矢野顕子ドキュメンタリー映画を坂本龍一、今井美樹らが大絶賛

2016年12月08日 (木) 17:30

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76年7月25日、アルバム『JAPANESE GIRL』でソロデビューした矢野顕子は、オリジナル・アルバムを含め数々の作品を世に放ち、ソロワークは勿論のこと様々なミュージシャンとのセッションも含め、長きに渡りライブ活動を行い、今年ソロデビュー40周年のアニバーサリー・イヤーを迎えた。

それを記念して’92年に公開されたドキュメンタリー・フィルム『SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。〜』をデジタル・リマスタリングし、新春1月6日(金)より15日間限定で全国劇場にて公開する。本作は’92年の公開当時、約2万人を動員しそれまでのレイトショー記録を塗り替えて大ヒットした。その作品が約四半世紀の時を経て待望の復活上映となる。

25年前の矢野顕子像や作品に関して独自の解釈や思いが込められた貴重なコメントが寄せられた。音楽界のみならず、老若男女問わず各界の著名人からコメントが届くあたりは、キャリアを重ねるごとに異彩を放ち続けた矢野顕子の類稀なる個性や魅力故。
ひとりのアーティストのピアノ録音を、
ここまで丁寧に追ったドキュメントというのは少ない。
貴重な記録だ。

坂本龍一[音楽家]
SUPER FOLK SONG というアルバムには音もジャケットも非常に生々しい印象を持っていました。
この映画は、その生々しさが更に強調される素晴らしい記録作品だと思います。

砂原良徳[ミュージシャン]
あれから24年もたったなんて。
エンドロールが流れ始めた途端、ボロボロこぼれた涙が熱かった事を今も忘れない。
そしてまたあの奇跡の瞬間と再会できるとは。
挑む矢野さんの姿があの頃よりぐさりと胸に刺さる。
今日の涙は、あの時とは違う味がした。

今井美樹[歌手]
これはプロセスなんだということを忘れてしまうくらい、自分と向き合って音楽そのものへとなっていく矢野顕子さんの姿に、あらためて強く心を動かされました。息をするのを忘れるほどのミラクルの連続。

渡辺シュンスケ[Schroeder-Headz、cafelon]
しいいいんと静まりかえったステージにぽつんとおかれたピアノの前で何度も何度も歌う矢野さん。それを子犬のような素直な目でじっと見つめるカメラ。「あっだめ。」「おおお、まい、ごっどねえす。」「で・き・る・の・はああ、わかってるんだけどぉ、技術がおいつかない。」「集中力がな〜い。」アッアッコちゃん。おもわずこっちは歌ってる矢野さんに自分を重ね、前のめりになる。「ああん、譜面が全部うどんに見えてしまう。」「なんでできないんだろう。」そして何度も何度も何度も歌ったのちに訪れる「おお、あい、がり」このときはじめて画面にゆっくり空気が流れ始める。「そっちで聴きまぁす。」プレイバックを両手耳にあて聴き入る矢野さんがぽつり言う「これOK。」には感動もんの重みがありました。ありがたいそしてなんといつてもパンキッシュで愛らしい天才少女のままの矢野さんにホッとした。映画は、情熱と根気の賜だなぁとつくづく実感。いい作品ができて本当におめでとう。

大江千里[ジャズピアニスト]
自分が音楽そのものになれればいいと常々思っている。 というか、そういう経験があるからミュージシャンになった。
しかしその瞬間を記録するのは難しい。
特にその音楽がその人でなければ絶対に奏でることのできないものであるならなおさらだ。
何故なら、そういった音楽は、それがこの世に出現することそのものが事件だからだ。
起こるはずのものが起こらなかったり、起こるはずのないものが起こったりする。事件とはそういうものだ。
録音する方は、その事件が起こるのを信じ、演奏者は自分を信じて演奏する。
パパラッチよろしく無理やり事件をでっち上げるのでなければ、その場を抑えるのは至難の技だ。
忍耐と愛情が必要で、お産を待つ男と同じく、万全を尽くし、励まし、祈るしかないのではないかと思う。
矢野顕子さんが、この世になかったものを出現させる、その過程を記録したドキュメンタリー。
自分を信じ、自分で作り上げる。
I made it.
その迫力に圧倒され、共鳴し、勇気をいただいた。
ありがとうございます!

東京スカパラダイスオーケストラ沖祐市[Keyboards]
矢野顕子さんの音の世界、言葉の世界は、簡潔さが一番の魅力だと僕は思っています。この映画は、モノクロームである事がまず正解だと思いました。そして、造りも撮り方も、極めて簡潔であろうとする強靭な意志で貫かれています。色も無く、説明も無く、編集ギミックも無く、ほとんどが矢野さんの顔のアップだけで成立しているこの映画は「簡潔である事の豊かさ」を、無言のまま語りかけてきます。それはつまり、そのまま矢野顕子さんなんだ、と思いました。つまり、矢野顕子さんを描いた映画ではなく、この映画そのものが矢野顕子さんなんだ、と思いました。

平野勝之[映画監督]
矢野さんの音楽の大冒険を目の当たりにして、少し情けないけどしがみついていくので精一杯でした。
私が知っていたおいしそうな笑顔と、いい匂いがする音楽の裏側には、果てしなく地道で緻密な世界が広がっていたから。
奇跡が積み重ねられていく瞬間を収めた映像は私に音楽を作る自由と責任を教えてくれました。

DJみそしるとMCごはん[くいしんぼうヒップホップ ラッパー]
このテイクはこうして録られたのか!と、思わず胸が熱くなりました。矢野さんの緊張感が伝わります。 1つ1つの音を突き詰めてゆく姿勢は、まさにSUPERなFOLK SONGの在り方なのかもしれませんね!

sasakure.UKさん[アーティスト/音楽プロデューサー]

なお12月8日(木)より、矢野顕子が25年ぶりの舞台挨拶を行う映画『SUPER FOLK SONG 〜ピアノが愛した女。 〜』[2017デジタル・リマスター版]公開記念 東京・大阪・名古屋限定、先行プレミア上映の一般発売が開始される。

映画情報


■矢野顕子『SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。〜』[2017デジタル・リマスター版]

新宿バルト9、梅田ブルク7、センチュリーシネマ(名古屋)、T・ジョイ博多、ユナイテッド・シネマ札幌ほか 全国の劇場にて、2017年1月6日(金)より15日間限定ロードショー

出演・演奏:矢野顕子
インタビュー出演:鈴木慶一、谷川俊太郎、糸井重里、三浦光紀、宮沢和史、David Rubinson (出演順)
監督:坂西伊作 撮影:夏野大介
1992年/日本/モノクロ/DCP/2ch/79分

■映画『SUPER FOLK SONG〜ピアノが愛した女。〜』[2017デジタル・リマスター版]公開記念 東京・大阪・名古屋限定 先行プレミア上映

矢野顕子、25年ぶりの舞台挨拶決定
12月13日(火) 19:30〜 センチュリーシネマ(名古屋)
12月15日(木) 19:30〜 梅田ブルク7
12月22日(木) 19:30〜 新宿バルト9 ※東京分完売

矢野顕子舞台挨拶
※登壇は本編の上映前を予定。当日、予告なく変更になる場合がございます。また都合により、ご本人の登壇が中止になる場合もございます。
販売価格 2,500円(税込)
(※特別価格になります。 全国共通前売鑑賞券はご使用できません。)
本編上映時間:79分


《チケット》
【一般発売(先着)】
・名古屋 12月13日(火) @センチュリーシネマ 上映分
2016年12月8日(木) 17:00〜12月12日(月)12:00
・大阪 12月15日(木) @梅田ブルク7 上映分
2016年12月8日(木)17:00〜12月14日(水)12:00

【当日券(各劇場)】 上映当日 発売時間未定
※各劇場での販売は、一般発売終了後残席のある場合のみの販売となります。
※発売開始日時は、各劇場へ直接お問い合わせください。


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