最強の商品開発 イノベーションを確実に収益化する9原則

M.ラマヌジャム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784502247316
ISBN 10 : 4502247316
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
237p;21

内容詳細

企業が生き残っていくにはイノベーションが必要だが、その失敗率は驚くほど高い。実に新商品の70%が失敗に終わっているというのだ。新商品が失敗する理由は多岐にわたると考えられているが、失敗は4つのパターンに集約され、いずれも診断可能で回避できる。ウーバー、ポルシェ、リンクトイン、スワロフスキーなど、世界有数のイノベーティブな企業は、どのように商品開発を行っているのか?大ヒット商品を世に出してきた開発者たちが使っているモデルやイノベーション収益化の原則について解説!

目次 : 第1部 イノベーションの収益化にまつわる問題(なぜ何十億ドルも回収し損ねるのか―明暗が分かれた2社の新車投入/ イノベーションの収益化における4つの失敗パターン―フィーチャー・ショック、ミニベーション、秘宝、アンデッド/ なぜ優秀な人たちが間違えてしまうのか)/ 第2部 収益化を成功させるための9つの原則(「支払意思額」の話は早い時期に!―支払意思額なくして優先順位は決められない/ フリーサイズ的な解決策を前提にしない―好むと好まざるとにかかわらず、顧客には違いがある/ 商品構成とバンドリングの設計―技芸(アート)ではなく、科学(サイエンス)である/ 5つの強力な収益化モデル―価格ポイントよりも課金の方法が重要/ 市場シェアなら低価格、ブランディングには高価格?―勝てる価格戦略/ 希望的観測から、確信へ―アウトサイド・インでビジネスプランを策定する/ イノベーションは自ら語らず―価値は伝えないとわかってもらえない/ 行動経済学に基づくプライシングの戦術で売り込め―顧客は時として不合理な行動をとる/ 価格一貫性を維持する―反射的な価格再設定はやめよう)/ 第3部 プライシングの成功事例(ベストプラクティスに学ぶ―価格を中心に据えたイノベーションの成功事例/ 「価格を中心に据えた商品設計」イノベーション・プロセスの実行)

【著者紹介】
M.ラマヌジャム : サイモン・クチャー&パートナーズの取締役兼パートナーで、サンフランシスコ/シリコンバレー・オフィスを拠点に活動している。これまでフォーチュン500社からスタートアップまで、あらゆる規模の企業にコンサルティングを行ってきた。また、インターネット、ソフトウエア、テクノロジー分野で125件以上の収益化プロジェクトのリーダーを務め、数の新商品の市場導入を支援してきた

G.タッケ : サイモン・クチャー&パートナーズのCEO。過去25年間にわたって、サイモン・クチャーを特定領域に特化した小さなブティックファームから、従業員数1,100人以上のグローバル・コンサルティング会社へと成長させるために尽力してきた。プライシング及び収益化における世界有数のエキスパートと目され、この分野において、さまざまな業界の経営者に対するパーソナル・コンサルタントとしても活動している

山城和人 : サイモン・クチャー&パートナーズ、マネージング・ディレクター。外資系コンサルティング会社、投資銀行、事業会社を経て現職。テクノロジー・産業機器、医療機器、消費財メーカー等の事業戦略や価格戦略のコンサルティングに従事。日経ビジネスを始めとする数々のビジネス誌への寄稿や、セミナー、カンファレンス等での講演を多数行う。ロチェスター大学MBA、日本証券アナリスト協会検定会員

渡部典子 : ビジネス書の翻訳、執筆、編集等に従事。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。研修サービス会社等を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 人生ゴルディアス さん

    客がどの特性を重視し、いくら支払う気があるのか、完全に正確に理解することはできずとも、まったく調べてないとか舐めてんのかだからお前らは失敗するんだ、という本書の指摘に、ぐうの音も出ない。ほんとですよね。なんで調べないで行けると思うんだろ。特に年単位で開発リソースを投入するなら、どう考えても一か月の事前調査はメリットしかないのに。また、課金方法をどうするかも重要だが、客が商品に対しなにを思っているかわからないと適切な課金方法なんて決められないから、と話題が最初の調査に戻る。とても良い本でした。

  • Kentaro さん

    ダイジェスト版からの要約 会費制サブスクリプション、ダイナミック・プライシング、フリーミアムなどの収益モデルがある。ダイナミック・プライシングは、特定の製品・サービスの価格を季節、時間、気象条件等、支払意思額や需給に影響を及ぼす要因に基づいて変動させる収益化モデルだ。航空業界はもう何十年も利用してきた。予約時期やクラスなどの要因に基づいてチケット料金を変えるやり方だ。また、ウーバーは、タクシーの需給状況に価格を連動させ、ウーバーの運転手と利用者の双方に恩恵を与えた。価格コントロールにより、価値も変動する。

  • dm さん

    新商品を開発する場合、まずは1)早期に顧客側の支払意思額を調査し、その後2)ニーズ、価値観、支払意思額に基づいてセグメントの定義を行う。そして、3)それぞれのセグメントに刺さるように、商品構成やバンドリングを行い、4)収益化モデル(会費制、ダイナミックプライシング、オークション、従量制プライシング、フリーミアム)を選択した後、5)価格戦略を策定し、6)支払意思額の情報を用いてビジネスプランを策定、7)その上で適切な価値メッセージを作成し、8)行動プライシングの原則を採用、9)価格一貫性を維持する事が重要

  • M.H さん

    書いてる内容勉強になる部分とかもいっぱいあるけど、なんか色々もったいないと思った。 見せ方、、

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

M.ラマヌジャム

サイモン・クチャー&パートナーズの取締役兼パートナーで、サンフランシスコ/シリコンバレー・オフィスを拠点に活動している。これまでフォーチュン500社からスタートアップまで、あらゆる規模の企業にコンサルティングを行ってきた。また、インターネット、ソフトウエア、テクノロジー分野で125件以上の収益化プロ

プロフィール詳細へ

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品