無人島 〜俺の10枚〜 【Kick a Show 編】

2018年02月16日 (金) 19:00

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昨年リリースされ話題となった MONDO GROSSO の14年ぶりのニューアルバム『何度でも新しく生まれる』への参加、そしてその MONDO GROSSO が出演した「FUJI ROCK FESTIVAL ‘17」ステージでの共演。その存在・歌唱が音楽ファンの間で話題になっていたシンガー、Kick a Show が2018年2月14日 デビュー・アルバム『The Twelve Love』をリリースする。

「12のラヴストーリー」をテーマに、落とし込まれたファンクネス漂う平成ムード歌謡。アルバムには、ZEN-LA-ROCK、G.RINA、田我流、Caryn10 a.k.a MARZY(YENTOWN)、reverv kueen aka LISACHRIS、AO、Okadada、Canblaster、SAM TIBA、Sam is Ohm といった面々が参加している。

デビュー・アルバム『The Twelve Love』にて、遂にそのベールを脱ぐ Kick a Show が「無人島 〜俺の10枚〜」に参加してくれた。クラブ・フロア発の最新型シティPOPプリンスが選ぶ10枚の作品とは?


無人島 〜俺の10枚〜 【Kick a Show 編】

Grover Washington, Jr. 『Winelight』

まず一番最初に迷わず鞄に詰め込む一枚。どう考えてもサバイバルを余儀なくされるであろう無人島の過酷な生活から一息つくには、80年代にスマッシュヒットしたこのアルバムから聴きたいところ。
全曲外せませんが、特に5曲目の「JUST THE TWO OF US」は、高校生の頃からずっと聴いている思い出の曲で、LIVEだけで歌う曲としてアレンジカバーさせてもらってるほど好きなんです。
GWさんの渾身のLOVE SONGである手前、自然の中に溶け込む情景がパッと浮かぶのは無人島に於いては外せないポイントではないでしょうか。
なんて言っても「二人だけで空に城を築こう」というサビの一部は、無人島に一人でいるのに一人と感じさせないくらい勇気と希望を持たせてくれるはず。そんなGWさんの歌詞の内容が胸にグッと入ってくるはず。そう思いたいです(笑)



The Isley Brothers 『Summer Breeze: Greatest Hits』

たどり着く無人島が温暖な島なのか、はたまたすごく極寒なのか、それは抜きにしてやっぱり誰もいない島に着いたらとりあえず服なんか脱いで裸で風を感じたい。開放感に浸りたい時こそ、BGMは大切なんです。
そこでアイズレーご兄弟の「Summer Breeze」は欠かせませんね。サビの歌詞の「夏のそよ風〜ジャスミンの香りを運んできてくれるんだ」とか日常では絶対思わないので、こんな非日常な時だから思えるのかも!
そもそも「Summer Breeze」という曲は、Seals & Crofts のオリジナルですが、個人的にアイズレーご兄弟のカバーの方が暑苦しい歌い方で好きです。
ふとした瞬間に「アイズレーご兄弟を聴くなら、モータウンを抜けた直後の三兄弟で生み出された楽曲も聴きたいし、6人体制になった後の曲も聴きたいなぁ」なんて思っても大丈夫。
この「Summer Breeze : Greatest Hits」さえあれば、サンプリングネタとして多く用いられる名曲「Between The Sheets」やその他の名曲も選り取り見取りなんですよ。



Marvin Gaye 『Best Of Marvin Gaye』

無人島。読んで字の如く人が居ない島。そんな島で生活をするなんてことは考えたくもない。考えたくもないけど、否が応でも生活しなきゃならないのであれば、その道中は必ず路頭に迷うこともあるかもしれない。
だからこそ、Marvinさんでしょ!
ってのも僕という人間は、路頭に迷ったり落ち込んだりしたらとことん落ち込んでから清々しく切り替えていく人間なので、Marvinさんの代表曲2曲を使い分けて聴いてるんです。
まず落ち込んだ時には「What’s Going On」という悲しい曲を聴きます。「今日ここに愛を、理解をもたらす方法を」ってオチにスーッと涙が。
次に気持ちを清々しく晴れやかに持っていく時には「Let’s Get It On」という曲を聴きます。Marvinさんならではの性愛ソングですが、僕は女性へのLOVE SONGとして聴いていて、「俺を最高の気持ちにさせてくれ」なんてリリックの一部はスッキリさせてくれるポイント高めですね。
「Sexual Healing」は一番好きな曲ですが、この場合、無人島なので多分聴かないと思います(笑)



Jamiroquai 『High Times: Singles 1992-2006』

とにかくJamiroquaiさんのベスト盤を持っていけば、鬼に金棒。無人島に爪痕。全く無人島に内容の関係ない「Virtual Insanity」や「Space Cowboy」などを聴けば現代・近未来の思考でいさせてくれる。それはまさしく無人島だからこその現実逃避になるのではないでしょうか。うん、それ以外ありません。



R. Kelly 『12 Play』

僕がシンガーとして活動する上で一番影響を受けているのがR師匠。
中でも自作自演での注目が多かったこの『12 Play』は、僕が目指すところのセックスシンボル的アルバム。無人島だからって自宅に置いていくなんてこと出来ません。
エロく切なく、何処に誰といようと、それが一人だったとしても雰囲気を作ってくれるアルバムはこれ以上存在しないのではないでしょうか。
R師匠の官能的なグルーヴが2番目に紹介させて頂いたアイズレーご兄弟を彷彿させているのも当たり前。
だって、アイズレーご兄弟の作品にも共同制作者としてR師匠も関わっているんだもの。ホント全曲好きです。



Debarge 『All This Love』

僕自身、モータウンが好きなんだという自覚はあります。
デバージご兄弟といえばこのアルバム、このアルバムといえば「I Like It」なのは間違いなしです。
「第2のジャクソン5」ってキャッチコピーを持っているのも単純に好きですが、この曲のリリックがド直球すぎる程のLOVEを歌っていて、目がハートになっちゃいます。
「毎日君のことで頭がいっぱい」だなんてキュンキュンしながら無人の島を散策したいですね!



Aaliyah 『Age Ain't Nothing But a Number』

アリーヤさんが若干15歳でリリースしたデビュー盤。またの名をR師匠の全面プロデュース盤。毎年アリーヤさんの命日が近づく度に街でもクラブでも流れてますね。
僕は、日々ルーティンのように「Back & Forth」を聴いてます。明るい雰囲気のトラックとはウラハラに恋愛に対してもどかしい想いを綴ったリリックが当時のR&Bらしさを物語ります。
それは単独で無人島に向かう時の葛藤としてリンクすること間違いなし。
アリーヤさんとR師匠との云々はココではあえて触れませんが、ずっとお二人に魅了されて来た人間として本作は必ず持っていきたい作品です。いつもありがとう、アリーヤさん。



Erykah Badu 『Baduizm』

言わずと知れたエリカさんの1stアルバム。ディアンジェロ先生やエリカさんは「ネオソウル」ってカテゴライズされてますけど、僕は個人的にそう思わなくて「おフェロR&B」って呼んでます(笑)
ミュージシャンライクな生音で何処となくジャジーで綺麗な感じといいますか、HIPHOP要素も加わってずっと聴いてられるといった感じ。
このアルバムからは「Apple Tree」と「Next Lifetime」を無人島生活で聴きたい!
「Apple Tree」は、嵐の夜や嵐が去った夜明けに。
「Next Lifetime」は、極限まで追い込まれたサバイバル生活にもうダメだと思った瞬間に。聴いた瞬間に悟るんですよ、きっと。
「恨みっこなし。次の生涯で会いましょう。」って。



Blackstreet 『Another Level』

これ1枚持ってれば無人島でR師匠よりも露骨なエロ寸劇が楽しめる。
難しいことはナシにして、収録曲の「No Diggity ft. Dr. Dre, Queen Pen」は、イントロを聴いた時点でMVが頭にそのまま映し出されるほど好きなんです。
リリックの内容もさることながら、MVのDre巨匠はなぜか振り返りざまにリップするシーンから始まったり、後半に出てくるPenさんは大統領夫人のようなお召し物だったりとツッコミどころ満載。でも、それがカッコイイのですよ。
もう人生で何回聴いたか分からない曲ナンバー1な気がします。
だからこそ、無人島では木彫りの操り人形にベースボールシャツ着せて、このMVみたいにエロ寸劇やりたいんです(笑)



TLC 『Fanmail』

お待たせしました!最後にR&Bブームの火付け役となったTLCのお三方。
このアルバムはお三方が最後のアルバムとしてリリースした作品だけに僕の中での名盤中の名盤です。中でも名曲「No Scrubs」は、永久保存版。
「スクラブ」って自惚れた男性をひたすら否定し続けるリリックではあるものの…「そんなに否定するってことは少しは意識してるんじゃないの?」なんて男はそんな言い分を逆手にとって考えちゃう内容。
要するに無人島で聴いて誰を想うかってことですよ。
僕は昔、猛アタックしても一つも認めてくれず実らなかった恋があったので、この曲を聴くと「そう言われたこともあったなぁ」なんてしみじみ思いますね。



無人島 〜俺の10枚〜 とは

音楽好きには、超定番の企画「無人島 〜俺の10枚〜」。なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらう。ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別だ。

「無人島 〜俺の10枚〜」過去のアーカイブはこちら





作品情報


Kick a Show
『The Twelve Love』
2月14日(水)発売
¥2,484

<収録曲>
1. 0時ちょうど (Prod. Okadada)
2. Cleopatra etc. Feat. ZEN-LA-ROCK & G.RINA
3. Insanely Boy Feat. 田我流
4. One Night Stand
5. Pillow Talk
6. Buchiaga Lit Feat. Caryn10 & reverv kueen
7. Paradiso Disco Feat. AO
8. More Man Time
9. Two Quiz (Prod. Sam Tiba and Canblaster)
10. Early Morning Lovers
11. The Story You Don’t Know
12. 友達以上恋人未満 (The Twelve Love ver.)

All tracks excepted 1 & 9 are Prod. by Sam is Ohm

■豪華ゲストが参加
ZEN-LA-ROCK、G.RINA、田我流、Caryn10 a.k.a MARZY、reverv kueen aka LISACHRIS、AO、Okadada、Canblaster、SAM TIBA、Sam is Ohm

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The Twelve Love

CD

The Twelve Love

Kick a Show

価格(税込) : ¥2,530

会員価格(税込) : ¥2,328

発売日: 2018年02月14日

注文不可


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何度でも新しく生まれる (+DVD)

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何度でも新しく生まれる (+DVD)

MONDO GROSSO

価格(税込) : ¥3,630

会員価格(税込) : ¥3,231

まとめ買い価格(税込) : ¥2,977

発売日: 2017年06月07日



Kick a Show(キッカショウ) バイオグラフィー

渋谷・中目黒などを中心に活動する DJユニット、MO’TENDERS(モーテンダーズ)の歌唱担当として活動する Kick a Show(キッカショウ)。すでに EP2作がデジタル・リリースされており、コアなミュージック・ラヴァーズを唸らせてきた。記念すべきデビュー盤『KOIMIMA EP』には、<コイミマ>の略称でストリートから愛される代表曲「友達以上恋人未満」や、やけのはらをゲストに迎え、ファンキーに夏を謳歌する新作「Delicious Summer」、90年代ガラージハウス風の「Feel So Good」などを収録し、独自のリリック・センスで新風を吹かせた。相棒とも言うべきプロデューサーであり、MO’TENDERS のメンバーでもある Sam is Ohm とのタッグは抜群のケミストリーを生み出しており、最先端ながらもどこか懐かしさが香るメロディとトラック、R・ケリーなどにインスパイアされたというセンシュアルかつユーモア溢れるリリックが特徴的だ。これまでに数々の客演参加も経てきており、2017年には G.RINA、ZEN-LA-ROCK らのアルバムへ連続して参加。そして、同年、MONDO GROSSO が14年ぶりに発表して話題になったアルバム『何度でも新しく生まれる』にも参加し、MONDO GROSSO とともに FUJI ROCK FESTIVAL ‘17 にも出演し話題になった。キャッチコピーは「お酒のお供にお耳の恋人」。

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