Classical Compilation (Popular Classical) Review List
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Posted Date:2026/01/31
キングレコードから発売されたこのCDはミッフィーをジャケットに、子供向きにクラシック入門用として発売されたCD。 今日まで何度か発売されているが、1999年発売のこのアルバムを含むクラシックの森シリーズはアルバム毎にテーマがあり、本CDは様々な国の異国溢れるクラシック作品を集めた物となっている。 選曲としてはクラシック音楽の定番中の定番であり、一度は誰もが耳にした曲を集めた内容となっている。 登場する演奏家は3団体おり、ドップラー作曲『ハンガリー田園幻想曲』が、浅妻文樹指揮、東京アカデミカー・アンサンブルの演奏で収録されたもので、ソロをポーラ・ロビンソンがとっている。 と言うよりこの音源はロビンソンが主役のアルバムから取られたもの。 模範的なソロだが演者が楽しく吹いているのが伝わってくるし、名演とは言えないが悪くはない演奏。 ケテルビー作曲『ペルシャの市場にて』イヴァノヴィッチ作曲『ドナウ河の漣』は、木屋みどり指揮、レディース・オーケストラ・ジャパンの演奏。 キング・レコードに入れた音源以外は見たことのない団体ですが、確か世界初の女性だけで結成されたオーケストラと聞いた気がします。 演奏自体はオーソドックスな、安心して聴ける演奏。 それ以外の作品は、ヴァシル・カザンジェフ指揮、ソフィア交響楽団の演奏で収録されたもの。 指揮者のカザンジェフは1934年生まれのブルガリアの指揮者で同国を代表する指揮者の1人です。 ブルガリア国営レーベルのバルカントンやデルタなどにブルガリアの作曲家の作品やワーグナーの楽劇等を録音を残していますが、日本では本CD音源のソフィア交響楽団と残したクラシックの名曲の録音で知られています。 一見オーソドックスな演奏ですが、中々濃い演奏も多く、主部がゆっくりとじっくりと聴かせる重厚なフィンランディア、ホルンを初め透明感のある管楽器が聴き所の、中央アジアの草原にて等々、クラシック・ファンが聴いても十分に耐えうる水準の立派な演奏を聴かせてくれます。 子供向きのアルバムではありますが、しっかりとした作りなので、どの年代にもおすすめです。 CDには録音年の記載はありませんが、ロビンソンの録音はオリジナル盤が1981年に石橋メモリアルホールで収録、レディース・オーケストラ・ジャパンは1980年代後半ぐらいから音源が出回っているのでその頃、ソフィア交響楽団は不明です。 しかし聴く分にはどれも問題ない音質です。
レインボー .
Posted Date:2025/10/09
スークはこういった色ものの作品をよく録音しています。 日本のメロディーではアレンジが大事になってきます。ここでは、オーケストラをバックにオーソドックスな演奏かと思います。収録曲目もお馴染みの作品です。
k.k .
Posted Date:2025/10/07
アダージョベストとしての括りですが、アダージョと名のつく曲目は最初と最後になります。ヒットしたアダージョ・カラヤンシリーズからの選曲です。帯にも記載されていましだがヒーリングの決定盤。好き嫌いは出るでしょうが、妥当な選曲だと思います。小品作品にも定評があるカラヤンですのでお薦めだと思います。
k.k .
Posted Date:2025/08/26
気になっていたアルバムでした。スペインをテーマにした曲目(ラテンナンバーもあり)ですが、聞いていてとても気持ちが良い。しっとりとした曲調もあり、フィナーレにはクマーナを持ってくるのも盛り上がります。収録が全部で30分と少し、あっと言う間に流れました。同じシリーズにモーツァルトもありましたが、 曲目的にはフック・オンには向きません。こちらがお薦めです。
k.k .
Posted Date:2025/04/15
ポニーキャニオンが発売したクラシックのアルバムで、ホーム・コンサート名曲集というタイトル通り、聴きやすいクラシック作品を集めた二枚組アルバムです。 一枚目はセミ・クラシックと言われる小品を中心にした選曲です。 演奏は全て日本人演奏家によるものですが、その大半はシャンブル・サンフォニエットと称する団体です。 同団体の詳細については不明ですが、おそらくは録音用の変名だと思います。 指揮者陣には秋山和慶や石丸寛、手塚幸紀など、当時の日本を代表する人物が振っていて、どれも小品だからと手を抜かないしっかりとした出来となっています。 オケの人数はそれほど多くないように聴こえ、またカットや一部編曲されている曲もありますが、この手のアルバムなら言うことはないでしょう。 この他にも、新日本フィルハーモニー交響楽団や東京ゾリステン等の演奏者がおり日本の演奏家らしい堅実な演奏です。 二枚目は大作曲家の手によるナンバーを中心に集めたものです。 こちらも演奏者は複数いますが1番多く演奏しているのは、石川皓也指揮、ノエル・チェンバー・オーケストラ。 オケは録音用に編成されたと思われ、一部は短くアレンジされていますが聴きやすい演奏となっています。 この他にはチェコ・フィルハーモニー室内合奏団によるモーツァルトのディヴェルティメントは活気があって良いですし、ワルシャワ室内合奏団によるヴィヴァルディの指揮は独奏をヴァイオリンからフルートに移したバージョンで中々面白いと思います。 収録曲と演奏者は以下の通りです。 CD1 1.エリーゼのために(ベートーヴェン) 2.美しき青きドナウ(シュトラウス) 3.金と銀(レハール) 4.ユーモレスク(ドヴォルザーク) 5.乙女の祈り(パダジェフスカ) 6.朝(グリーグ) 7.口笛吹きと犬(プライヤー) 8.トルコ行進曲(ベートーヴェン) 9.おもちゃのシンフォニー第1楽章(L.モーツァルト) 10.鉛の兵隊の行進(ピエルネ) 11.キューピーの観兵式(リベリ) 12.アマリリス(ルイ13世) 13.おもちゃの兵隊(イェッセル) 14.かっこうワルツ(ヨナーソン) 15.トロイメライ(シューマン) 16.メヌエット(ベートーヴェン) 17.セレナード(ハイドン) 18.アヴェ・マリア(シューベルト) 19.学生王子のセレナーデ(ロンバーク) 20.メヌエット(ボッケリーニ) 21.スケーターズ・ワルツ(ワルトトイフェル) 22.シンコペーデット・クロック(アンダーソン) CD2 1.四季より春、第一楽章(ヴィヴァルディ) 2.アイネ・クライネ・ナハトム・ジークから第1楽章(モーツァルト) 3.子犬のワルツ(ショパン) 4.白鳥(サン=サーンス) 5.アルビノーニのアダージョ(アルビノーニ) 6.タイスの瞑想曲(マスネ) 7.アンダンテ・カンタービレ(チャイコフスキー) 8.楽興の時第3番(シューベルト) 9.歌の翼に(メンデルスゾーン) 10.四季より冬、第2楽章(ヴィヴァルディ) 11.モルダウ(スメタナ) 12.愛の喜び(クライスラー) 13.ロマンス(ベートーヴェン) 14.バニス・アンジェリクス(フランク) 15.ディヴェルティメント第1楽章(モーツァルト) 16.マドンナの宝石より間奏曲(ヴォルフ=フェラーリ) 17.ワルツ(ブラームス) 18.G線上のアリア(バッハ) 19.結婚行進曲(メンデルスゾーン) 演奏者 CD1 児島一江(ピアノ) 1 手塚幸紀指揮、シャンブル・サンフォニエット 2、18 山岡重信指揮、シャンブル・サンフォニエット 3、10、14、19 秋山和慶指揮、シャンブル・サンフォニエット 4、8、15、16、20 外山滋(ヴァイオリン)4 蓼沼恵美子(ピアノ)5 手塚幸紀指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団 6 石丸寛指揮、シャンブル・サンフォニエット 7、11、12、13、21、22 山岡重信指揮、東京ゾリステン 9 外山滋/弦楽四重奏団 17 CD2 グシェゴシュ・チモシェコ(フルート)マレック・セヴェン指揮、ワルシャワ室内合奏団 1、10 チェコ・フィルハーモニー室内合奏団 2、15 タチアナ・シェバノク(ピアノ)3 アリソン・エルドリッジ(チェロ)ヨシエ・アキモト(ピアノ)4 石川皓也指揮、ノエル・チェンバー・オーケストラ 5、6、7、9、11、13、14、17、18 舘野泉(ピアノ)8 加藤知子(ヴァイオリン)萩野千里(ピアノ)12 大友直人指揮、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 16、19
レインボー .
Posted Date:2024/05/17
ギルドが発売していた人気シリーズ、黄金時代の軽音楽。 このCDはシリーズの一枚で1930年代のライト・ミュージックを集めたもの。 収録された作品はこんにちでは聴く機会がない作品ばかりであり、例えばイェッセル『市警のパレード』イヴァノヴィッチ『東洋のバラ』と言った著名な作者の知らない作品から、当時人気を誇ったハーマン・フィンクの作品をメドレーにしたものまで、いずれもメロディは聴きやすく親しみやすい曲が揃っている。 演奏陣も当時有名な楽団、人物が揃い、例えばマルク・ウェーバーとウェーバー楽団、ファーディ・コッフマンとヒズ・オーケストラ等当時軽音楽の分野で人気を博した音楽家、またテレフンケン大吹奏楽団を指揮してドイツ行進曲を中心に名演を残したカール・ヴォイチャッハが、サロン・オーケストラを振ったもの、クラシックの分野ではオペレッタの作曲で知られるエドゥアルト・キュンネッケが、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を振り自作を吹き込んだ音源等珍しいものもたくさんあり、いずれも当時の雰囲気が存分に感じられる。 復刻も、年代を考えると非常に良い。
レインボー .
Posted Date:2024/04/16
スイスのギルドが発売していた黄金時代の軽音楽シリーズ。 毎回テーマ毎に選曲されているが、この巻はイギリスの劇場&映画音楽を集めたという物。 シリーズにはすでに同テーマで3枚のアルバムが出ている様で、これは4枚目の様だ。 収録された曲は19世紀に書かれたオペレッタ・ナンバー、例えば『ジプシー男爵』20世紀に書かれた『ジプシーの皇太子』等に加えてワルツ等の舞踏作品を収録。 個人的にガンヌの『サルタンバンク』の収録は珍しい。 演奏団体は、ロンドン・パラデウム・オーケストラ、コマンド・グランド・オーケストラ、プラザ劇場管弦楽団、ロンドン・コロセウム・オーケストラ等当時にイギリスの劇場等で活躍した楽団。 それ故に雰囲気はよく伝わってくる。 録音は古いが音は聴ける範囲だと思います。 何よりこの時代の音楽をこれだけ集めたCDはなく、大変貴重でおすすめです。
レインボー .
Posted Date:2024/04/01
スイスのレーベル、ギルドが発売していた黄金時代の軽音楽シリーズの一枚である。 このCDは作曲者自作自演をテーマに集めたもので、イギリスのライト・ミュージックを知る上で貴重な一枚と思われる。 冒頭はブリスの『来るべき世界』から行進曲が取り上げられていて、ファーノンの『国家祭典』や、バスの『コーニシュ・ラプソディ』ら知られている作品もあるが、殆どはすでに忘れられている作品ばかり。 しかし、軽音楽ですから耳馴染みの良い親しみやすい作品が次々と並びルーカス作『アメイジスト行進曲』トーチ作『国際スポーツ行進曲』等良い作品もあります。 指揮者は作曲家自身ですが共演のオケはロンドン交響楽団の様な有名名前所から指揮者の名前がついたヒズ・オーケストラ、クイーンズ・ホール・ライト・オーケストラ等当時活躍したオケらが登場している。 作曲家自作自演は時にハズレな演奏もあったりするが、このCDはキレの良い演奏もあり、時代を感じさせる雰囲気たっぷりな演奏もあり十分に楽しめる。 復刻も上々で、録音年代を考ると十分な音質ではないでしょうか。
レインボー .
Posted Date:2023/12/24
ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団の演奏で収録されたこのCDは、ショーソンの交響曲変ロ長調を中心に、ラロのイスの王様序曲、ナムーナ、バローのひとりの死者への捧げものを収録したものです。 パレーお得意のフランス音楽物ですが、渋い選曲であり、一般受けはしにくそうなセレクトとなっています。 しかし、そのマイナーな曲中心の選曲が本盤の最大の売りと言えます。 明晰な演奏はパレーならではで、特にラロのナムーナの前奏曲はなかなか優れた演奏だと思います。 録音は古いですが、当時から優秀な音質で知られたマーキュリーだけあり、今でも聴けます。
レインボー .
Posted Date:2022/03/25
2003年よりキングレコードから発売されたシンフニック・フィルム・スペクタキュラーシリーズ。 このCDは2017年に録音された2枚の一つで、SFファンタジー映画の作品を演奏したもの。 オーケストラはシリーズお馴染みの日本フィルハーモニー交響楽団、指揮者はシリーズ初期から常連の竹本泰蔵と新しく、田中祐子が参加している。 と言っても竹本はスタートレック関連の4曲(トラック5〜8)のみの登場であり、ほとんどが田中のタクトによるもの。 SFファンタジーという事もあってか、派手目な曲が中心だ。 演奏に使われたスコアはオリジナルまたはコンサート用に作曲家自身による編曲と出来の良い原曲重視のスタイルなので、再演奏盤にあるサントラと違うというのは少ないと思います。 演奏は指揮者の個性を出すというより、楽曲のもつ魅力を丁寧に引き出した好演奏と言えます。 録音も非常に優秀で、迫力があるサウンドに仕上がっています。
レインボー .
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