Wiener Musik Classical Review List

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Customer Reviews

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  • 非常に魅力的な管弦楽作品としての表現! 踊ることを...

    Posted Date:2011/12/11

    非常に魅力的な管弦楽作品としての表現! 踊ることを目的として書かれた作品だったとしても,聴かせるための作品としても一級品であることを見事に証明してくれている。何も《ニュー・イヤー・コンサート》という一大イベントの中でなければ輝きを放てない,これらはそんな作品ではない。これらは,盛り上がりに盛り上がったコンサートのアンコールでなければ輝きを放てない,そんな作品でもない。それを改めて実感させてくれた素晴らしいアルバム。それにしても,なんて美しく響くオケなんだろう…。その美しい響きを引き出した指揮者,ホール,録音スタッフ,そして今回のSACD化…全てに拍手喝采です。

    masato .

    7
  • 恥ずかしながら「金と銀」の大ファンです。バルビロー...

    Posted Date:2012/02/04

    恥ずかしながら「金と銀」の大ファンです。バルビローリ、ケンペ、ティーレマンがマイ・ベストです。ケンペとティーレマンは図らずも同じSKD。今回のSACD化で、当盤が断トツトップになりました。選曲良し、録音良し、そしてケンペ。この上何をお望みですか、ということです。

    淳メーカー . |50year

    4
  • これは素晴らしい名演だ。ウィンナ・ワルツをおさめた...

    Posted Date:2011/12/03

    これは素晴らしい名演だ。ウィンナ・ワルツをおさめたCDは数多く存在しているが、本盤は、その中でも最も魅力的な名演の一つと言ってもいいのではないだろうか。ケンぺは、ベートーヴェンやブラームス、そしてブルックナーの交響曲などにおいて、ドイツ風の重厚な名演の数々を成し遂げていた指揮者だけに、どちらかと言えば謹厳実直で質実剛健な演奏を行うというイメージが付きまとっていると言っても過言ではないところだ。しかしながら、本盤のような愉悦に富んだ名演を聴いていると、ケンペは必ずしも質実剛健一辺倒の演奏を行っていたわけではなく、むしろ、ケンペという指揮者の表現力の幅広さ、多彩さ、そしてその豊かな音楽性を伺い知ることが可能だ。それにしても、演奏全体に漲っているリズミカルな躍動感は、ウィンナ・ワルツの演奏としては申し分がない理想的なものと言えるところであり、とりわけ喜歌劇「こうもり」序曲の畳み掛けていくような気迫や強靭さは圧倒的な迫力を誇っており、聴いて思わず度肝を抜かれるほどだ。それでいて、ケンペならではのドイツ風の重厚さも随所に聴かれるところであり、レハールのワルツ「金と銀」やヨゼフ・シュトラウスのワルツ「天体の音楽」の重心の低い深沈たる味わいの深さには抗し難い魅力があると言える。かかる演奏は、もはやウィンナ・ワルツという領域を超えた、ベートーヴェンやブラームスの交響曲などにも比肩し得る至高の芸術作品のレベルに達していると言っても過言ではあるまい。そして、このようなドイツ風の重厚な演奏を行っているにもかかわらず、いわゆる野暮ったさなどはいささかも感じさせず、愉悦性を失わないというのは、大芸術家ケンペだけに可能な圧巻の至芸とも言うべきであろう。そして、いぶし銀の音色を有するシュターツカペレ・ドレスデンによる名演奏が、ケンペによる重厚な演奏に独特の潤いと温もりを付加させているのを忘れてはならない。いずれにしても、本演奏は、あまた存在するウィンナ・ワルツ集の中でも、トップの座を争う至高の超名演と高く評価したい。音質は、1970年代のスタジオ録音ではあるが、リマスタリング、HQCD化等が行われたことや、聖ルカ教会の残響を活かした名録音であったこともあり、十分に満足できるものであった。しかしながら、今般、ついにシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤が発売される運びになった。本シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤は、従来CD盤やHQCD盤などとはそもそも次元が異なる極上の高音質であり、音質の鮮明さ、音圧、音場の広さのどれをとっても一級品の仕上がりであると言える。いずれにしても、ケンペ&シュターツカペレ・ドレスデンによる至高の超名演を、このような極上の高音質SACD盤で味わうことができるのを大いに喜びたい。

    つよしくん . |40year

    4
  • これは素晴らしい名演だ。ウィンナ・ワルツをおさめた...

    Posted Date:2011/12/03

    これは素晴らしい名演だ。ウィンナ・ワルツをおさめたCDは数多く存在しているが、本盤は、その中でも最も魅力的な名演の一つと言ってもいいのではないだろうか。ケンぺは、ベートーヴェンやブラームス、そしてブルックナーの交響曲などにおいて、ドイツ風の重厚な名演の数々を成し遂げていた指揮者だけに、どちらかと言えば謹厳実直で質実剛健な演奏を行うというイメージが付きまとっていると言っても過言ではないところだ。しかしながら、本盤のような愉悦に富んだ名演を聴いていると、ケンペは必ずしも質実剛健一辺倒の演奏を行っていたわけではなく、むしろ、ケンペという指揮者の表現力の幅広さ、多彩さ、そしてその豊かな音楽性を伺い知ることが可能だ。それにしても、演奏全体に漲っているリズミカルな躍動感は、ウィンナ・ワルツの演奏としては申し分がない理想的なものと言えるところであり、とりわけ喜歌劇「こうもり」序曲の畳み掛けていくような気迫や強靭さは圧倒的な迫力を誇っており、聴いて思わず度肝を抜かれるほどだ。それでいて、ケンペならではのドイツ風の重厚さも随所に聴かれるところであり、レハールのワルツ「金と銀」やヨゼフ・シュトラウスのワルツ「天体の音楽」の重心の低い深沈たる味わいの深さには抗し難い魅力があると言える。かかる演奏は、もはやウィンナ・ワルツという領域を超えた、ベートーヴェンやブラームスの交響曲などにも比肩し得る至高の芸術作品のレベルに達していると言っても過言ではあるまい。そして、このようなドイツ風の重厚な演奏を行っているにもかかわらず、いわゆる野暮ったさなどはいささかも感じさせず、愉悦性を失わないというのは、大芸術家ケンペだけに可能な圧巻の至芸とも言うべきであろう。そして、いぶし銀の音色を有するシュターツカペレ・ドレスデンによる名演奏が、ケンペによる重厚な演奏に独特の潤いと温もりを付加させているのを忘れてはならない。いずれにしても、本演奏は、あまた存在するウィンナ・ワルツ集の中でも、トップの座を争う至高の超名演と高く評価したい。音質は、1970年代のスタジオ録音ではあるが、リマスタリング、HQCD化等が行われたことや、聖ルカ教会の残響を活かした名録音であったこともあり、十分に満足できるものであった。しかしながら、先般、ついにシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤が発売される運びになった。当該シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤は、従来CD盤やHQCD盤などとはそもそも次元が異なる極上の高音質であり、音質の鮮明さ、音圧、音場の広さのどれをとっても一級品の仕上がりであると言える。いずれにしても、ケンペ&シュターツカペレ・ドレスデンによる至高の超名演を、かかる極上の高音質SACD盤で味わうことができるのを大いに喜びたい。

    つよしくん . |40year

    4
  • シュトルツにはウィーンの音楽(12CD、SONY・BMG)とい...

    Posted Date:2010/01/08

    シュトルツにはウィーンの音楽(12CD、SONY・BMG)という全集ものがあるが、一般のリスナーにはこの有名曲集で十分だろう。24曲中4曲はBSOとのものだが、残る大半は幸いVSO。WPほど響きは薫り高くはないしソロの技量もやや落ちるが、本場の情緒は十分味わえる。造形や歌いまわしは、模範的なボスコフスキーに比べ、より優美で耽美的な遊び心の面白さはある。もっと評価されてよい演奏だ。昔、シュトルツの演奏は何度かFMで聴いたことはあるが、「ウィーンフィルこそが模範」「クレメンス・クラウスやボスコフスキー以外は亜流」という先入観にとらわれ否定的であった。だが、改めてこれを聴くと、権威主義と先入観で食わず嫌いであったかつての自分の不明を恥じるばかりだ。オイロディスクの残響豊かな録音も、オーディオ的には「分離・分解能が悪い音」という向きもあろうが、むしろ雰囲気があって快い。

    eroicka .

    4
  • このCDは、ロシアのオーケストラによるヨハン・シュト...

    Posted Date:2024/04/08

    このCDは、ロシアのオーケストラによるヨハン・シュトラウス・ファミリーの作品を収録CDである。 ロシア・オケによるシュトラウスの演奏と言うのはやはり珍しい。 演奏はパーヴェル・コーガン指揮、ソヴィエト国立文化省交響楽団の演奏を中心に、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、モスクワ放送交響楽団の演奏を収録したもの。 コーガンは長らくモスクワ国立交響楽団を率いており、録音は同オケとの音源が多いが、ここではソヴィエト国立文化省交響楽団を振っている。 元は珍しいポルカを中心に選曲したCDから数曲カットしてこのCDに収録したもの。 ロシアン・スタイルの演奏かと思いきや、音楽は良く整えられたもの。 もちろん時折ブラスは咆哮していたりするが、それでも(ソ連時代という事を考えると)大人しい。 オーストリア風でもロシア風でもな独特の演奏と言えるだろうか。 一方で『ラデッキー行進曲』での力強いスネアや、狩のポルカでの演出はこのコンビでしか聴けないもの。 ロジェストヴェンスキーはモスクワ放送交響楽団を振っての録音。 こちらは僅か4曲の登場だが、いずれも力いっぱいに吹いた豪快なロシアン・サウンド全開かと思いきや、これも意外と大人しい演奏であり、ソヴィエトらしい重厚でパワーのある演奏を期待すると肩透かしを食らうがさすがにモスクワ放送交響楽団という名門とロジェストヴェンスキーが演奏しているだけあり、音楽は独特のテンポ設定で進む。 近年の世界情勢により一時はメロディアの入荷は無くなったが、本CDはメロディア原盤の音源を香港のレーベルがライセンスを取り発売したもの。 CDの製造は日本だが、ケースはプラケースに裏ジャケ、二つ折り解説書がついた簡易な作りでしかも微妙にケースが綺麗にはまらず、少し隙間が出来て、まるでロシア盤時代の製盤の様で何もそこまでマネしなくてもと思う。 録音年は不明となっているが、コーガンの音源は1987年頃、ロジェストヴェンスキーは1964年頃の録音との事。 音質は年代を考えると可もなく不可もなしと言った所です。

    レインボー .

    3
  • 約150曲のオムニバスで、「ロベルト・シュトルツを聴...

    Posted Date:2016/04/22

    約150曲のオムニバスで、「ロベルト・シュトルツを聴くためのアルバムで」と言っても良いくらいです。ヨハン・ヨーゼフ シュトラウスやレハール等の作品やクレメンス・クラウスやカラヤンなどの演奏もありますが、付録と言っても良いくらいです。録音は古くてモノラルも多いのですが聴き苦しくはありません。 ロベルト・シュトルツがお好きなら絶対にお買い得です。

    フロレスタン .

    3
  • SKDの妙技が冴える!「ウィンナ・ワルツやポルカはVPOが一番だ」と...

    Posted Date:2010/05/07

    SKDの妙技が冴える!「ウィンナ・ワルツやポルカはVPOが一番だ」と頑なに譲らないような人にこそ聴いて頂きたい。何たる躍動感!何たるロマン!何たる歌心!スタジオ録音だというのに、ライヴ以上にライヴ的なノリの良さ!VPOがややもするとルーティンワーク同然の演奏をすることもあるのに対し、SKDの演奏は音楽が今まさに生まれてくるようだ。《こうもり》序曲のラストの捲りもさることながら、やはり《金と銀》の絢爛豪華かつ人間味溢れる表現は、ケンペの音楽性の高さも相まってこれ以上ないほどの美演だ。手練手管を駆使しながらも嫌味に聞こえず、むしろ親しみ易ささえ感じさせるという離れ業をやってのける。スウィトナーの同様の盤とともに、SKDとウィンナ・ワルツとの絶妙な相性の良さを窺い知ることの出来る、貴重な一枚と言えよう。録音も、聖ルカ教会にてシュトリューベン氏らが収録しただけあって水際立っている。特に小太鼓を始めとするパーカッション類が効果的に響いており、躍動するリズムに花を添えている。

    遊悠音詩人 .

    3
  • まぁ、とにかくすごい熱気に包まれた、バルビローリ節...

    Posted Date:2007/10/03

    まぁ、とにかくすごい熱気に包まれた、バルビローリ節満開の音楽。指揮者とオケがこのぐらい乗りに乗った録音はこの時代ならではの遺産か。もっとうまい演奏ならいくらでもあるが、それがナンボのもんじゃというのがこのコンビのおそろしいところ。音のカロリーも十分のステレオ録音は、うっかりすると近所から苦情がきそう。ばらの騎士組曲にいたっては、これでなんか文句があっか、という棒の動きで、聞いていて涙が出そう。うぅ、すごい!

    雲谷斎 .

    3
  • トツゼン”ラデツキー・マーチ”が始まる 流石に古色...

    Posted Date:2017/10/29

    トツゼン”ラデツキー・マーチ”が始まる 流石に古色蒼然60年前の録音かとため息が漏れる 二曲目”バーデン娘”へ ゥン…これは違う 好い…オーケストラの色が出てる あのウィーンpoが居る リハーサルもしないで指揮棒を振ったというクナッパーツブッシュの微笑みが見える ”アンネン・ポルカ” 広がる寛ぎの気分 ”加速度ワルツ” 肩が揺れている自分に気づく 足拍子を踏んで”トリッチ・トラッチ・ポルカ”へ アッ〈鞭の音〉 確信する DSDリマスターからSACDシングルレイヤー盤制作の真価が出た なんと愉しいのだろう (今日は台風も近づく雨の日曜日だけれど)休日気分が溢れ出す ゾフィエンザールの空間を感じる まるで遊んでいる 音楽が切れている ”ウィーンの市民” このトランペットの鄙びた味わいはここでしか聞けない 大好きだこの音楽 ザックザック音楽してる 音楽はこうありたい タッタッター一緒に歌う これはすごい お聴きになっては如何    

    風信子 .

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