激ロック×HMV｜vol.11 KNOCK OUT MONKEY

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激ロック×HMV 今月のレコメンド：KNOCK OUT MONKEY「INPUT ∝ OUTPUT」

今月のレコメンド：KNOCK OUT MONKEY「INPUT ∝ OUTPUT」

KNOCK OUT MONKEY 『INPUT ∝ OUTPUT』
[2014年2月26日発売]
KNOCK OUT MONKEY、2月26日に1stフルアルバム！“神戸の暴れ猿”こと4人組ロックバンドKNOCK OUT MONKEYのフルアルバムが2月26日（水）に発売！本作はメジャーデビュー後、初のフルアルバムとなる。今年1年を通して各地のフェス・サーキットを席巻し、ライブバンドとして更にタフになった彼らが放つインディーズ時代から待望のフルアルバムのリリース！メジャーデビューシングル「Paint it Out!!!!」を含む全11曲収録！

KNOCK OUT MONKEYによる「INPUT ∝ OUTPUT」セルフライナーノーツ

01. Prologue ～Battle against the Apes～
作品においても、LIVEにおいても、自分を奮い立たせたいと思って作ったSEですが想像以上に壮大になりました(笑) 聴いてくれる人にとっても何かをスタートするときのSEになれば最高です。

02. I still
初期衝動の詰まった曲です。楽曲のアレンジも今までの自分たちにないアプローチで、ジェットコースターに乗ったようなスピード感を意識しています。
歌詞のテーマとしては、世の中の不満や苛立ちを吐露するのではなく、怒りですら結局は自分の内から発生していて、それは第3者を傷つけるものではなく、自分を奮い立たせるものであるべきだ、という自分なりの哲学を歌っています。

03. You have got freedom
僕らの居場所でもある《ライブハウス》を舞台に、日常の中で抱える不満や不安を、ここで音に身を任せてぶちまけようぜっていうことをテーマにした曲です。その先にある希望に向かっての疾走感と、爆発力がものスゴイ曲になっています。

04. Paint it Out!!!!
昨年10月にメジャーファーストシングルとしてリリースした曲です。ストレートな曲かと思いきや、途中で突然お洒落なカフェにいるのかと錯覚してしまうような、遊び心も盛り込まれた1曲です。
歌詞のテーマとしては、社会に踊らされていることへの苛立ちを感じている画家をテーマにして、世の中の皮肉を描いているうちに気付くと希望を描いていて、結局は自分自身を描いていたという詞です。

05. Change
マーチングのビートと、明日への希望を歌った歌詞は、まさにKNOCK OUT MONKEY流の人生行進曲。今までありそうでなかったミドルテンポの曲は、僕らにとって新境地でもありました。

06. The large world
エッジの効いたリフを基調とした、ハードロックなイントロを経てのAメロ歌い出しに思わずニヤリとしてしまうでしょう。もしくは、イラっとするか(笑)。そんな遊び心の先制攻撃を覆すかのような力強さと、時に哀愁を漂わせる楽曲・メロディーに仕上がっています。

07. Dear
愛すべき大切な人のことを歌った曲です。恋愛の曲ではないのですが、その人がいるからこそ、僕らは今こうやって音を鳴らせていると思っていて、その人に感謝の気持ちが届けばいいな、という想いからこの曲を作りました。自分自身を見つめ直すことの出来る、自分の中でのバンドアンセムだと思っています。

08. Challenge & Conflict
今作のアルバムで一番ラウド且つ重要な一曲。激しさ全開のリフやグルーヴ、特徴的なリリックは僕らがミクスチャーロックを軸にやってきたからこその武器だと思っています。
聴きどころはw-shunの過去イチ激しいシャウト。制作時に「そこまでいっちゃうのねー！」とびっくりしたぐらい。間奏のギターソロもエキゾチックで面白いです。

09. Gun shot2
インディーズ時代のミニアルバム『0 → Future』に収録されている「Gun shot」の続編です。曲と歌詞の世界観を前作から崩すことなく、今回もJazzの要素を取り入れて深み・渋さを前作より格段に増した仕上がりになっています。今後、3、4と、まさかのシリーズ化もある！？

10. Flight
ソカのリズムを基調としたダンサブルなビートの曲。サビの掛け合いで『hi‼』と叫びながら、皆が笑顔でジャンプしている姿など、ライブの景色が目に浮かぶような躍動感に溢れた爽やかな曲です。

11. Sunrise
全く新しい自分たちの引き出しを開いてみました(笑)
何度も何度も日が昇って沈むことを繰り返していく中で、それが始まりであり、終わりでもあるんだと気付かされる曲です。時間を止めることも、地球を止めることも出来ない、神様ではないちっぽけな人間だからこそ、悩むこともあったり、喜んだり出来る訳で。
自分中心に見ると大きなことも、地球規模で見れば小さいことなんだろうな、なんて日頃悩みながらも笑ってます。