深夜番組で偶然にも3曲目の「I Ｇot Love〜」のライヴを見てこのＬＰを購入した。30年以上の時を経てＣＤで聴くのもいいね。

ジョニー・ウィンターではじめて聴いたのがこれ。だから僕にとってジョニー・ウィンターはブルース・ギタリストというよりもロックンローラーである。このアルバムはリック・デリンジャー色が強いのかな。完全にロックンロールです。カッコよい！

裏ジャケの大観衆の写真とオープニングの大歓声で早くも興奮。悩ましく狂おしいギターで昇天。 ラストの「ＳＷＥＥＴ　ＰＡＰＡ　ＪＯＨＮ」はヴォーカルも壮絶。 １０代の時に聴きたかったと激しく後悔。

何も聴かずに、今すぐにこのＣＤをショッピング・カートに入れるべし！なぜディスク２のライヴ音源が３４年前に発売されなかったのだ！ALLMAN BROS.の”LIVE AT FILLMORE EAST”に匹敵する程のクオリティなのに！LEGACY EDITION（遺産版）とは正に的を射たサブタイトル。

こんなしわしわのおじいちゃんになっても声もギターもめっちゃかっこいいです(T-T)あなたはもはや1000万ドルのブルースマンです。ブルース＆ジョニー万歳！！この間エドガーは来日したみたいだけど今度はジョニーが来て下さい！

前出のライブ「アンド」もいいが、こちらはもっといい。余談だが、２つとも共演しているベースのランディ・ホッブスは、ここでは地味だが、秘蔵のライブビデオ（３人編成）ではクリームのジャックブルースみたいにベースをガンガン弾きまくっている。ハーモニカもやるし、ギターもやる（ジョニーがベースにチェンジ）マルチなアーティスト。

２曲目のメドレーが聴きどころ。ロックもブルースもジョニーのよさが遺憾なく発揮されている。

1曲目のジョニーとリックのギターバトルは圧巻！　ロックをやらせてもブルースをやらせてもジョニーはすごい！

14日発売のヨーロッパ盤を聴いての感想です。前作のスタジオ盤から12年ぐらい立ってますが、声に多少衰えがあるも、ギター弾きまくりは健在です。アルバムタイトルからそういった自信を伺わせます。全体的にノリのいい曲が多いですが、11曲目のドブロ(？)での弾き語りは個人的にJohnnyの真骨頂だと思ってます。13曲のうち2曲は彼自身の書き下ろし(1曲はハープのJames Montgomeryとの共作)減点理由は待たされたから(笑)

ついに出ますか〜〜。待ってました。でもコピーコントロールCDだから10点は上げられない。せこいぞVirgin!!