ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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SACD 輸入盤

日の目を見た作品集〜交響曲第14番(ソプラノ、バス、ピアノと打楽器版)、他 ニコラ・スタヴィ、エカテリーナ・バカノワ、フロラン・ジョデレ、他

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BISSA2550
組み枚数
:
1
レーベル
:
Bis
:
Sweden
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


ショスタコーヴィチの知られざる側面が日の目を見た。
ファン狂喜の世界初録音!


SACDハイブリッド盤。ショスタコーヴィチ・ファン狂喜のアルバムが登場します。すべて稀少作品のうえ、収録時間76分のうち63分が世界初録音なのも驚き。
 世界初録音2点のひとつ目は、交響曲第14番『死者の歌』のショスタコーヴィチ自身によるピアノと打楽器用編曲。声楽と打楽器はそのまま、弦楽オーケストラのパートをピアノに書き換えています。弦とは全く異なる音響が衝撃で、原作以上に尖った暴力性が聴きもの。単なる歌手の勉強用や作曲家同盟のプレゼン用ではないのは打楽器が加わっていることからも伺え、独特な刺激と色彩を添えます。ここではフランス国立管弦楽団の名打楽器奏者フロラン・ジョデレがひとりで健闘、第3楽章と第4楽章の重要なチェレスタ・パートはピアノのスタヴィが原作通り奏し、効果をあげています。
 もうひとつはマーラーの交響曲第10番第1楽章のピアノ4手編曲。1920年代、彼の親友の音楽学者ソレルチンスキーがレニングラードに協会を設立するほどマーラーに関心が高まっていました。ショスタコーヴィチも衝撃を受け、以後強い感化をうけることとなりました。編曲は1920年代後半と思われますが、全曲ではなく最初の3分の1まで約8分の未完作品。仕事というよりは個人的な研究目的と協会員に聴かせるためで、最近ようやく日の目を見ました。マーラーとショスタコーヴィチをつなぐ絆なうえ、セカンドをティベルギアンが受け持っているのも豪華です。
 フィルアップは、ショスタコーヴィチが正式に作曲を学び始めた少年時代に試作した4つのピアノ曲。ショパンやラフマニノフを思わせる作風のなか、ピアニスティックな技法やグロテスクさも垣間見せ興味津々。さらに1945年に取り組みながら中止したヴァイオリン・ソナタの断章も貴重。ユン・イサンのヴァイオリン協奏曲第3番のディスクで好演した韓国出身の若手パク・スーイエの熱演で楽しめます。
 ニコラ・スタヴィは1975年生まれのフランスのピアニスト。ドミニク・メルレ門下で2000年の第14回ショパン国際コンクール入賞の実力派。ソプラノのバカノワは1984年生まれ。2013年のフェニーチェ劇場の来日公演で注目されました。ギリシャのバス、スタヴラカキスは2019年第16回チャイコフスキー国際コンクール声楽部門優勝の注目の若手。両者とも新鮮な歌唱ぶりを堪能させてくれます。(輸入元情報)

【収録情報】
ショスタコーヴィチ:
1. 交響曲第14番ト短調 Op.135『死者の歌』〜作曲者によるソプラノ、バス、ピアノと打楽器版
2. 未完のヴァイオリン・ソナタ (1945)
3. 革命の犠牲者追悼の葬送行進曲 (1917?)
4. 郷愁 (1918?)
5. 森の中で (1919)
6. バガテル (1919)

マーラー/ショスタコーヴィチ編:
7. 交響曲第10番断片〜ピアノ・デュオ版


 ニコラ・スタヴィ(ピアノ、チェレスタ:1)
 エカテリーナ・バカノワ(ソプラノ:1)
 アレクサンドロス・スタヴラカキス(バス:1)
 フロラン・ジョデレ(打楽器:1)
 パク・スーイエ(ヴァイオリン:2)
 セドリック・ティベルギアン(ピアノ:7)

 録音時期:2021年12月7-10日
 録音場所:ブレーメン放送ゼンデザール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

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