファン・トゥッテ』全曲 ネゼ=セガン&ヨーロッパ室内管、パーション、ヴィラゾン、エルトマン、他(2012 ステレオ)(3CD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4790641
組み枚数
:
3
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

モーツァルト:『コジ・ファン・トゥッテ』(3CD)
パーション、ヴィラゾン、エルトマン、コルベッリ
ネゼ=セガン&ヨーロッパ室内管弦楽団


ネゼ=セガン、DGモーツァルト・ツィクルス第2弾!
 21世紀の「マエストロ・コース」を順調に歩む、フランス系カナダ人指揮者ネゼ=セガン。『ドン・ジョヴァンニ』に続く、彼の指揮によるドイツ・グラモフォン/モーツァルト・オペラ・ツィクルスの2作目は『コジ・ファン・トゥッテ』。バーデン・バーデン祝祭劇場にて演奏会形式で上演されたもののライヴ録音となります。
 ヴィラゾンやパーションら現代望みうる最高の歌手を取りそろえた綺羅星のごときアリアの数々。オペラにも深い蘊蓄を持つネゼ=セガンの指揮は、ロマンティックな要素と現代的で鋭い感覚を融合させた考え抜かれた解釈、そしてそれらに柔軟に対応できる技術と個性を兼ね備えた集団「ヨーロッパ室内管弦楽団」を起用。人間の本質を描いた美しい音楽として評価の高い『コジ・ファン・トゥッテ』が、現代人に最も共感できる作品として見事に表出されています。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
・モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』 K.588(全曲)

 ミア・パーション(ソプラノ:フィオルディリージ)
 アンジェラ・ブラウアー(メゾ・ソプラノ:ドラベッラ)
 ロランド・ヴィラゾン(テノール:フェルランド)
 アダム・プラチェトカ(バリトン:グリエルモ)
 モイツァ・エルトマン(ソプラノ:デスピーナ)
 アレッサンドロ・コルベッリ(バス:ドン・アルフォンソ)
 ヴォーカル・アンサンブル・ラシュタット
 ヨーロッパ室内管弦楽団
 ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)

 録音時期:2012年7月9-14日
 録音場所:バーデン=バーデン祝祭劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Overture
  • 02. "La mia Dorabella"
  • 03. "Fuor la spada"
  • 04. "E la fede delle femminine"
  • 05. "Scioccerie di poeti"
  • 06. "Una bella serenata"
  • 07. "Ah, guarda, sorella"
  • 08. "Mi par che stamattina"
  • 09. "Vorrei dir, e cor non ho"
  • 10. "Stelle! Per carita, signor Alfonso"
  • 11. "Sento, oh Dio, che questo piede"
  • 12. "Non piangere, idol mio!"
  • 13. "Al fato dan legge"
  • 14. "La commedia e graziosa"
  • 15. "Bella vita militar!"
  • 16. "Non ve piu tempo, amici"
  • 17. "Di scrivermi ogni giorno"
  • 18. "Bella vita militar!"
  • 19. "Dove son?"
  • 20. "Soave sia il vento"
  • 21. "Non son cattivo comico"
  • 22. "Che vita maledetta"
  • 23. "Ah, scostati!"
  • 24. "Smanie implacabili"
  • 25. "Signora Dorabella"
  • 26. "In uomini, in soldati"
  • 27. "Che silenzio!"
  • 28. "Alla bella Despinetta"
  • 29. "Che sussurro! Che strepito!"
  • 30. "Come scoglio"
  • 31. "Ah, non partite"
  • 32. "Non siate ritrosi"
  • 33. "E voi ridete?"
  • 34. "Si puo sapere un poco la cagion di quel riso?"
  • 35. "Un'aura amorosa"

ディスク   2

  • 01. "Oh, la saria da ridere!"
  • 02. "Ah, che tutta in un momento"
  • 03. "Andate la, che siete due bizzarre ragazze"
  • 04. "Una donna a quindici anni"
  • 05. "Sorella, cosa dici?"
  • 06. "Prendero quel brunettino"
  • 07. "Ah, correte al giardino"
  • 08. "Secondate, aurette amiche"
  • 09. "Il tutto deponete sopra quei tavolini"
  • 10. "La mano a me date"
  • 11. "Oh che bella giornata!"
  • 12. "Il core vi dono"
  • 13. "Barbara! Perche fuggi?"
  • 14. "Ei parte... senti... ah no!"
  • 15. "Per pieta, ben mio, perdona"

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前作『ドン・ジョヴァンニ』同様、2012年7...

投稿日:2013/08/05 (月)

前作『ドン・ジョヴァンニ』同様、2012年7月のバーデンバーデンにおける演奏会形式上演とその前のリハーサルから編集した録音。歌手陣は前作以上に強力だ。6人すべてが適材適所だが、まずパーションは既に二種類の映像ディスクでこの役をつとめている通り、フィオルディリージに最適な歌手。彼女の歌の清潔だがちょっと冷たい感触は、この時代錯誤なほど貞操の固い(18世紀なら普通とも言えるが、第1幕の大アリアでは明らかにからかわれている)キャラクターに実にふさわしい。情熱的なロマンティストのフェランドはモーツァルトのテノール役の中でもビリャソンに最もふさわしいし、かつてのアルフレード・クラウスなどに比べると、モーツァルト様式への適合も申し分ない。この二人の競演で、このオペラのクライマックスであるフィオルディリージとフェランドの二重唱(第29番)は聴きごたえ十分なものとなった。男に対してもはや幻想を抱かない、わけ知りのおばさんという従来のイメージよりはずっと若い役作りだが、エルトマンのデスピーナもとても達者で面白い。 ただし、指揮に関しては前作に比べて不満が大きい。『コジ』は一面では古典的なフォルムを持ったオペラだが、その実態は非常にデリケートな心理劇であり、まさにそれがオペラ500年の歴史の頂点に位置する大傑作たる所以なのだが、ネゼ=セガンの例によってピリオド・スタイルの指揮は、このデリケートな部分を即物的に割り切りすぎているように思える。たとえば第2幕フィナーレ最後の楽段「Fortunato l’uom che prende(こう考える人は幸せ)」のテンポはこれで良いと思うが、その直前の部分は速すぎる。この部分はドン・アルフォンソに元の鞘に戻れと言われても、もはや収拾のつかなくなった二組の恋人たちの途方に暮れた様を表現しているからだ。この解釈だと先の二重唱(第29番)でオペラのストーリーは終わってしまっており、第2幕フィナーレは念押しのドタバタ劇に過ぎないように聴こえてしまう。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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