ﾄﾑの声が生きてる｡いつもと違う詞の世界観。私の想像とは少し異なる彼の世界を垣間見た｡素敵な作品｡RADIOHEAD好きは賛否両論でしょうが､私は大好きです｡

視聴して、なかなか良いアルバムだと思った。が、正直言って買うほどの魅力は感じない。このアルバムは来年のレディオヘッドの新譜までの繋ぎ程度というか、メインは向こうで、これはオードブルって感じだよ。たぶんトム氏もそんな感じで軽〜く作ったんじゃないかな。

もしも、これがレディオヘッドの新作だとしたら落胆するだろうけど、トム・ヨークのソロだからＯＫというところでしょうか。

とっても綺麗な曲たち。トム のいい意味で自己中心的な詩に、エレクトロニカを駆使した音にいつしか酔いしれどっぷり浸かってしまっていました。この人の書く曲は何でこんなにも人を惹きつけるのだろう。個人的には、３、８、９曲目が好きです。特に３曲目はミニマル感たっぷりのリズムにトムの透き通った声が怖いくらいに重なり合っています。

ｴﾚｸﾄﾛﾆｶと個人との相互理解｡ｼﾝﾌﾟﾙなﾒﾛﾃﾞｨｰを基調とし､鼓動と生きる事つまり生活する事にﾘｽﾞﾑの重心を置く｡ﾒﾛﾃﾞｨｰとﾘｽﾞﾑとの繋がりとしてﾄﾑ・ﾖｰｸ自身が存在し､一つ一つの音に彼自身の意思と肉体性を宿し音を示唆する｡重なり合う音の雫が大きな湖を創る｡

kid Aの混乱を消し去る音楽。シンプルながら、めっちゃ完成度がたかい。そしてトムの素の歌。素直に聞いてほしいです

コンピューターでの打ち込みによって駆使されたエレクトロなメロディーに、トム・ヨークの声が乗ることによって、レディオヘッド時とはまた違った別の世界が窺える。

いかにもｿﾛらしいﾘﾗｯｸｽした雰囲気の作品です。もっと実験的なのかと思いきや、以外にﾒﾛﾃﾞｨｱｽな曲が多く、ﾄﾑの歌声もﾚﾃﾞｨﾍより、ちょい甘めな感じ。

俺はダントツでM-３っす！！

いやもうほんと凄いですね。RADIOHEADの雰囲気が苦手という人もこれなら。どんどん行きますねトムは。8､9が特に良いですよね？