発売当時、初めて聴いた時の衝撃は凄まじかった。最近じゃ、すっかり聴くことも無くなり、必要とすること、すがる事もなくなったが、このアルバムが存在していなければ、今まで私は生きてない。と思う。

リミックスとは知らず、初めて買ったNINのアルバムがこれでした。原曲を全く聴いたことが無い状態で聴いたのですが、最初は｢恐い｣という感想しか抱けなかった。とにかく一曲目から何だか物騒な雰囲気で、最後迄暗くて恐くて…でも後でﾌﾗｼﾞｬｲﾙを買って、ﾌﾗｼﾞｬｲﾙを聴いた上でもう一度聴いてみたら凄く格好良いアルバムなんだということに気付きました。10マイルズハイとゲイリーニューマンのカバーであるメタルも格好良い。何だか空虚な雰囲気漂う、不思議なアルバムです。

ﾌﾗｼﾞｬｲﾙやTDSみたいなドロドロしたアルバムも良いけど、WTも大好き。特に4のイントロは凄いです。こんなキャッチーな曲が作れるなんてやはりﾄﾚﾝﾄはポップメーカーなんだな、と改めて認識。なんかアルバム全体に生命力がみなぎってて、聴いた後にパワーを貰えるような、凄い力のあるアルバムです。捨て曲なし。

去年、NINの(日本での)ラストライヴが観に行けなくて、でも｢動くNINがどうしても見たい！｣てワケで購入してみました笑　やっぱり格好良かった。オリジナルも良いけどライヴバージョンも最高ですね！本編以外の特典映像はﾄﾚﾝﾄが坊主になる前のリハの映像が……もう格好良すぎです笑　昔のﾄﾚﾝﾄって眼力が強くてなんか惹き付けられる。　計算された演出、ライヴで凄い動いてるのに音程外れてないし、全体的に完成度高いというか…あぁ何でラストライヴ行かなかったんだ自分………!!!泣

NINのアルバムは何時も、不思議な｢空気｣が在ると思う。このﾌﾗｼﾞｬｲﾙは感覚的に言うと何だかモヤモヤしてて、曇っててハッキリしない、聴いたあとにそのモヤモヤが残るような、そんな感じ。でも聴いてる間は凄く心地好くて、暫く(ハマれば)中毒のように聴き続けてしまう。LEFT、RIGHT共に最後の曲がもう聴いてて気が狂いそうに成る程恐いです笑　　ああ、後10年程早く生まれてきてリアルタイムで聴きたかったなぁ…。

私はリアルタイムで聴いてきた訳じゃないけど、今聴いてもホントに新しいと思う。今のところ、私が今まで聴いてきたバンドの中ではNINが一番。でも、解散しちゃったんですね…ゲイリーニューマンと曲を制作する、なんて話も聞きましたが、どうなったんでしょう？まぁそれはさておき、このTDS。凄まじい音の洪水に飲み込まれそうになるほど圧倒的なパワーを持っているアルバムです。一曲目から飛ばしまくり。終盤まで聴いているとぐったりしてきますが、注目はやはりなんといってもHURT。HURTで癒されます笑　全曲聴いた後は暫くボーっとしちゃって、何もしたく無くなります。そんな不思議な力を持ったアルバムです。

rockin’onの鈴木喜之氏の解説に感銘してSACD盤と専用プレーヤーを購入して聴きました。4つのスピーカーを行き交うすさまじい音像に圧倒されました。その勢いでライブにも行ってしまい、またそのクォリティーの高さとすさまじい音圧にぶっ飛ばされました。生で聴いた“HURT”は一生忘れることはないと思います。ありがとうNIN。

目を閉じて一人ヘッドホンで聴くも良し、街の喧騒の中歩き眺め聴くも良し。ぬけられない。止められない。

ホント勝手に身体が暴れそうになるｻｳﾝﾄﾞですね。間違いなく最高傑作(この頃の)!!Happieness in slaveryとGave Upを毎日ﾍﾋﾞｰﾛｰﾃｰｼｮﾝです。にしてもこれのPV作品わ一連の流れになっていてヤバいですね、精神が異常な方わ見ないでくださいね、マジで。

いやぁWITH TEETHから薬が抜けたﾄﾚﾝﾄが復活し、今までの狂気が無くなり若干がっかりしているﾌｧﾝも多いのでわ?俺もそうでしたが、やっぱりﾄﾚﾝﾄわ天才でした。ﾃｲｽﾄわ変わったかもしれないけど、やっぱりﾄﾚﾝﾄの音楽わ唯一無二、儚く、奥深くて美しいです。前回のｲﾝｽﾄ作品Ghost�Tｰ�Wも最高でした。そしてこのslip、最初わ全然聴かなかったけど気付けばﾄﾞｯﾌﾟﾘ。今のﾄﾚﾝﾄわこういうのが好きなんだね(￣ー￣)DVD付きｵｽｽﾒよ。echoplexのﾄﾞﾗﾑﾏｼｰﾝの設定から始まるｼｰﾝとかかっこよすぎ!!買いましょう!!