アレンジが原曲とは全く変わっていたりもして新たな曲としての面白さもあり、まるで本当にライブを体験したかのような臨場感がある。 出来れば映像でも観たい所。

私は、濁声系のヴォーカルが好きなのですが、彼は究極ですね。Ｄｒ．Ｊｏｈｎと双璧だと思います。その昔ダウンバイローって云う映画を観ましたが、演技も中々のものでした。ファーストにして最高の出来だと思います。 この気だるさを、是非味わって下さい。

完璧なLIVEです。 映像版のDVD発売を待っています。Telephone Call From Istanbul鳥肌モノ

始めはキャプテンビーフハートに影響を受けたミュージシャンの一人と知り、興味を持ち、このアルバムがtom　waitsデビューでした。多分好き嫌いはきっぱり判れるタイプのミュージシャンです。だけど誰かと共有するよりもこっそり自分の部屋で楽しみたい音楽です。 私は聴いてすぐにはまりました。アメリカ人なのにヨーロッパの香りがする不思議な音楽です。ラストは特にぐっときます。

「孤児たち」と名づけられた３枚組みで３枚ともそれぞれタイプの異なるコンセプトになっている。tom waitsの色んな要素が入っているのでオススメ, しかも聴き応え有りです。ロベルトベニーニ監督作品の「奇跡の詩」主題歌にもなっていた「You Can Never Hold Back Spring」は何度聴いても名曲。黒人ミュージシャンばりの低音で歌うこの歌は穏やかになれます。ジャケットもアルバム風になっていて、凝ってます。

本来このライヴ音源の 最後に収録されている 『Small Change』が 途切れて終わってしまう ので注意!

ハマる奴は気に入るだろうし､ついて行けん奴は無理に聴かなくても良いけどこれはこれで素晴らしい｡個人的にはラストを飾るテーマはズバ抜けと言っていい程カッコいいねェ…聴いた奴にしか分からんけど

このアルバムが出たころは、カセットにはこれ、カーラジオからはウルフマンジャックショーがリアルタイム。１６号沿いのピザ屋から、塀の向こうに広がる身近なアメリカを眺めてましたね。 ところで、トムウェイツって実は酒飲めないんでしょ？

このアルバムの声の枯れ具合が１番好き。退廃とロマンチシズムが混ざり合うジャズの雰囲気もツボだし、ニック・ケイヴにもろに影響を与えた”赤い靴”も大好きな曲。トムの中で１枚選ぶならこれです。

買って暫くは何かぴんと来なかったのだが、やはりTOMさんはヒドイ異様な方です。昼間でも、部屋を暗くして聴いてると、酔いが…まわってくるんですけど！止められ無いっ。