Keithスペシャル・インタビュー2/2
Monday, December 15th 2008

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HMV:今回のアルバムの中で、これを聴いてほしいっていうおススメの曲、ここを絶対に聴いてほしいっていうポイントがあれば教えてください。 oli:まず、シングルカットされている”Up In The Clouds”という曲を聴いてもらえたら嬉しいかな。前作はけっこうバラエティーに富んでた内容だったけど、今回は、アルバムを通してひとつの作品として自分たちは作り上げたので、できることなら、最初から最後まで聴いてもらえたらうれしいね。 HMV:この”Up In The Clouds」”のビデオクリップを見たんですが、カラダにいっぱいライトみたいなものをつけてたんですが、なにか意味があるんですか? oli:今回のビデオを撮影したのはフランス人の監督なんだけど、そもそも自分の中で、ビデオクリップをふつうに映像に撮るんじゃなくて、いっぱい写真を撮って、その撮った写真のコマ送りみたいなビデオをつくりたいというアイディアがあって、ちょうどそのフランス人のファッションカメラマンが、確かYouTube上でそういう写真をいっぱいつないだような映像をつくってたのを見たことがあって。それで、その彼にオファーして、その彼(=監督)の彼女がスタイリストで、そのスタイリストの彼女が、そのときに、そのストップ・モーションという映像をやるなら、こう身体中にライトをつけると、あんなふうに光が伸びたりするのができておもしろいんじゃないかっていうことで、そういう流れでね・・・ HMV:なるほど。こういったアートワーク類はアイデアを出し合って作っていってる感じですか? oli:メンバーのジョン(John Waddington(B))が、実はグラフィックデザイナーを元々していてね、バンドのアートワークはジョンが手がけているんだ。彼の趣向が、すごいシンプルな感じのミニマムなもので、大体彼に任せているね。それで今回のニューアルバムのフロントカバーも、黒地に白の点々みたいな感じなんだけど、それも、黒の部分が[Vice & Virtue]の“Vice”[悪]で、白の部分が“Virtue”[正義]の対比になっているのをあらわしているんだ。 HMV:ジョンは他のアーティストのジャケットや何かのデザイン、アートワークを手がけてたりもするの? oli:ノー!もし他の人のを手伝ったらクビ!(笑) HMV:今日は、このあとMGMTのライブを観に行かれるそうですね。最近こういうアーティストがいいなぁとか、おススメできるアルバムなどありますか?
oli:DFAっていうNYのレーベルから出ている、『Notwave』というコンピレーションがあって、ポスト・パンクとかそういうジャンルのコンピレーションなんだけど、おすすめだね! HMV:ポスト・パンクとかけっこう聴いてるんですか? oli:Gang Of FourとかA Certain Ratioとかの80年代の音だよ。 HMV:A Certain Ratio!?もうすぐ新作出ますよ! oli:ニュー・アルバム?!それは楽しみだね! HMV:今日遊びに行くライブの他に、今回の来日でどこかに行かれたりしましたか? oli:残念ながら今回はあまり時間が無くてね。着いてすぐにショッピングに行ったり・・・あと寿司食べに行ったり、あ、あと渋谷にあるバー(高架下ガード沿いの横丁にあるすごく小さいお店らしい)にも行ったよ。そこでまずピアノを1曲弾いてから飲んだんだ。 HMV:次回の来日はライヴで来られるのでもっとゆっくりできそうですね。 oli:今度来るときはメンバーみんなで来るし、東京、大阪、名古屋、福岡と4公演を10日の間でやって、多少インタビューや取材などいろいろあるだろうけど、もっと楽しいんじゃないかなと思うよ! HMV:来年のライヴ、楽しみに待ってます! oli:ありがとう! HMV:では最後に、ファンの皆さんに何かメッセージを。 oli:前作を聴いてくれたみんな本当にありがとう!感謝しているよ!!今回のアルバムは前作とはまた違う、おもしろいものができたと思うので、ぜひ、自分の好きなように解釈して楽しんで欲しいし、友達とも楽しんでもらえたらうれしいな!
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