ダイアモンド☆ユカイの初のセルフ・カヴァー・アルバム。「バラとワイン」、「John」、「ルシアンヒルの上で」、「Casino Drive」、「Still Of The Night」といったレッド・ウォーリアーズ時代の名曲はもちろん、「Summer Angel」、「Dirty Hero」、「外は白い雪の夜」(吉田拓郎のカヴァー)といったソロ転向後からの代表曲、そして、新曲「I AM A ROCKMAN」までもを収録。初回限定となるDVDには、当時ファン・クラブ会員のみが入手可能であった、96年8月6日、日比谷野外音楽堂で行われた伝説ライブのベスト・テイク、さらには、新曲「I AM A ROCKMAN」のPVを収録。
70年発表の『ジョンの魂』は、ジョンのソロ諸作のなかでも一際輝く記念碑的作品。ビートルズ解散後に発表されたメンバーのソロ作の中で、最もビートルズ・ファンに衝撃を与えたのが本作だ。沈鬱な鐘の音に始まり、「マザー」と叫ぶ「Mother」に始まり、「ビートルズを信じない」と歌うハイライト「God」など、どうしても振り払えないファンのビートルズ幻想を”切断”する形でジョンは自分のソロ活動を位置付けた。ビートルズの「A Day In The Life」がロックを一段高い場所へ押し上げたとするなら、本作の存在もまたロックと呼ばれる音楽を数段自由にしたと思う。
4 Rod Stewart 『Atlantic Crossing』
生涯一ロックンロール・シンガー、ロッド・スチュワートと、敏腕プロデューサー、トム・ダウドとの出会いが生んだ75年発表の名作。ワーナー・ブラザーズ移籍第1弾、通算6作目のソロ・アルバム。今でも日本のCFに使われる大ヒット・ナンバー、ロッドの苦みばしった魅力が全開の名曲「Sailing」や、「Three Time Loser」などを収録。
ユカイ エアロは、もしかして、『Rocks』じゃないかもしれないなぁ・・・
--- 先程のお話に戻ってしまうのですが、昔の誌上企画では『Draw The Line』を挙げていたような記憶があるのですが(笑)。
ヤードバーズ、エリック・バードン&アニマルズ、ジミー・ペイジといった、所謂ホワイト・ブルース系アーティストとの共演により、ロック・ファンからの需要も高い、ミシシッピ州出身のブルース・ハーモニカ奏者、サニー・ボーイ・ウィリアムソン。本盤は、50年代から60年代にかけてのチェス時代のベスト。「Don't Start Me Talking」、「Bring It On Home」、「One Way Out」は、ブルース・ロック古典としても有名。
4 Bob Dylan 『Bob Dylan』
フォーク・ブームの気運高まる中、当時20歳のボブ・ディランが62年に発表した記念すべきデビュー・アルバム。制作は、CBSの名物プロデューサーであったジョン・ハモンド。師と仰ぐウディ・ガスリーに捧げた「Song To Woody」と「Talkin' New York」のオリジナル曲2曲を除き、多くのレパートリーはトラッドと、ブラインド・レモン・ジェファーソン、ブッカ・ホワイトらによるオリジナル・ブルース。それらの楽曲をディラン独自の声で歌い上げている。
モット・ザ・フープル最期のスタジオ・アルバム『ロックン・ロール黄金時代』(74年発表)。彼らの代表曲に数え上げられる「Golden Age Of Rock 'n' Roll(ロックン・ロール黄金時代)」や「Roll Away The Stone(土曜日の誘惑)」を収録。「American Pie/The Golden Age Of Rock 'n' Roll」をはじめ、ボーナス・トラック7曲を追加。
4 Bad Company 『Bad Company』
英国を代表する人気ハードロック・バンド、フリーが再度の解散を遂げた後、メンバーだったポール・ロジャースとサイモン・カークが、モット・ザ・フープルのミック・ラルフスらと組んで結成したバッド・カンパニー。本作は、74年に発表された彼らのデビュー作で、広くロック・ファンに人気の高い1枚。シンプルなR&Rで、ポール・ロジャースのヴォーカルが存分に活かされている。「Can't Get Enough」が当時大ヒットした。
67年、ドアーズの記念すべきデビュー・アルバムであり、ロック史上に残る名作。ドアーズ・サウンドのヒリヒリした透明さや、冷たく光る熱といったような個性は、同時代のバンドと比べて圧倒的な単独性を感じさせる。ブギっぽいイントロから始まる「Break on Through」の力強さに、「Crystal Ship(水晶の船)」という美しいイメージ、クルト・ワイル作「Alabama Song」、そして、レイ・マンザレクのオルガンが唸る永遠の名曲「Light My Fire(ハートに火をつけて)」、圧倒的なラスト曲「The End」と寸分の隙もない完全なるアルバム。
4 Led Zeppelin 『Led Zeppelin W』
レッド・ツェッペリンが、より大きく変化を見せた、「フォー・シンボルズ」とも呼ばれる4作目(71年発表)。「Black Dog」や「Rock and Roll」は、従来のゼップを彷彿とさせるハードなロックンロール・ナンバー。白眉は、やはり「天国への階段」。静かなアコギの爪弾きに始まり、ロバート・プラントが意味深い詞を淡々と綴っていき、最後の最後でハードに昇り詰める。また、この曲の前奏とも言える「Battle of Evermore」には、フェアポート・コンヴェンションを脱退したサンディ・デニーが参加。「Going to California」でのバッファロー〜CSN的な音楽性も面白い。
4 David Bowie 『Rise and Fall of Ziggy Stardust and The Spiders From Mars』
72年発表、デヴィッド・ボウイの最高傑作にして、文句なしのグラム・ロック大名盤。本作とその後のツアーで、ロックに妖艶なSFタッチの価値観を植え付けたボウイ。しかし、一見奇抜に見える本作のメッセージは、現在でも通用する普遍的なモノ。危機感迫る名曲「Five Years」、切なさをメロディとアレンジが煽る「Moonage Daydream」、「Starman」、ルー・リードとシンクロするR&R「Hang On To Yourself」など。思春期を潜り抜ける時の”苦さ”にも似たアルバム。