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TOP > My page > Review List of レインボー
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0 people agree with this review 2016/10/04
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズと言えば『グリーンスリーヴスによる幻想曲』等のクラシック作品が知られているが、映画音楽も多数書いている。 この盤はその中から4作品を選んで収録した物。 元々マルコポーロで出ていた音源をナクソスに移行した物で、ナクソス系列の再演奏盤は大抵ストロンバーグ&モーガンが監修を担当しているこの盤は珍しい担当していない盤でもある。 収録曲中、3作品は第2次世界大戦中の作品だけあり、時局を反映した戦争映画のスコアで、いかにもな勇壮な曲調の曲もあるが、ハリウッドのそれとは違い、至る所にイギリスらしい落ち着いた品の良さを感じるのは英国らしいでしょうか。 例えば49度線。 主題の美しさは戦争アクション映画とは思えぬ、ロマンティックなスコアです。 アンドリュー・ペニー指揮、RTEコンサート管弦楽団の演奏で1993年に録音された物で、演奏は繊細で美しいスコアから、金管が吠えるスコアまでの情景を巧みに引き出した好演奏。 マルコポーロ盤は所有していないので元の盤との音質の比較は出来ないが、十分聴ける水準です。
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2 people agree with this review 2016/10/03
スーザの名行進曲をハーシー・ケイがバレエに仕立て直したバレエ音楽『星条旗』を中心にしたCDである。 メインの星条旗とそれに続く『キング・コットン』『エル・カピタン』『忠誠』(編曲はいずれもロジャースによる)はヘンリー・ルイス指揮、ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録。 切れ味の良いメリハリのついた演奏、キラキラとしたオーケストラの音色に、技量の高さ、個人技の美しさ、当時デッカがよく使ったフェイズ4による録音、と今聴いても色あせる事のない演奏で特に『星条旗』の録音はこの盤以外だとフィードラー&ボストン・ポップスのRCA盤ぐらいなので、そういう意味でも貴重である。 それに続く3曲はゲオルク・ショルティ指揮、シカゴ交響楽団の演奏で、『星条旗よ永遠なれ』『星条旗』『がんばれ、シカゴベアーズ』を収録。 ショルティの録音歴では異色の音源だが、テンションの高い合唱団も入ったりと、ノリもよく楽しい演奏なので理屈抜きに楽しめる。 こちらは1986年録音で、勿論問題なく聴ける音質だ。
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1 people agree with this review 2016/10/02
ドイツの楽譜出版社ルンデルとブレーンがコラボしたルンデルシリーズの最新作である。 今回は新曲を中心とした内容で、アレンジは少ない。 ただ、今回の新曲はあまり出来のよい作品が少なく、どちらかと言えばコンクール向きの作品をピックアップしたかのような曲が多い。 勿論、スタニェクやベーゼンドルファーのようなベテランの作品はヨーロッパの薫りがして良いと思うのだが… そのためだろうか、アレンジの作品が大変出来が良いように感じる。 演奏はシリーズ初登場の、陸上自衛隊中部方面音楽隊、指揮は隊長、樋口孝博2等陸佐、副隊長の伊東札記1等陸尉による物。 兵庫県伊丹市に本拠地を置く中部方面音楽隊のディスクは少なく、私が知る限り1998年に日本クラウンから出た吹奏楽プロムナード・シリーズ、2009年にブレーンのニュー・オリジナル・コレクションシリーズに続く三枚目。 自衛隊の音楽隊らしい、高い技術力と誠実な演奏が聴けるが、参考演奏集と言う事もあってかややニュートラルで面白みに欠ける部分もある。 しかし、スーザの『忠誠』は、さすが音楽隊と言いたくなるような軽快さと、ルンデルのドイツ的重厚なアレンジが生きた好演だと思います。 録音はいつものルンデルシリーズと同じで、ブレーン系では良いほうです。
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0 people agree with this review 2016/10/01
レハール、カールマンらが書いたウィンナ・オペレッタの名作の数々をメドレーにして演奏したCDである。 ここ近年全日本吹奏楽コンクールで流行っているような感じの物だと思って貰ったら良いだろうか。 演奏はジャン・ピエール=ヴァツ指揮、RTL交響楽団(オッフェンバックのみ)その他はヤーノシュ・サンドール指揮、ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団である。 正直言ってしまえばそこそこ知名度のあるオケの演奏であるのに、かなり安全運転でまた表情はわりと単調で、技量もイマイチなのであまりお勧めは出来ない。 また録音もデジタル初期時代の人工的な音質で、やはりマニア向きな一枚と言えるのではないでしょうか。
1 people agree with this review 2016/09/30
ゲオルク・ショルティが活動初期に録音した音源から序曲ばかりを集めたCDです。 ショルティはその長い活動と録音歴の中でも、オペラの録音が高く評価されています。 この盤は、いずれも単独で録音された物ですが、オペラの序曲ばかりで、元々、豪快かつ勢いのよい演奏がショルティの特徴だが、この演奏には前へ前へと推進力があり、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と言った爆演のイメージがないオケからこれらのサウンドを引き出したショルティ節全開の演奏と言えるでしょう。 録音年は古いが、まぁ聴きやすい部類に入る音質だと思います。
1 people agree with this review 2016/09/29
ハリウッド黄金の時代から1980年代 までのハリウッド映画の音楽を集めたCD。 歴史的スペクタクルから、ラブロマンスまで、いずれの時代のヒット作品を集めた物。 エリック・カンゼル指揮、シンシナティ・ポップス・オーケストラの演奏で収録。 カンゼルの最も得意とする分野の演奏で、さすがに全編素晴らしい出来だ。 個人的には前半4曲の演奏が最も良いように感じられ、ベンハーの『戦車競争のパレード』の演奏はサントラ以上の充実した演奏になっていると思う。 またこの手の映画音楽の再演奏盤はアレンジがサントラと大きく異なり、映画と違うと言う事があるがこの演奏は大体が、オリジナルまたは、オリジナルに準じた編曲になっており、イメージが大きく崩れるという曲は少ない。 やや奥行き感に欠ける録音だが、基本的には優秀な部類の録音だろう。
0 people agree with this review 2016/09/28
ナクソスはグラズノフのオーケストラ作品の録音に積極的で、現在までにグラズノフの書いた管弦楽曲の大半が安価で手に入るようになっています。 この盤は、アレクサンダー・アニシモフ指揮、モスクワ交響楽団の演奏で、1995年8月にモスフィルム・スタジオにて録音された物です。 グラズノフの代表曲『四季』と『バレエの情景』『踊りの情景』というマイナーな作品をカップリングした物です。 グラズノフが最も得意とした分野がこの盤に収録されたようなバレエ音楽や小品であり、良いメロディーと繊細でカラフルなオーケストレーションは見事です。 演奏もロシアらしい金管の鳴りや、管楽器の上手さ、弦楽器による繊細で微妙な表情まで良く出たサウンドとなかなかの演奏です。 録音も1990年代半ばに入りだいぶと良くなって来た頃の物であり、音質は良好と言った所でしょう。
1 people agree with this review 2016/09/27
ナクソスが活動初期に発売していたフェスティバル・シリーズの一枚。 イタリアン・フェスティバルと題したタイトルの通り、イタリアの舞曲等を用いた作品を集めた内容で、このシリーズの特色である妙にマニアックな選曲が聴きどころです。 演奏はオンドレ・レナルト指揮、チェコスロヴァキア放送交響楽団、このオケ、酷い時は大変酷い演奏もあるが、この盤はそこそこの演奏になっており、キュイやシャルパンティエ等のマイナーな作品を聴くにあたって十分な水準と言えるのではないでしょうか。 チェコスロヴァキア放送交響楽団コンサート・ホールにて1989年に録音された物で音質は当時のナクソスらしい、やや人工的な物です。
0 people agree with this review 2016/09/26
スメタナの歌劇『売られた花嫁』の全曲盤。 ワルター・ゲール指揮、フランクフルト歌劇場管弦楽団&合唱団によって1954年に録音された物である。 ゲールはドイツの指揮者で、シェーンベルクに学び、歌劇場を中心に活躍した指揮者で、主に戦前から録音はありますが、その大半はこのCDのような伴奏物、勿論ゲールとオケのみの録音もあるようなのですが、CD化されるのは専ら伴奏物と、即ち知名度は今一つなのですが、ここに聴く音楽は、豪快かつ明快、テンポは速くきびきびとした音楽で、その上ドイツオケという事もあってかベースがしっかりしており、有名な序曲等、大変な名演奏です。 歌のパートでもしっかりと自己主張しており、歌手も悪くはないと思いますがこのCDは、忘れられた実力派、ワルター・ゲールを知る良いCDでしょう。 録音は年代の加減もありあまりよくありません。 尚余白には、ドヴォルザークの『ジャコバン党員』から2曲、ヤナーチェク『カーチャ・カバノヴァー』より1曲が収録されています。 前者はカール・エルメンドルフ指揮、後者はカール・ステンジャーの指揮で、オケはどちらもドレスデン国立歌劇場管弦楽団。 あくまで、ボーナスといった所で音質は時期相応です。
0 people agree with this review 2016/09/24
チャイコフスキーの『マンフレッド交響曲』と交響的バラード『地方長官』を収録したCDである。 オンドレ・レナルト指揮、チェコスロヴァキア放送交響楽団の演奏で録音された物。 ナクソス最初期に大量の録音を残したこのオケの演奏は当たり外れも大きいが、この盤は見通しも良く、マンフレッドも程よく劇的な仕上がりで悪くはないと思う。 1988年、スロヴァキア放送交響楽団コンサート・ホールでの録音で、当時のナクソスにあった音は綺麗だが、人工的な音質。
1 people agree with this review 2016/09/23
ブラームスのハンガリー舞曲の全曲盤。 ピアノが原曲ですが、ここではブラームスを始めとした編曲による管弦楽のバージョンが収録されています。 イシュトヴァーン・ボガール指揮、ブダペスト交響楽団の演奏で1988年3月に収録。 名盤数あるこの曲でもこの演奏の聴きどころは何といってもその良い意味でローカルな演奏でしょうか。 地元ハンガリーの民謡を使っているだけあり、細かいニュアンスは本場ならではですし、ボガールの隙のない音楽、良い意味で洗練されてないサウンドと隠れた名盤の1つだと思います。 千円かそこらで数ある名盤に肩を並べる演奏が聴けるのですからハンガリー舞曲好きの人は要チェックな一枚でしょう。 録音は当時のナクソスの標準的な音質です。
0 people agree with this review 2016/09/22
モーツァルトのドイツ舞曲を集めたCDである。 ヨハネス・ヴィルトナー指揮、カペラ・イストロポリターナの演奏で1990年に収録された物である。 モーツァルトの晩年に作曲された一連のドイツ舞曲は、K.605の第3曲、通称そりすべりが特に有名だが、その他の作品もモーツァルトらしい明るく人懐こいメロディーが続き、ただの機会音楽ではなくコンサート作品としても楽しめる。 ヴィルトナー率いるカペラ・イストロポリターナは、演奏者よりも作品のもつ魅力を全面に出した演奏であり、悪くはない。 録音も初期ナクソスらしい音質だが、十分だろう。
1 people agree with this review 2016/09/21
ナクソスが最初に製作したベートーヴェンの交響曲全集の一枚です。 この盤には第7番と第4番が収録されています。 リヒャルト・エトリンガー指揮、ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。 演奏は手堅く、スケールの大きなダイナミックな演奏。 ザグレブ・フィルはクロアチアを代表するオケ、勿論欧州の一流オケからすれば落ちる所もあるのですが、それを熱気でカバーしており、特に第7番は大変良い演奏です。 知名度に拘らず良質な演奏をモットーに製作してきたナクソスらしい一枚でしょう。 ただ、音質は初期ナクソスなのでイマイチ。 そこが難点でしょうか。
1 people agree with this review 2016/09/20
ナクソスのシューベルト交響曲全集の一枚。 未完成の愛称で有名な第7番(このCDは昔の第8番で表記)と第5番、ロザムンデからバレエ音楽第2番を収録している。 指揮者はミヒャエル・ハラースで、他のシューベルトの交響曲全集はファイローニ室内管弦楽団が演奏を担当しているが、この盤のみスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団が担当しています。 オケは多少傷もありますが、いずれもシューベルトが書いた美しく繊細で優しいメロディーを堪能できる、奇をてらう事のない正統派の演奏で、特に第5番はCDの中で最も良い演奏でしょう。 1988年にモイゼス・コンサート・ホールで録音された物で、当時のナクソスにありがちな音質です。
0 people agree with this review 2016/09/19
ワーグナーのオペラの序曲を集めたCDです。 最後のファウスト以外はポピュラーな選曲と言えるでしょう。 演奏は、アルフレッド・ショルツ指揮、フィルハーモニア・オーケストラ・ロンドン(タンホイザー)ユリアン・アームストロング指揮、ロンドン・フェスティバル・オーケストラ(その他)です。 クラシック音楽界にはピルツという、買い集めた音源に架空の演奏者の名前をクレジットし、発売していたレーベルがあったのですが、この盤の収録音源もその流れを組む音源で、指揮者のアームストロングもショルツ(この人は実在らしく、何を隠そう架空の名義をつけた人物らしい)存在せず、またオケも実在するロンドンのオケとは違う団体で、実際の演奏者は東欧あたりの演奏家の物だと思いますが、良いのから悪いのまであたり外れが大きいように思います。 また音質も曲によりバラバラであまりお勧めできない一枚です。
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