ｼﾞｬﾊﾟﾝはかなり人気ありました。とくに、ﾃﾞﾋﾞｯﾄ・ｼﾙﾋﾞｱﾝは雑誌のﾄｯﾌﾟでしたね。一言でいえば、ﾃﾞｶﾀﾞﾝｽ。代表でいえば、ﾌﾞﾘｷの太鼓になろうかと思うが、私はこれがよろしい。

'80年発表｡YMOから影響を受けたと思われるﾃｸﾉの手法や､ﾛｷｼｰ･ﾐｭｰｼﾞｯｸ的なﾖｰﾛﾋﾟｱﾝ･ｱｰﾄ性をより押し進めた4作目｡ﾚｹﾞｴやﾌﾞﾗｯｸ･ﾐｭｰｼﾞｯｸのﾘｽﾞﾑを独自に取り入れた16ﾋﾞｰﾄは､のちのｴﾚﾎﾟｯﾌﾟをうながし､ｱﾌﾘｶﾝ･ﾘｽﾞﾑなどのｴｽﾉ的な要素も積極的に導入し出している｡

'81年発表｡5thにしてﾗｽﾄ･ｱﾙﾊﾞﾑとなった今作で完成度･ｾｰﾙｽともに頂点を極めた｡東洋をﾓﾁｰﾌに､耽美でﾃﾞｶﾀﾞﾝな世界が独創的なﾘｽﾞﾑとｻｳﾝﾄﾞで繊細に構築されている｡

当時小学生だった私が、姉の影響ではまってしまった作品。私にとっては、2ndまでがJapanなのでした。（世間およびシルヴィアンの評価はまったく違うようですが...）今聴いても本当に格好いい。未聴の方にはかなりの発見があると思います。

Highly sought after item within the UK and Europe, this release is still one of the only ones that contains a lot of the output from the Hansa Ariola years that has only been available on vinyl for years.

後期のJAPAN完成形を集めた、まさにﾍﾞｽﾄ盤。この音、この感性、4人の結晶は永遠の宝物。

Dr出身の僕にとってｼﾞｬﾝｾﾝ＆幸宏はもっとも影響を受けた存在です。JAPANはこの作品から超難解ﾘｽﾞﾑｾｸｼｮﾝが確立しましたね。

前作・前々作の憂鬱でありながら流麗な音から一転、東洋趣味の色濃いゴツゴツとした楽曲に最初は違和感があった。しかし、音楽性の高さからいえばこれが彼らの最高傑作であろうことは間違いない。できればジャパン名義でもう１・２作作品をリリースして欲しかった。

これと、TIM DRUMは好きです。お世辞にもいつまでも色あせないとかいつきいても古くないとかって音ではないと思います。さすがに今聞くと一昔前って感じがしますが、曲のクオリティーがとても高くて素敵だと思います。最近ＣＣＣＤを理由に評価を落とす人がいますが、それはそれで内容を評価したらいいんちゃいます？そんなことで評価をおとすこと無いですよ。

ｼﾞｬｹのよさで2度買いしました。今聴いてもこの音はｽｺﾞｲ。4人の才能による奇跡のｱﾙﾊﾞﾑ。