CD 輸入盤

レクィエム、初期声楽作品集 ウカシュ・ボロヴィツ&ベルリン古楽アカデミー、RIAS室内合唱団

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ACC30474CD
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


気鋭の指揮者ウカシュ・ボロヴィツ、RIAS室内合唱団とベルリン古楽アカデミーによる
ブルックナー最初期の大規模声楽作品『レクィエム』


1849年3月14日、若干24歳のブルックナーは、最初の大規模な声楽作品『レクィエム ニ短調』を作曲しました。聖フローリアンの助教師時代の恩人フランツ・ザイラーの死(1848年9月15日)を悼み、翌年3月に書き上げたのがこの『レクィエム』です。初演はザイラーの一周忌に聖フローリアン修道院で行われました。若きブルックナーが影響を受けていた、バロックや前古典派の作風を感じさせるものですが、すでに後年の傑作を思わせるようなオーケストレーションや旋律があり、また恩人の死という深い悲しみからうまれる敬虔な思いが込められた初期の傑作といえるでしょう。このアルバムには、この『レクィエム』のほか、初期の声楽作品も収録されています。
 演奏は、昨年発売された『ミサ・ソレムニス』と同様、RIAS室内合唱団、ベルリン古楽アカデミー、ポーランド出身の指揮者ウカシュ・ボロヴィツによるもの。ソリストには、2017年ザルツブルク復活祭音楽祭でティーレマン指揮『ワルキューレ』でゲルヒルデ役を演じたヨハンナ・ヴィンケル。モーツァルトの歌い手として世界中の劇場を回っている今をときめくメゾ・ソプラノ、ソフィー・ハームセン。バーゼル出身の美声テノール、ミヒャエル・フェイファー。そしてテルツ少年合唱団でボーイ・ソプラノとして活躍し、現在はバリトンとしてオペラ、リサイタルなど幅広い舞台に立っているルートヴィヒ・ミッテルハンマーと現代を代表する歌手たちが揃っています。
 これら『レクィエム』や『ミサ・ソレムニス』のような初期作品を改めて掘り起こすことにより、ブルックナー自身によるブルックナーへの道を歩んでいるような内容です。


ウカシュ・ボロヴィツは1977年にワルシャワで生まれ、ワルシャワのフレデリック・ショパン音楽アカデミーでボグスワフ・マーディとアントニ・ヴィットに師事。指揮で博士号を取得しています。2005〜2006年のシーズンにはポーランド国立ワルシャワ歌劇場でカジミエシュ・コルドのアシスタントを務め、それ以前はワルシャワ・フィルでアントニ・ヴィットのアシスタント(2002〜2005年)、ブダペスト祝祭管弦楽団でイヴァン・フィッシャーのアシスタント(2000〜2001年)を務めていました。
 2006年にはポズナニ・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に任命。文化省から複数の補助金を授与され、トレント(1999年)、アテネ(2000年)、ポルト(2002年)、バンベルク(2004年)の4つの指揮者コンクールで入賞しています。またポリティカ・ウィークリーより「パスポート」賞(2008年)、その他にポーランド音楽賞(2011年)、ノルヴィッド賞(2013年)、タンスマン賞(2014年)を受賞しています。(輸入元情報)


【収録情報】
ブルックナー:
1. レクィエム ニ短調 (1849) Cohrs C01
2. Libera me F minor, Cohrs D02
3. Aequales C minor, Cohrs P03
4. Bruder, trocknet Eure Zahren“Am Grabe“ F minor Cohrs I11b
5. Aequales in F minor(arr. after “Vor Arneths Grab” by B.-G. Cohrs)
6. Bruder, trocknet Eure Zahren“Vor Arneths Grab” F minor, Cohrs G01
7. Aequales C minor, Cohrs K01
8. O Ihr, die Ihr heut‘ mit mir zum Grabe geht“Todtenlied” No. 1 E-flat major, Cohrs F06/1
9. Vereint bist, Toneheld und Meister“Nachruf!/Trosterin Musik” C minor, Cohrs H05
10. O Ihr, die Ihr heut‘ mit mir zum Grabe geht,“Todtenlied” No.2 F major, Cohrs F06/2
11. Libera me F major, Cohrs E01


 ヨハンナ・ヴィンケル(ソプラノ)
 ソフィー・ハームセン(アルト)
 ミヒャエル・フェイファー(テノール)
 ルートヴィヒ・ミッテルハンマー(バリトン)
 RIAS室内合唱団
 ベルリン古楽アカデミー
 ウカシュ・ボロヴィツ(指揮)

 録音時期:2018年11月
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー室内楽ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 世界初録音(3,5,9,11)


ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

プロフィール詳細へ

ブルックナー (1824-1896)に関連するトピックス

声楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品