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アンチェル生誕100周年記念盤

Wednesday, March 19th 2008

アンチェル生誕100周年アニヴァーサリー
アンチェル・ゴールド・エディション Vol.43
シリーズを補完するセットが記念リリース

没後30周年にあたる2003年にスタートした、スプラフォンの大企画『アンチェル・ゴールド・エディション』。全42タイトルで完結しましたが、ことし2008年の指揮者生誕100周年を記念して追加リリースが決定。ブリテンをのぞいて、アンチェルと同時代の作曲家の名前がずらりと並ぶチェコ現代作品集。時代背景を反映して社会主義路線の作風が共通するなか、教育用歌曲で知られたエベン、シュレジエンの民俗舞曲を用いたフルニークの代表作『オンドラーシュ』など、親しみ易いものも含まれています。
 アンチェルの芸術を深く敬愛する方にはもちろん、音楽を愛する全ての方にとって最高の贈り物となる当シリーズ。この機会にあらためて手に取られてはいかかでしょうか。(キングインターナショナル)

CD1
@ブリテン:青少年のための管弦楽入門 Op.34
Aイリヤ・フルニーク[1922-]:室内組曲『四季』(1952)
Bイリヤ・フルニーク[1922-]:バレエ音楽『オンドラーシュ』(1951)
CD2
@ヴァーツラフ・ドビアーシュ[1909-1978]:
・祖国を建てよ、平和を築け〜フランティシェク・ハラースの詩に寄せるカンタータ(1947)
Aヤン・カプル[1914-1988]:
・ソ連にて〜ヴィーチェスラフ・ネズヴァルの詩に寄せるカンタータ−バリトン、合唱と管弦楽のための(1950)
Bユリウス・カラシュ[1902-1967]:
・夜鳴きうぐいすとバラ〜オスカー・ワイルドの戯曲にもとづく交響的物語 Op.81(1956)
CD3
@ヴィクトル・カラビス[1923-2006]:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.17(1958-59)
Aヤン・サイデル[1908-1998]:オーボエ協奏曲第2番(1955)
Bイヴァン・イルコ[1926-1978]:ピアノ協奏曲第3番ト長調(1958)
CD4
@ペトル・エベン[1929-2007]:ピアノ協奏曲(1961)
Aパヴェル・ボシュコヴェツ[1894-1972]:大管弦楽のための交響曲第2番(1955)
 ヴラフ四重奏団(CD1A)
 プラハ・フィルハーモニー合唱団、キューン児童合唱団(CD2@)
 プラハ放送合唱団(CD2A)
 ヴァーツラフ・スニーティル(ヴァイオリン、CD3@)
 ヨゼフ・シェイバル(オーボエ、CD3A)
 ヴィクトリー・シュヴィフリーコヴァー(ピアノ、CD3B)
 フランティシェク・ラウフ(ピアノ、CD4)
 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 カレル・アンチェル(指揮)
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム

KAREL ANČERL GOLD EDITION

チェコの名指揮者、カレル・アンチェル[1908-1973]は、第二次世界大戦中、開放劇場でファシズム批判作品を上演していたため解雇され、しかもユダヤ系だったために強制収容所を転々とさせられ、挙句にアウシュヴィッツで両親と妻子すべてを虐殺されるという凄惨な悲劇にみまわれたエピソードがあまりにも有名(アンチェル自身は、プラハ郊外のテレジン収容所で終戦を迎えます)。
 戦後のアンチェルは、オペラ指揮者を皮切りにキャリアを積み、1950年にはチェコ・フィルの音楽監督に就任して、荒廃した同オケを建て直し、以後、20年近くに及ぶチェコ・フィルの黄金時代を築くことになります。
 一連のスプラフォン・レーベルへのレコーディングはこの頃におこなわれており、それらはすべて高水準な内容を持つもので、政変(ソ連侵攻)による辞任劇さえなければそうした時代がさらに続いていたのではないかと思うと残念でなりません(もっとも、亡命先のカナダで過ごした晩年の数年間は、重い糖尿病と肝臓疾患との戦いだったとも言いますが...)。

 アンチェルといえば、伊勢湾台風が死者5000人という未曾有の被害を東海地方にもたらした1959年にチェコ・フィルと共に来日、その際、心を痛めた彼とチェコ・フィルが、義援金として100万円(今なら1000万円以上?)を供出したという美談でも知られています。
 共産圏の団体から西側にお金が動くというのも今や信じられない話ですが、アンチェルのヒューマニストぶりをよく伝える話とも言えるのではないでしょうか。 しかも、このときの来日公演では、同時期に日本を訪れていたカラヤン指揮するウィーン・フィルを上回る優れた演奏を聴かせて、わが国の聴衆を圧倒したといいますから、その実力はやはり恐るべしです。

 スプラフォン・レーベルの新シリーズ「ゴールド・エディション」は、アンチェルが遺した貴重な録音の数々に、リマスター(24bit/96Khz、このページの最下段にレーベル提供情報を記載してあります)を施して全部で42タイトル(!)から成る巨大なシリーズを構築するということです。

RE-MASTERING TECHNICAL INFORMATION

Digital Audio Workstation SADiE 24-96 (24 bit audio resolution)
Digital Audio Effector SONY SDP-1000
Lexicon 480L – Digital Effect System
Digital D-A Converter dCS 900
CEDAR – restoration system
Re-mastered by Stanislav Sýkora,SR Studio Prague
Executive producers Jana Gonda &Vít Roubíček &Petr Vít

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* Point ratios listed below are the case
for Bronze / Gold / Platinum Stage.  

featured item

Ancerl / Czech Po Moderne Orch, Concerto Works

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Ancerl / Czech Po Moderne Orch, Concerto Works

User Review :3 points (1 reviews) ★★★☆☆

Price (tax incl.): ¥7,359
Member Price
(tax incl.): ¥6,403

Release Date:10/May/2008

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