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交響曲全集:第1番〜第9番 ワレリー・ゲルギエフ&ミュンヘン・フィル(2017〜19年ザンクト・フローリアン・ライヴ)(9CD)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4693576010
組み枚数
:
9
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明


ゲルギエフ&ミュンヘン・フィルの
リンツ、聖フローリアン修道院でのブルックナー交響曲録音ライヴが
限定で全集ボックス化!


ミュンヘン・フィル自主制作録音盤。2015年9月より首席指揮者に就任したワレリー・ゲルギエフとミュンヘン・フィルならではの重厚なパワーときらめくような優雅さ、美感をも引き出す練達のゲルギエフの熱血指揮に応えるべく、弦も管も打楽器ももてる最高のものを出し尽くした集中力と緊迫感によって、深く熱く濃密となったこの新コンビの音楽は非常に高い評価を得ています。既に発売済みの他の交響曲では「伝統的なブルックナー特有の神秘性や宗教性を抜けだし、素朴な美しさと推進力が融合された画期的な解釈」。また「教会の残響と各楽器が絶妙なバランスで、まったく混濁することのない録音」と演奏・録音の面でも高い評価を得ています。
 この録音では、「CPO」や「BIS」などのレーベルで高い評価を受けるエンジニアStephan Reh氏が担当。マスタリングは、「ECM」の監修の下で新マスタリングを担当し、キース・ジャレットの諸作にかかわってきたエンジニア、クリストフ・スティッケル氏が担当しています。(輸入元情報)


【収録情報】
ブルックナー:交響曲全集


● 交響曲第1番ハ短調 WAB101(録音時期:2017年9月25日)
● 交響曲第2番ハ短調 WAB102(録音時期:2018年9月24,25日
● 交響曲第3番ニ短調 WAB103『ワーグナー』(録音時期: 2017年9月25日)
● 交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』(録音時期:2017年9月26日)
● 交響曲第5番変ロ長調 WAB105(録音時期:2019年9月23,24日)
● 交響曲第6番イ長調 WAB106(録音時期:2019年9月24,25日)
● 交響曲第7番ホ長調 WAB107(録音時期:2019年9月25,26日)
● 交響曲第8番ハ短調 WAB108(録音時期:2018年9月26日)
● 交響曲第9番ニ短調 WAB109(録音時期:2018年9月26日)

 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

 録音場所:リンツ、聖フローリアン修道院
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)


収録曲   

ディスク   1

  • 01. Symphony No. 1 in C Minor,WAB 101: I. Allegro
  • 02. Symphony No. 1 in C Minor,WAB 101: II. Adagio
  • 03. Symphony No. 1 in C Minor:III. Scherzo. Lebhaft, schnell
  • 04. Symphony No. 1 in C Minor,WAB 101: IV. Finale. Bewegt, feurig

ディスク   2

  • 01. Symphony No. 2 in C Minor, WAB 102: I. Moderato (Live)
  • 02. Symphony No. 2 in C Minor, WAB 102: II. Andante (Live)
  • 03. Symphony No. 2 in C Minor, WAB 102: III. Scherzo (Schnell) [Live]
  • 04. Symphony No. 2 in C Minor, WAB 102: IV. Finale (Schnell) [Live]

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ユーザーレビュー

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投稿日:2022/12/09 (金)

ミュンヘンフィルとゲルギエフによってブルックナーゆかりのリンツの聖フローリアン教会で足掛け3年にわたって行われたブルックナーの交響曲のLive録音である。曲によって多少のばらつきはあるが、ゆったりした調べが美しく朗々と響き渡り、期待を裏切らない重厚な演奏になっている。また、ロシアの指揮者らしく重厚さに加えて迫力と力強さがある。また、ブルックナーの交響曲は第5番を除き第4楽章が少々物足りないと思うことが多く第4楽章が無い9番が一番いいと思うことさえあるのだが、元来がオペラの指揮者であるゲルギエフは終盤にかけての盛り上げ方をとても上手くやっている。指揮者の唸り声などはあるが、観客の咳払いなどはノイズリダクションされているようだ。同じミュンヘンフィルでもチェルビダッケの全集とは全く違うし、ケンプの残したいくつかの録音とももちろん違う。ロシアのウクライナ侵攻でゲルギエフはミュンヘンフィルを事実上追放されてしまったのでちょっと微妙な立場の全集になってしまったが、演奏そのものは上質であり今やたくさんある他のブルックナーの録音と比較しても確かな特徴を有している。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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ザンクト・フローリアン修道院での全集、こ...

投稿日:2020/11/28 (土)

ザンクト・フローリアン修道院での全集、これに尽きる。驚かされるのは凄い重低音が聴き手を包み込むことで、教会でオルガンを聴く体験に近い。ザンクト・フローリアンでの演奏は朝比奈、レミ・バローなど他にもあったがこんなサウンドはこれが初めてだ。全休止で無音のはずが残響がずっと残るのも特別。ゲルギエフの指揮も余分なことをせず(できず)遅めのテンポで丁寧に仕上げているのも好感が持てるし、ミュンヘン・フィルも極めて上質。ただ良い点ばかりではない。1番の終楽章、ジョン・アダムズかと思わせるような革新的な部分は早いテンポをとれないためどうしてもぬるく感じる。また、響きの混濁を避けるため金管はセーブしており、破壊的なクライマックスは訪れない。7番の第2楽章もムーディーに傾く。よって大満足とはいかないのだが、他では聴けないものなので大甘で満点にする。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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