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0 people agree with this review 2019/12/04
こんなのベートーヴェンでもなんでもありません。ベートーヴェンになっていませんから。こんなベートーヴェンしか振れない指揮者の能力を疑わざるをえません。ドイツものはほとんどダメみたいですね。英雄も第九もひとが言うほどではありません、とわたしは思いますが、余裕があるなら聴いて確かめてみてください。聴かないで他人の評価で演奏の評価をする人がいますから。
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このブラ1聴きました。なんの感動もありませんでした。はいて捨てるほどあるブラ1のLP、CD。その履いて捨てるなかの一枚がこのブラ1.大枚をはたいて買ったのに残念ながらといいようがありません。救いはメニューインとのチャイコのコンチェルト、これは捨てがたい味のある演奏です。メニューインのベスト3の1枚と言ってもいいと思う。全く話題にならないけどデジタル録音のマズアとのベートーヴェンのコンチェルトもかなりの出来栄えで、評価されていいと思う。というわけでここでもこの指揮者に失望。VPOに呼ばれないのもうなずける。所詮、シューリヒト、ベームクラスでないのだろう。そのわりには録音が多いが。
1 people agree with this review 2019/12/04
以前復刻LPでも聞いたが、残念ながらこの指揮者に感心したことがない。一応それなりになっているようだがすべての演奏に共通して音自体に味が薄く感動につながらない。ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェン、ブラームス等皆物足りない。何かが足らないと聴いていていつも思う。この悲愴もそう。評論家故U氏がベストに挙げていたが、わたしはムラヴィンスキーのDG盤のほうに軍配をあげたい。彫りの深さ、音自体の力、魅力、比較にならないのではないか。最近聴いたモツレク、ブラ2など音が鳴っているだけと云えば酷だろうか。というわけでわたしにはフリチャイは諦めていて全く興味関心ないのです。今後も新録音が出てきても聴かないだろう。
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やはりというか想像していたとうりCOMPUTERでいじったかなり無機的な音になっているようです。ALPで聴けたVPOの絹ざわりの弦の音など微塵もありません。単にいい音です。残念ながらそれだけです。この偉大な演奏からは微妙な香りや音色の変化、綾といった大切なものがなくなっています。安価な普通のTOCEで聞いた方がわたしには納得、感動できます。GRAND SLAM,DELTA,SACD等々、わたしには無縁のCDだと今回はっきりわかりました。
3 people agree with this review 2019/12/03
いつもながらのスポーツ的演奏。ブラームスでもモーツアルトでもどこかスポーツ的印象が拭えない。言い方を変えれば外面的な感じ。だから聞いていても曲の内部まで気持ちが入っていかない。恰好はいいが中身が薄く芸術までには達してないで音楽で止まっている感じ。だから一回聴いて終わり。繰り返しきく演奏ではなさそう。その点ではチェリビダッケとよく似ている。テンポ、表情等、表れ方は正反対だけどは共に浅っぽいところが見え隠れしている。この4番などムラヴィンスキーの足元にもおよばない。
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0 people agree with this review 2019/12/01
電気的にいじった単にいい音で音楽的な音ではない。ハイ上がりの暗めの音で、聴いてるうちに嫌になって止めてしまう。こんなはずではないのではと思いつつ、やはり私とは縁のない音のCDです。この音、ほんとにいい音ですか、と問うてみたい気がします。グランドスラム盤も同様の音です。共に演奏までもが下がってしまう嫌な音で残念です。
0 people agree with this review 2019/11/29
私の持っているのはcoco6646。素晴らしい演奏である。久しぶりに第九で感動した。インバルってこんなに良かったのかって感じ。味もコクもあり深みも美しさも充分ある。3楽章のブレンドされた音の美しさはどうだろう。まろやかな中にも深みも迫力もあり、聴いていてなんと美しいと思わせるような第九。ステレオの第九では間違いなくトップクラスと思う。多くの第九愛好者に聴いて欲しい。感動ものですよ。フルトヴェングラーの根源的な迫力と美しさ、深さには及ばないけど。
確かに音はいい、が何かが違うような感じがある。人工的に作られた音で香りとか温もりが薄れ、気持ちが音楽に入っていけない。ターラ盤の初盤で初めて聞いた時は感動したのに。やはり音をいじくるとこうなるのかな。演奏は五つ星だが音色に不満があるので、総合して星三つとする。評価の高いデルタ盤も同じ。今後、こういう種のCDは避けることに決めました。音が少々悪くても感動して聴けるほうがはるかにいいと思うのは私だけではあるまい。
0 people agree with this review 2019/11/13
両曲共に音に張りがあり音楽が生き生きとして、久しぶりに感動して聴くことができた。SKDとの演奏は未聴だがこのサンフランシスコとの演奏は文句なくお勧めです。一番はどことなくシューリヒト、VPOのデッカの演奏を想い出させるし、三番は一番以上に感動的演奏。アメリカの音楽愛好家のコメントにしたがって聴いてみたがこの英雄は想像以上の素晴らしさでありました。録音もいいです。
0 people agree with this review 2019/11/06
録音は並みの普通のステレオですが、演奏に問題ありです。全ての曲が浅っぽく掘り下げた深さが感じられない。指揮者の若さが裏面に出て残念ながら不出来な結果となっています。往年の大指揮者のモーツァルトと比べることは酷でしょうか。今のバレンボイムならきっと素晴らしいモーツァルトの交響曲の演奏をしていると思います。再録音を期待しているのは私だけではないと思いますが。
0 people agree with this review 2019/11/03
LPでもCDでもきいたが感想は同じ。響きが浅く底が見えている。ただただ格好が良くスマートなだけで、どんな曲か知ることか出来るだけで演奏うんぬんなど論外。 昔、ワルターに、もっと掘り下げたものが欲しいと云われたということだが、今も変わっていないように思う。クラッシック音楽初心者用エロイカの演奏と云えば言い過ぎだろうか。それほどこの指揮者が好きになれない。買うカラヤン指揮のCDに全て失望するクラシック音楽愛好家なり。
0 people agree with this review 2019/11/02
録音演奏ともに柔らかい。演奏だけに限って言うとメリハリがもっと欲しいし何より迫力に欠ける。曲自体に力強さがあるので他の演奏でもこのぐらいの迫力のあるCDはくさるほど聞ける。深い味わいにもいまいちという感じで取り立てて言うほどの演奏ではないと思う。バイロイトの第九に比べれば、70点ぐらいだろうか。聴いていてどこか何か物足りなさを感じてしまう。指揮者だけでなくオケのレベルによるところもあるのではないかと思う。
0 people agree with this review 2019/08/28
星五つですか。私は二つです。レクイエムがオペラみたいに聴こえます。三回聴いて聴くのを諦めました。ムーティ指揮のベルリンフィルの音楽にも抵抗感がありおもしろくありません。わたしは、ワルターやりリングのほうにはるかに感動します。お世辞にも録音は良いと云い難いが、最近聴いたシューリヒト・ウィーンフィルのライブのCDのほうがいいと思います。聴いている内に音の悪さが気にならなくなり演奏に魅せられます。このムーティの演奏をプロの音楽家が書評で褒めていたので聴いてみましたが、このレクイエムの演奏は願い下げです。ついでにDG録音のFricsayのレクイエムも音がなっているだけ、といった感じでした。
0 people agree with this review 2019/07/24
ブラームスのみのレヴュー。録音は古いが十分鑑賞に耐える音です。早めのテンポで三者とも実に味のある音楽をつくっている。連続三回も聴いてしまった。弦にポルタメントがかかって時代を感じさせるが、かえってこの曲のなつかしさを浮き出してプラスになっているように思う。スターントリオやスークトリオの間延びしたテンポには、わたしは正直ついていけません。ステレオならルービンシュタイン、フルニエ、シェリングのテンポ速めの演奏がすばらしいとおもう。
0 people agree with this review 2019/07/12
LPの豊田耕治、ブルガリアの女史Milanovaを含め10種以上を聴いてきた本曲をこよなく愛する小生だが、このフェラスの名盤を現代的に更に深く掘り下げたのがクレーメールのDG盤であり、ほの暗い幻想的ロマンを見事に表現したEMIのヘルシャー。このフェラス盤も見つけたら買うべしとお薦めする。キョンファ女史に2番か゛あって1番が無いのが不思議。
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