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0 people agree with this review 2021/03/14
なかなか楽しめる演奏じゃないですかね。小走りな感じでカラッと軽快に進むシューマンです。録音は優秀で、トーンハレのアコースティックをよく捉えています。オケの音は重すぎず手触り感があります。ジンマンの表現に合った響きではないでしょうか。楽譜の版の違いにもよりますが、他の演奏では意識していなかった響きも聴こえてきます。シューマンっぽい渋みや仄暗さは殆ど感じませんが、こういった解釈、表現のシューマンもおもしろいと私は思います。軽快で爽やかな演奏でした。 皆さんにも一聴をおすすめします。
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1 people agree with this review 2021/03/14
ハイティンクはこの曲に愛着があるのでしょう。何度も録ってますよね。さてこの RCO との演奏ですがハイティンクの美感と RCO の美音が相まって、柔らかく美しい響きです。 LIVE SACD いうこともあり、オケが間近にいるようで音のテクスチャーがうんと伝わってきます。ハイティンクの表現はちょっと綺麗すぎるくらいで、最終楽章まで美しく美しくいってしまいます。影や歪みがあまりに無さすぎる気がするのは贅沢ですかね。この演奏会はハイティンクとコンセルトヘボウの50周年の記念演奏会とのこと。祝祭の雰囲気が影響するなんてこともあるのでしょうかね。4楽章のシェーファーも美しい歌唱ですが、私としては声質が合っていないような感じがしました。BPO の時のマクネアーは良かったですし、アバド / ウィーン のシュターデも素晴らしいです。歌手の声質と演奏表現の相性は重要ですね。ハイティンクらしい安定感のある美しい演奏でした。美しさでは一番かも知れません。皆さんも聴いてみて下さい。
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0 people agree with this review 2021/03/13
サンフランシスコとの爽快なシベリウス 。久しぶりに SFSO の演奏を聴きましたがメカニック凄いですね。こんなに機能性が高かったとは驚きました。ブロムシュテットの解釈はいつもどおり自然体で真っ直ぐな表現ですが、手兵のスーパーオーケストラを気持ち良くスカッとドライブしています。音色は北欧的と言うよりも明るめで爽快なサウンドです。ディヴィスシンフォニーホールを鳴らしきっています。2番4楽章のコーダでは凄みのある大管弦楽が響き渡ります。特に良かったのは 1番、5番、6番。完成度の高い素晴らしい全集だと思います。 皆さんにも一聴をおすすめします。
5番の演奏が良かったので、今度は3番を聴いてみました。ヨーロッパで大活躍の藤村実穂子を聴いてみたかったこともありました。ノットのテンポはかなりゆっくり。最初は大丈夫かなぁと不安に思うくらいでしたが、スコアの見通しが良いためか、音楽のフォルムが良く分かり、バンベルクの素晴らしいアンサンブルもあって、最後まで緊張感を切らさず楽しめました。途中て細かいテンポの変化はありますが、基本的にはゆっくりしたテンポが維持されています。藤村実穂子はさすがで、ゆっくりなテンポに崩れることもなく深々とした声を響かせています。発音にしっとりとした日本人的美しさを感じるのは気のせいでしょうかね。最終楽章の構築力は見事なもので、ノットはこの曲が良く見えているのだと思います。ノットの多くを聴いたわけではないのですが、精密なスコアリーディングと音の構築力がこの指揮者の特徴かなぁと感じます。ノット / バンベルクのマーラーシリーズを追いかけてみたいと思います。 皆さんにもおすすめします。
2 people agree with this review 2021/03/13
大植 / ミネソタ が RR に録れた超優秀録音のひとつ。大植はその指揮姿からか熱演のイメージがあるが、聴こえてくる音は丁寧でキッチリとしている。アンサンブルも整っており、ミネソタ管の高い機能性がうかがえる。伝わってくる迫力は、清潔なアクセントとパンチの効いた瞬発力から生まれているように思う。よく言われているフィナーレでの炸裂バスドラムはミネアポリスのオーケストラホールに「ドスン!」とマイルドに響く。素晴らしいオーケストラサウンドで気持ちが良い。しかしこのコンビの相性はすこぶる良く、当時ミネソタでの人気は相当凄かったのではないか。録音の良さもさることながら、バランスのとれた好演だと思う。
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1 people agree with this review 2021/03/13
なんと素晴らしい音楽家でしょうか。90歳にして、これほど新鮮で若々しいベートーヴェンを生み出されることに感服です。何年も何年もスコアを読み続けることで辿り着かれた解釈なのでしょう。マエストロにとって、音楽は「職業」ではなく「人生」そのものなのでしょう。まさしく音楽の探求者です。ジャケットのマエストロの表情が物語っているよう。基本的には SKD との全集同様に実直な演奏ですが、テンポはかなり早くなり、ヴィブラートは最小限に抑えた感じですね。ゲヴァントハウスは特有の深い響きですが、音楽が活き活きと前に進んでいくので重さは感じません。全曲とも素晴らしい演奏ですが、私としては2番と8番の小さい作品の演奏に魅力を感じました。同じ演奏のブルーレイも見ましたが、ライプツィヒのオーケストラと聴衆が、どれほどマエストロを大切にしているかが伝わってくる素晴らしい映像でしたよ。 皆さんにも一聴をおすすめします。
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は「女王」と表現されることもありますが、この演奏は「大王」と言った感じでしょうかね。ノンヴィブラートの明快な音で、楔を打ち込むような強烈なアクセントに、ズバッと切れ込む鋭いのリズム。ガットの振動が見えるようです。いろいろな演奏を聴いてきましたが、これは今まで聴いたことのない表情です。 カデンツァも聴きどころで、まるでツェトマイヤーがその時代に戻って奏でているような響きのヴァイオリンと鋭く打ち込まれるティンパニーの掛け合い。 これは数ある録音の中でも存在感ありますね。 録音も優秀。演奏者との距離感が近く感じられて引き締まった響きが伝わってきます。皆さんのライブラリーにも加えていただきたい演奏です。おすすめします。
マッケラス良いですね。モダンでのピリオド風。弦楽器のプルト数まではわかりませんが編成は中規模ですかね。皆さんの評判を見て興味を持ち購入しました。今までマッケラスについてはあまり見識も無く、多くを聴いていなかったので、彼の演奏イメージは持っていませんでした。これは素晴らしい。「プラハ」は活き活きとした躍動感があり、「ジュピター」の立体感は立派なものです。特にこの2曲が良かった。正統的な解釈だと思いますが、表現の振り幅は割と大きいです。マッケラスはオーソドックスでスケール感のある恰幅のよい演奏をするのですね。気に入りました。SACD の音質は素晴らしく、マルチで聴くジュピターの響きは美しくホールを満たします。 皆さんにもご一聴をおすすめします。
これはもう私にとってエヴァーグリーン意外の何物でもないですよ。初めて聴いたのは40年くらい経ちましたかね(笑)当然 LP レコードです。やわらかな歌声で寄り添うような旋律がずぅ〜っとずぅ〜っと流れて、盤を裏返し裏返し…気がつけばエンディング。聴き終わるといつも優しい心持ちになるんですね。ジャケットを眺めるだけで昔を思い出してしまいます。LP は大切に持っていますが、CD も持っておこうと思い購入。届くまで半年以上待ちましたよ。
あぁ懐かしい。高校生時代を思い出します。 R&B カントリー の空気が漂う AOR のはしりですかね。オリジナルはもとより、カーラの楽曲が素晴らしい雰囲気です。リンダのアルバムの中でこれが一番好きです。 あの頃は、JDサウザー、Cクロス、Kロギンス、Dフォーゲルバーグ… 楽しかったなぁ(笑) 若かりし頃の感覚が蘇りますね。
0 people agree with this review 2021/03/12
ブロムシュテットがサンフランシスコのシェフに就いた頃、私は大学生でした。へぇ〜、アメリカに行くんだ。ヨーロッパじゃなくて良いんだ。合うんだろうか?なんて思ったことを覚えています。サヴァリッシュがフィラデルフィアに行くときの感じに近いですかね。 5年ほど前にこのボックスを入手したのですが、これを聴いてびっくりしました。最初にバルトーク聴いたと思いますが、聴いてびっくり、驚きました。正直に意外だったのです。 もちろんマエストロらしい真摯なアプローチは変わりません。表現も自然でザッハリッヒ。 しかしオケの鳴りが違う。サンフランシスコの高性能ぶりが凄い。どの楽曲でも、ディヴィスシンフォニーホールのアコースティックの中で、その明るい響きをバーン!と鳴らしきっているマエストロの演奏に驚いたのです。ルカ教会で響いていた SKD のあの響きとは、あまりに違いすぎて!良し悪しではありませんよ。 さて、このボックスの内容は何故か渋い楽曲中心のセット内容で、何となく足りないのでは?感もありますが、その殆どがマエストロらしい名演奏だと思います。 拾いあげると、バルトーク、マーラー、ブラームスのアルトラプソディ、ヒンデミット等。 その中でもバルトークのオケコンの音が凄い。バリバリの音色で合奏力抜群!ベルリンフィルにも負けていない、まさにヴィルトーゾオーケストラなんです。こんなにホールを鳴らしきるようなマエストロの演奏は初めて聴きました。 珍しいマーラーの復活も活力溢れる演奏で、出色の出来なんです。頭のコントラバスなんて床が鳴るほどのアタックです。ブロムシュテットの振る大管弦楽!皆さんもマエストロブロムシュテットのサンフランシスコ イヤーズ を体感してみて下さい。
4 people agree with this review 2021/03/12
ブロムシュテットのマーラーを聴く機会は決して多くないと思う。滅多に無いと言ったほうが現実的か。私はサンフランシスコとの「復活」しか知らない。N響との1番があったと思うが残念ながら未だ未聴である。 ブロムシュテットとバンベルク交響楽団の親密感はバンベルクのネット動画にあるブル5番のライヴ映像を見れば明らかである。マエストロへの尊敬の念。解釈を読み取ろうとする真摯な眼差し。そして、マエストロに暖かく寄り添い、全力の演奏を捧げる姿に現れていると私は実感した。 マーラー9番は、マエストロの音楽性に最も合った楽曲のひとつかも知れない。 音楽が粛々と進み、徐々に徐々に、さりげなく抒情的な表現が内へ内へと膨張していく。人間的な切なく美しい響きに感動しました。 素晴らしいブロムシュテット。素晴らしいバンベルクである。
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1 people agree with this review 2021/03/12
これはもう新たなレヴューはいらないくらい皆さんが大切にされている演奏ですね(笑) 私のブルックナー鑑賞履歴は新しく、この5年くらいのものですが、きっかけはブロムシュテットのこの CD なんです。おかげで純粋な感覚をもってブルックナーを受けとめられたように思います。皆さんが語り尽くされている中で、改めて私が愚見を語る必要はまったく無いと思う程にこの演奏は素晴らしい。 彼方から聴こえるペーターダムのホルンに、まさしく粛々と弦楽器セクション、そして金管セクションが被さってゆく様。そしていつのまにかオーケストラ全体が美し過ぎるほどの響きを奏で、徐々徐々にに静まり、パウゼ。何度も何度もブルックナーの音楽が重なり積み上げられていく。美しく美しく。 これで充分ですよね(苦笑) 全編の感想などは控えておきましょう。 ブロムシュテットの美感が最も反映されるとなれば、4番と7番になるのかも知れませんかね。DENONさん?9番もかな? これからも大切にしていきたいと思います。
私にはこれが「シェヘラザード」のベストです。高校生の頃、コンドラシンの評判と綺麗なジャケットに惹かれて LP を購入。何度も何度も聴いた演奏。ふと懐かしく思い出し、先日この CD を入手しました。あの頃の感動が蘇り嬉しいです。コンドラシンとコンセルトヘボウだからこそ生み出せた響き。ロシア人としての情熱とコンセルトヘボウの膨よかで深い響きがブレンドされた素晴らしいサウンドです。クレバースのソロも例えようのない美しさ。華やかさと慎ましさのバランスが絶妙ですね。 録音も優秀。ヘボウのアコースティックをバランス良く捉えています。金管セクションの音が、あの雛壇の高いところからから聴こえて奥行を感じます。バイエルンと組んでいたらどんな演奏になったでしょうかね。聴いてみたかったなぁ。 皆さんにもご一聴をおすすめします。
ブロムシュテットとバイエルン放送交響楽団のモーツァルト。ある意味で珍しい組み合わせ。これは貴重な録音でしょう。 ドレスデン、サンフランシスコ、ライプツィヒ、バンベルク、北ドイツ、デンマーク、東京と、重要なポストを持つオケを定期的に振ってるだけで一年かかりますから。 ミュンヘンにも呼ばれていたんですね。知りませんでした。 本盤では SKD との録音を遥かに上回る快速テンポ。活き活きとして引き締まった表現。とても91歳とは思えない若々しさです。 バイエルンが録音しようとした気持ち、分かるような気がします。今だ進化しつづけるマエストロに感服です。 キビギビとして、まさしく「ザッハリッヒ」なモーツァルト。素晴らしい演奏でした。 皆さんにも一聴をおすすめします。
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