バーンスタイン生誕90年
Tuesday, April 15th 2008
2008年に誕生90年を迎えたレナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)は、1918年08月25日、アメリカ、マサチューセッツ州ローレンスに生まれました(当初はルイスと名付けられますが、後にレナードに改名したとされています)。化粧品会社に勤務する父親サミュエルの一家は音楽的な環境とは無縁だったそうで、幼少期の音楽体験は母親が持っていた蓄音機だったとされています。1928年、10歳の時にフリーダ・カープについてピアノを学んだのが最初の音楽教育で、1931年からはニューイングランド音楽院でスーザン・ウィリアムズからピアノを学び始めます。ボストン・ラテン・スクール(Boston Latin School)を経てハーヴァード大学に進み、音楽とドイツ語、文学を専攻、作曲をウォルター・ピストンに学びます。
1934年、ボストン・パブリック・スクール交響楽団のコンサートで、グリーグのピアノ協奏曲のソロをつとめ、非公式ながらピアニストとしてデビュー。
1937年、ディミトリ・ミトロプーロスと出会い、その強い影響から指揮活動に憧れを抱くようになったとされています。
1938年6月12日、自作のピアノ曲(music for the Dance Nos. 1 & 2, Music for Two Pianos)を携え、作曲家兼ピアニストとして公式デビュー。
1939年4月21日、ハーヴァード大学内で自作の劇付随音楽を指揮。同年にハーヴァード大学を卒業。息子の将来を危惧した父親の猛反対にもかかわらずプロの音楽家の道を志し、ミトロプーロスのはからいでカーティス音楽院に入学、指揮をフリッツ・ライナーに師事します。
1940年、タングルウッド音楽祭の指揮講習でセルゲイ・クーセヴィツキーに師事。バークシャー・ミュージック・センター・オーケストラを指揮して、リムスキー=コルサコフの『シェエラザード』第二楽章と第四楽章を演奏(初のフル編成オーケストラ指揮)。そのままクーセヴィツキーの元にとどまることも考えたようですが、弟子の流出を惜しんだライナーの強い要請で音楽院に戻ります
1941年、カーティス音楽院を卒業。
1943年
8月、ニューヨーク・フィル音楽監督アルトゥーロ・ロジンスキーの指名により補助指揮者(appointed Assistant Conductor)に就任。この指名の背景には、クーセヴィツキーからの強い推薦があったとされています。
11月14日、ブルーノ・ワルターの急病でニューヨーク・フィルの演奏会を急きょ代役指揮。リヒャルト・シュトラウスの『ドン・キホーテ』メインにカーネギー・ホールでおこなわれたこのコンサートは大成功を収め、ラジオで放送されていたこともあって空前の話題を呼び、社説で言及したニューヨーク・タイムスをはじめ戦時下にもかかわらず大きく報道されるなど、バーンスタインの名は一気に社会現象化します。
11月23日、自作のピアノ曲『7つの記念日』からの3曲と『クラリネット・ソナタ』を録音、レコーディング・デビューを飾ります(クラリネット独奏は当時のニューヨーク・フィル主席奏者デイヴィッド・オッペンハイム)。
Perl
・『7つの記念日』からの3曲、クラリネット・ソナタ
1944年
1月、交響曲第1番『エレミア』をピッツバーグ交響楽団を指揮して初演。当時ピッツバーグ響を率いていたライナーの肝入りだったとされています。
3月、『エレミア』がニューヨークで演奏され、ニューヨーク音楽批評家サークル賞を受賞。
4月、『ファンシー・フリー』をニューヨーク・バレエ・シアター管弦楽団を指揮して初演(場所はメトロポリタン歌劇場)。
12月、初のミュージカル作品『オン・ザ・タウン』がボストンで初演されます。
またこの頃、バーンスタインを主人公役に据えた映画「チャイコフスキー」という企画がハリウッドで持ち上がり、フォン・メック夫人役にグレタ・ガルボが内定、バーンスタイン自身もカメラ・テストを受けて関係者に太鼓判を押されたそうですが、結局頓挫してしまいます。
1945年
クーセヴィツキーの推挙を得て、ニューヨーク・シティ交響楽団の音楽監督に就任(1947年まで)。
1946年
5月、プラハで開催された「アメリカ音楽フェスティバル」で、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してヨーロッパ・デビュー。
7月、フィルハーモニア管弦楽団を客演指揮(イギリス・デビュー)。
Istituto Discografic
・ラヴェル:ピアノ協奏曲
1947年
イスラエル・フィル(当時はパレスチナ交響楽団)に自作『エレミア』を携えて客演。
Andante
・ストラヴィンスキー:『兵士の物語』組曲
1948年
イスラエル独立戦争のさなかにイスラエル・フィルを指揮、解放されたばかりの砂漠の街ベエルシェバでおこなわれた野外コンサートでの「砂漠のラプソディ・イン・ブルー」は今も語り草になっています。
1949年
4月8日、交響曲第2番『不安の時代』を自身のピアノ独奏、クーセヴィツキー指揮ボストン交響楽団により初演。
12月2日、メシアンの『トゥーランガリーラ交響曲』をボストン交響楽団を指揮して世界初演。
1951年
イスラエル・フィルのアメリカ・ツアーにクーセヴィツキーと共に同行。
6月、クーセヴィツキーが死去、タングルウッドの管弦楽講習と指揮講習部門を引き継ぎます。
9月、チリ出身の女優・ピアニストのフェリシア・モンテアレグレと結婚。
1952年
6月、オペラ『タヒチ島の騒動』初演。
1953年
1月、ミュージカル『ワンダフル・タウン』初演。
6月、ニューヨーク・スタジアム交響楽団(実体はニューヨーク・フィル)を指揮して『英雄』、『新世界より』、『悲愴』など5つの交響曲をレコーディング。
12月、マリア・カラスの強い推挙でミラノ・スカラ座でのケルビーニ:『メディア』を指揮。スカラ座に登場した初のアメリカ人指揮者となります。きっかけはバーンスタイン指揮のラジオ放送をカラスが聴いて魅了されたことだとされており(当時はカラスもバーンスタインの名は耳にしたことがなかったとか)、指揮したことのないオペラのオファーに出演を渋るバーンスタインを、カラス自身が説得したといわれています。
DG
・アメリカDECCA録音集
EMI
・ケルビーニ:歌劇『メディア』全曲
1954年
9月、『セレナード』をベニスで初演。
テレビ・ドキュメンタリー・シリーズ「オムニバス(OMNIBUS)」がスタート(1958年まで)。
ドリームライフ(DVD)
・レナード・バーンスタイン〜音楽のよろこび
1955年
3月、マリア・カラス主演の『夢遊病の女』をスカラ座で指揮。
EMI
・ベッリーニ:歌劇『夢遊病の女』全曲
1956年
10月、ニューヨーク・フィルの共同首席指揮者に就任。尊敬するミトロプーロスとともに同オケを率います。
12月1日、オペラ『キャンディード』初演。
12月31日、ニューヨーク・フィルと『メサイア』をレコーディング。CBSレコードとの長期にわたる録音契約が開始されます。この録音は「録音曲目の決定をほぼバーンスタインに一任する」という破格のものでした。
SONY
・ヘンデル:『メサイア』全曲
1957年
9月、ミュージカル『ウエスト・サイド物語』初演。空前の大当たりとなります。
11月、ニューヨーク・フィルの音楽監督に就任。以降、単独で同オケを率います。最大のライバルと目されていたグィド・カンテッリの急逝(1956年)、既に引退していたアルトゥーロ・トスカニーニの死去(1957年)、ブルーノ・ワルターのセミ・リタイアなどが相次いだこともあり、文字通り期待を一身に担っての就任でした。
SONY
・ストラヴィンスキー:『火の鳥』組曲
・チャイコフスキー:『ロメオとジュリエット』
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番、グールド(p)
Istituto Discografic
・シューベルト:交響曲第9番『グレイト』
1958年
1月18日、第1回「ヤング・ピープルズ・コンサート」開催。ニューヨーク・フィルとCBSの共同製作による同番組は、1972年までの間に計53本が制作されます。
SONY
・ベートーヴェン:交響曲第7番
・アイヴズ:交響曲第2番
・ムソルグスキー:『展覧会の絵』
ソニー
・メンデルスゾーン:交響曲第4番
Kultur(DVD)
・バーンスタイン・ヤング・ピープルズ・コンサート
1959年
8月、ニューヨーク・フィルとヨーロッパ及びソ連への演奏旅行を敢行。モスクワではショスタコーヴィチの交響曲第5番を作曲者臨席のもと演奏、終演後の舞台でショスタコーヴィチと手をたずさえて喝采を浴び、伝説的な大成功を収めます。
SONY
・バルトーク:管弦楽のための協奏曲
・ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
・リムスキー=コルサコフ:『シェエラザード
・ベルク:ヴァイオリン協奏曲、スターン(vn)
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、グールド(p)
ソニー
・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
1960年
マーラー生誕100周年を記念して、ミトロプーロス、ワルターを招いてニューヨーク・フィルと連続演奏会を敢行、。
2月、マーラー:交響曲全集録音を開始。第1弾は交響曲第4番。
SONY
・マーラー:交響曲第4番曲
・プロコフィエフ:ピーターと狼
ソニー
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番、バーンスタイン(p)
ソニー(SACD)
・マーラー:交響曲第4番
1961年
4月、ニューヨーク・フィルを率いて初来日。副指揮者を務めていた小澤征爾を帯同して話題に。
SONY
・ベートーヴェン:交響曲第5番
・シベリウス:交響曲第5番
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番、グールド(p)
1962年
グレン・グールドとブラームスのピアノ協奏曲第1番で共演。演奏に先立って、バーンスタインがグールドとの間で解釈上の不一致があることを客席に向かって述べたことで知られるコンサートです。
9月、ニューヨーク・フィルの本拠地を、カーネギー・ホールからリンカーン・センターへ移します。オープニングで、コープランドの『コノテーションズ」を初演。他に、ベートーヴェン『ミサ・ソレムニス』〜グロリア、ヴォーン・ウィリアムズ『音楽へのセレナード』、マーラー:交響曲第8番第1部を演奏。
SONY
・ブラームス:交響曲第4番
・ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』
・マーラー:交響曲第8番第1部
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』 ゼルキン(p)
・ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 グールド(p)
1963年
3月、メトロポリタン歌劇場にヴェルディ:『ファルスタッフ』で公式デビュー。
12月、交響曲第3番『カディッシュ』を初演。
SONY
・ドヴォルザーク:交響曲第7番
・ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』
ソニー
・モーツァルト:交響曲第40番
・シューベルト:交響曲第8番『未完成』
1965年
7月、『チチェスター詩篇』初演。
1966年
ウィーン国立歌劇場に初登場。ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ主演による『ファルスタッフ』を指揮。1964年にヘルベルト・フォン・カラヤンが音楽監督を辞任して以来、沈滞していた国立歌劇場へのカンフル剤という歌劇場首脳部の目論見が成功し、公演は大盛況となります。このときに提示された高額のギャラにバーンスタインは驚愕したといわれています。
このとき、『ファルスタッフ』をCBSにレコーディングし、バーター契約でDECCAに2枚のレコードをレコーディング。オーケストラはいずれもウィーン・フィル。
DECCA
・マーラー:大地の歌
ソニー
・シベリウス:交響曲第2番
・ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』全曲
ユニバーサル(SACD)
・モーツァルト:交響曲第35番『リンツ』
1967年
5月、マーラーの交響曲全集が完成(第1〜9番)。最後の録音は交響曲第6番。
SONY
・マーラー:交響曲全集
ソニー(SACD)
マーラー:交響曲全集
・交響曲第1番『巨人』
・交響曲第2番『復活』
・交響曲第3番
・交響曲第4番
・交響曲第5番
・交響曲第6番、第9番
・交響曲第7番『夜の歌』
・交響曲第8番『千人の交響曲』
1968年
4月、ウィーン国立歌劇場で『ばらの騎士』を指揮。
6月、ロバート・ケネディ上院議員の告別式でマーラーの交響曲第5番〜アダージェットを演奏(ニューヨーク・フィル)。リベラリストで熱心な民主党支持者だったバーンスタインは、このケネディ兄弟の相次ぐ暗殺でアメリカ社会に幻滅した、とも言われています。
8月、ニューヨーク・フィルを率いてヨーロッパ、イスラエル・ツアーへ。
SONY
・マーラー:交響曲第5番〜アダージェット
・モーツァルト:交響曲第41番『ジュピター』
・レスピーギ:『ローマの祭り』
1969年
5月17日、ニューヨーク・フィルの音楽監督を退任。音楽監督としての最後のコンサートでマーラーの交響曲第3番を指揮。終身桂冠指揮者の称号を受けます。
5月25日、ウィーン国立歌劇場創立100周年記念フェスティバルでベートーヴェンの『ミサ・ソレムニス』を指揮。
SONY
・ストラヴィンスキー:『ペトルーシュカ』
1970年
2月、ロンドンのセント・ポール大聖堂でヴェルディのレクイエムを指揮。並行してレコーディングもおこなわれます。
6月、ベートーヴェン生誕200年を記念してウィーン・フィルとベートーヴェンの第9を、ウィーン国立歌劇場で『フィデリオ』を指揮。
8月、大阪万国博に参加してニューヨーク・フィルを率いて来日。
メトロポリタン歌劇場で『カヴァレリア・ルスティカーナ』を指揮。
SONY
・ヴェルディ:レクイエム
ドリームライフ(DVD)
・ヴェルディ:レクイエム
・ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
・バーンスタイン・オン・ベートーヴェン
・バーンスタイン・メモリアルBOX(7DVD)
1971年
2月からウィーン・フィルとドイツ、イタリア・ツアー。
3月、ユニテルへの映像版マーラー交響曲全集に着手。第1弾の交響曲第9番はウィーン・フィルとのドイツ・ツアー中にライヴ収録され、会場は宿敵(?)カラヤンの本拠ベルリンのフィルハーモニーでした。
9月、ワシントン・ケネディ・センター開場式のために委嘱された『ミサ曲』が初演。ジャズやロックの手法を取り入れ、上演にはダンサーも必要とされる総合芸術的な大作でした。
SONY
・ホルスト:『惑星』
DG(DVD)
・マーラー:交響曲第9番
・マーラー:交響曲全集
1972年
4月、ロンドンで『春の祭典』をレコーディング。
5月、イスラエルで『大地の歌』をライヴ映像収録。並行してCBSにレコーディングも。
がからリリース。
9月、メトロポリタン歌劇場新シーズンのオープニングで『カルメン』を指揮。並行しておこなわれる予定だったレコーディングをめぐってCBSと対立、かわってDGがレコーディングを引き受け、これがDGへの初録音となります。
12月、母校ハーヴァード大学で『答えのない質問』と題した講義を収録。翌年にかけて計6回おこなわれたこのテレビ講義は、ボストン交響楽団を指揮したモーツァルトの交響曲第40番や『田園』の全曲演奏を含む豪華な内容でした。この音源のうち『エディプス王』がのちにCBSからレコード化。
DG
・ビゼー:歌劇『カルメン』全曲
SONY
・ストラヴィンスキー:『春の祭典』
・ストラヴィンスキー:『エディプス王』
ソニー(SACD)
・マーラー:『大地の歌』
DG(DVD)
・マーラー:『大地の歌』
・マーラー:交響曲全集
Euroarts
・ブラームス:交響曲第2番、第4番
ドリームライフ(DVD)
・バーンスタイン/答えのない質問
1973年
6月、ウィーン芸術週間で『ミサ曲』がヨーロッパ初演。
8月、ロンドンのイーリー大聖堂でマーラーの『復活』を指揮。映像版全集の一環として映像収録、同音源を含むとされるレコーディングがのちにCBSからレコード化されます。
SONY
・マーラー:交響曲第2番『復活』
・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 スターン(vn)
ソニー(SACD)
・マーラー:交響曲第2番『復活』
DG(DVD)
・マーラー:交響曲第2番『復活』
・マーラー:交響曲全集
ドリームライフ(DVD)
・ブラームス:交響曲第1番、第3番
1974年
7月、クーセヴィツキー生誕100周年記念コンサートをタングルウッドでおこない、ボストン交響楽団を指揮。
8月からのニューヨーク・フィルの日本、東南アジア、オーストラリア・ツアーに同行。
10月、マーラーの交響曲第10番『アダージョ』をウィーンで映像収録。これが同曲の初録音となります。ちなみに、バーンスタインは「クック版」などの補筆完全版には一貫して否定的だったそうです。
DG(DVD)
・マーラー:交響曲第10番
・マーラー:交響曲全集
ドリームライフ(DVD)
・チャイコフスキー『悲愴』
・バーンスタイン・メモリアルBOX(7DVD)
1975年
4月、マーラーの交響曲第10番『アダージョ』をニューヨークでレコーディング。
9月、ベルリオーズのレクイエムを初演地であるパリのアンバリット廃兵院で指揮。フランス国立管弦楽団とのオール・ラヴェル・プロをシャンゼリゼ劇場でおこない、いくつかの曲は並行してレコーディングされ、これがフランス国立管弦楽団との初録音となります。
SONY
・マーラー:交響曲第10番
・ラヴェル:管弦楽曲集
ソニー(SACD)
・マーラー:交響曲第10番
ドリームライフ(DVD)
・オール・ラヴェル・プロ
・バーンスタイン・メモリアルBOX(7DVD)
1976年
5月から、ニューヨーク・フィルのアメリカ建国200年祭記念演奏旅行(全米およびヨーロッパ)に同行。
10月、交響曲第6番『悲劇的』の収録をもって、映像版マーラー全集を収録完了。
同月、国際アムネスティ基金協賛特別コンサート(オール・ベートーヴェン・プロ)をミュンヘンでおこない、クラウディオ・アラウ、バイエルン放送交響楽団と共演。この模様はDGからレコード化されましたが、2007年になってようやくCD化され話題となりました。
11月、EMIに初録音。曲はベルリオーズの幻想交響曲、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチとのシューマン:チェロ協奏曲そのほか。
DG
・国際アムネスティ基金協賛特別コンサート
・リスト:ファウスト交響曲
EMI
・シューマン:チェロ協奏曲 ロストロポーヴィチ(vc)
EMIミュージック・ジャパン
・ベルリオーズ:幻想交響曲
DG(DVD)
・マーラー:交響曲第6番
・マーラー:交響曲全集
・シューマン:チェロ協奏曲 ロストロポーヴィチ(vc)
1977年
3月、ロンドンでストラヴィンスキーのミサ曲ほかをレコーディング
4月、ウィーンでボーイトの歌劇『メフィストーフェレ』プロローグをレコーディング。
5月、パリで『サロメ』のモノローグほかをレコーディング。
8月、自作の交響曲3曲をイスラエル・フィルとベルリンでレコーディング。
以上はすべてDGへの録音で、バーンスタインと同レーベルの親密さを印象付けます。
9月、ウィーン・フィルとのベートーヴェン:交響曲全集レコーディングがスタート。ユニテルが映像を収録、DGが音源をレコード化するという大規模なプロジェクトでした。第1弾は交響曲第5番『運命』。
DG
・ベートーヴェン:交響曲全集
・ 『メフィストーフェレ』〜プロローグ
・ストラヴィンスキー:ミサ曲ほか
・バーンスタイン:自作自演集
ユニバーサル・ミュージック
・バーンスタイン:交響曲全集
1978年
1月、ウィーン国立歌劇場で『フィデリオ』を指揮。カラヤンの子飼いとみなされていたグンドゥラ・ヤノヴィッツをレオノーレ役に起用したことでも話題に。
2月、コンセルトヘボウ管弦楽団と『ミサ・ソレムニス』を演奏、ライヴ録音。
6月16日、妻フェリシア死去。直前の12日におこなわれたウィーン・フィルとの演奏会でのベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番はのちにDGからレコード化、亡き妻の思い出に捧げられています。
DG
・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番 ・ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』全曲
・ ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス
DG(DVD)
・ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』全曲
1979年
5月、ニューヨーク・フィルを率いて来日。27日に東京文化会館でおこなわれた演奏会でのショスタコーヴィチ:交響曲第5番が当時最先端のデジタル・レコーディングによってライヴ収録されて話題に。
8月、長期にわたったCBS(SONY)とのレコーディング契約が終了。
9月、交響曲第9番『合唱』をウィーン国立歌劇場で収録し、ベートーヴェン:交響曲全集レコーディングを完了。
10月、ベルリン・フィルと初共演してマーラーの交響曲第9番を指揮。この演奏はのちにDGが放送音源からCD化。
DG
・ベートーヴェン:交響曲全集
・マーラー:交響曲第9番
SONY
・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
DG(SACD)
・ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
ソニー(SACD)
・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
1980年
作曲に専念するとして、演奏活動を中断。
1981年
2月、ミュンヘンで『トリスタンとイゾルデ』をセミ・ステージ形式、各幕1夜づつ上演。フィリップス・レーベルからレコード化されて大反響を呼びます。
同月、ウィーン・フィルとのブラームス:交響曲全集レコーディングがスタート。ベートーヴェン同様ユニテルが映像を収録、DGが音源をレコード化。
DG
・ブラームス:交響曲全集
PHILIPS
・ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』全曲
ユニバーサル・ミュージック
・フランク:交響曲
Euroarts(DVD)
・モーツァルト:交響曲第39番ほか
1982年
4月、BBC交響楽団と初共演。エニグマ変奏曲、『威風堂々』第1番そのほかを演奏。
7月、ロスアンジェルス・フィルに客演、『ラプソディ・イン・ブルー』そのほかを演奏。
DG
・ガーシュウィン:『ラプソディ・イン・ブルー』
・ストラヴィンスキー:春の祭典
ユニバーサル・ミュージック
・エルガー:エニグマ変奏曲、『威風堂々』第1番
1983年
10月、65歳の誕生日を記念して、ローマ法王ヨハネ・パウロ二世よりヴァティカン勲章を与えられます。
11月、バイエルン放送交響楽団と東欧ツアー。ブダベストでの演奏会がのちにCD化。
イタリアの聖チェチーリア音楽院名誉総裁に就任。
Hungaroton
・バルトーク:弦チェレ、他
1984年
2月、ウィーン市より名誉リングを授与。
10月、クリスティアン・ツィマーマンとのピアノ協奏曲第2番を収録し、協奏曲全集を含むブラームス全集録音が完結。
DG
・ブラームス:交響曲全集
・ハイドン:交響曲集、ほか
・モーツァルト:交響曲集
・モーツァルト:交響曲集、レクイエム、ほか・シューマン:交響曲全集
DG(DVD)
・ブラームス:交響曲全集、協奏曲集、他
1985年
6月、二度目となるマーラー:交響曲全集レコーディングに着手。第1弾はコンセルトヘボウ管弦楽団との交響曲第9番。
*このマーラー全集はバーンスタインの死去で未完に終わりますが、未録音となった3曲を放送音源や他社音源で補い、全集としてリリースされています。
7月、原子爆弾投下40周年の機会に、ECユース・オーケストラを率いてアテネと広島へ「平和の旅」コンサート・ツアー。
9月、イスラエル・フィルを率いて来日。
DG
・マーラー:交響曲全集
・ショスタコーヴィチ:交響曲第9番
・バーンスタイン:ウェスト・サイド・ストーリー
DG(DVD)
・ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
1986年
シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭へ初めて招かれます。
DG
・シベリウス:交響曲第2番
・チャイコフスキー:『悲愴』
1987年
5月、聖チェチーリア音楽院管弦楽団を指揮して、宿願だったという歌劇『ボエーム』をレコーディング。
DG
・シューベルト:交響曲第8番、第9番
・プッチーニ:歌劇『ボエーム』全曲
Euroarts(DVD)
・シューベルト:交響曲第9番『グレイト』
・モーツァルト:交響曲第25番、クラリネット協奏曲
1988年
5月、イスラエル・フィルより終身桂冠指揮者の称号を贈られます。
6月、シカゴ交響楽団に客演、ショスタコーヴィチの交響曲第1番と第7番を演奏、ライヴ収録されます。これを機にショスタコーヴィチ交響曲全集が企画され、バーンスタインはレニングラード・フィルとの交響曲第5番のレコーディングを強く希望していたといいます。
DG
・ショスタコーヴィチ:交響曲第1番、第7番
・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲、マイスキー(vc)
・モーツァルト:レクイエム
DG(DVD)
・モーツァルト:レクイエム
Euroarts(DVD)
・ショスタコーヴィチ:交響曲第1番(全曲演奏とリハーサル)
1989年
9月、ツィマーマンとのベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集録音がスタート(第1番と第2番の録音を残してバーンスタインが亡くなり、ツィマーマンが引き振りして完成されます)。
12月13日、念願だった改訂を終えた『キャンディード』をロンドンで上演。
12月25日、ベルリンの壁崩壊と東西ドイツ統一を祝ってベルリンで第9を指揮。旧東ドイツのシャウシュピールハウスに特別編成のオーケストラを集め、合唱に第4楽章の歌詞“Freude(歓喜)”を“Freiheit(自由)”に変更して歌わせました。
DG
・ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集、ツィマーマン(p)
・バーンスタイン:『キャンディード』全曲
DG(DVD)
・ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集、ツィマーマン(p)
・バーンスタイン:『キャンディード』全曲
1990年
前年末の第9演奏会直後から体調が悪化、呼吸困難と心臓発作に襲われ、3月には肺腫瘍と診断されます。
それでも精力的な活動は衰えず、ブルックナーの交響曲第9番、モーツァルトの大ミサ曲などの演奏会とレコーディングをおこないます。
7月、パシフィック・ミュージック・フェスティバル出演のため最後の来日。強度の鎮静剤を服用しながらの強行軍でしたが、東京での2回公演のあとにダウン、残りの演奏会を副指揮者として帯同していた大植英次が代行し、事情を知らない日本のファンの間に大きな波紋を呼びました。
8月19日、故郷ボストンのタングルウッドでボストン交響楽団を指揮。これが生涯最後の演奏となりました。曲目はブリテンの『4つの海の間奏曲』、ベートーヴェンの交響曲第7番でした。
10月9日、指揮活動からの引退を表明。5日後の10月14日、ニューヨークの自宅で激しい心臓発作に見舞われ、72年の生涯を閉じました。
DG
・モーツァルト:大ミサ曲
ユニバーサル・ミュージック
・バーンスタイン/最後の演奏会
・ブルックナー:交響曲第9番
DG(DVD)
・モーツァルト:大ミサ曲
ドリームライフ(DVD)
・ブルックナー:交響曲第9番
for Bronze / Gold / Platinum Stage.
featured item
The Ravel Concerts
Bernstein, Leonard (1918-1990)
Price (tax incl.):
¥14,300
Multi Buy Price
(tax incl.):
¥11,011
%%header%%![]()
%%message%%

featured item
Import
Symphonies Nos.2, 4: Bernstein / Boston Symphony Orchestra
Brahms (1833-1897)
Price (tax incl.):
¥3,739
Member Price
(tax incl.):
¥1,390
Multi Buy Price
(tax incl.):
¥1,390
In Stock
%%header%%![]()
%%message%%

featured item
Import
Sym.1: Bernstein / Schleswig-holstein Festival O +rehearsal
Shostakovich
Price (tax incl.):
¥3,729
Multi Buy Price
(tax incl.):
¥3,058
%%header%%![]()
%%message%%

featured item
Import
Schubert Symphony No.9, Schumann Manfred Overture : Bernstein / Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks, Wiener Philharmoniker
Schubert (1797-1828)
Price (tax incl.):
¥3,729
Multi Buy Price
(tax incl.):
¥3,058
%%header%%![]()
%%message%%

