まぁここにいるファンで知らない人は少ないと思いますがオープニングの生ギターは日本製のヤ○ハの中古らしいすよ。やはりシュルツ先生は天才だ！ソニーさん色々フォーマットを変えてとかゲスな商売しないでシュルツ先生のところに行って新作をお願いしなさい！（笑）

ＬＰ時代のスペーシーなダイナニズムには及びませんが、音質はなかなかのもんです。曲は１ｓｔ同様、旧Ａ面には圧倒されます。この反面だけで充分と感じさせます。「遥かなる想い」は今でも私の洋楽ベスト５に入る名曲中の名曲です。勿論旧Ｂ面も標準以上の出来映え、「Feelin’Satisfied 」がちょっと飛び抜けています。この声で新しい曲が聞けないのは残念です。

当時の３大ショック、ヴァンヘイレン、クラッシュ、そしてこのボストンの「More Than A Feeling」、ラジオから突然流れたフェイドインに初っ端からぶっ飛んでしまった記憶が有ります。ほんとに「宇宙の彼方へ」ってのは良く出来たネーミングです。後半ちょっと息切れ感が有りますが、文句無しの名盤です。

今は亡きBradley Delpが聴かせる �D（アマンダの別ヴァージョン） は、最高です。泣けます。 ギターとかサウンドが中心に評価 されるバンドですが、Bradの唄が あったからこそのBOSTONです。 上のサンプルでは聴けないサビを ぜひ聴いて欲しい！

名曲、名盤は何年たっても色褪せることはありません。今回の新素材のディスクや紙ジャケットで買う、買わないは別にして興味を持ってくれた方がたくさんいるのが嬉しいですね。

これと次のアルバムは、足掛け30年以上聴いていますが、最近のリマスターやら新フォーマットが出るたびに、結局は最初のマスタリングが際立っていたことを裏付ける結果になっているような・・。バンドの形態をとってはいるものの実態はほぼシュルツのソロワークだったことを思うと、これは神業です。学歴と音楽的才能と作品内容とセールスがすべてハイレベルな稀有な例。

言葉が足りなかったか…自分としては、SHM-CDの性能及びその売り方に疑問を呈している。　わざわざSHM-CDへの意見に触れずして「安い選択肢もある」という話にスリ替えないでもらいたい。　通常盤の存在は知っているし、自分も人に勧めるならﾀﾞﾝﾄﾂに通常盤だが（別に安価だからというだけではない）、この場でｾｰﾙｽをする気もなかっただけのこと。　尚、今回の評価は通常盤に対して。SHM-CDは…ご想像にお任せする。

ＳＨＭ-CD化されたにも関わらず音に不満は残るもののアルバム自体の質は最高レベルに達している。8年を費し、時の流れとともに研ぎ澄まされた独自のサウンドを展開するBoston。まるで精密な設計図を基に長大な軌道を飛行する孤高の宇宙船のようだ。

私にとってボストンはこの作品。当時、ビデオが当たり前の時代にＰＶなしで１（１位）２（９位）９（２０位）と好成績をおさめアルバム自体も４００万枚以上売上げＮｏ．1！　同年ジャーニーの「Ｒ．Ｏ．Ｒ」がいまいちだったので本作は本当に嬉しい８ぶりのアクシデント。５はメロディーがアマンダそっくりだが・・・

８年かけてアルバム作るなんてすごいと当時は思ってましたが、今や１４年かけて１４億つぎ込んでアルバム作る方が出てきたので、８年位かわいいもんだと思うようになりました（笑）ＳＨＭについては、元がリマスターされてないので、あまり効果は期待できないでしょう。次（２０１０年？）のニューアルバムが出る頃には、この作品もリマスターされると思うので、それまで待ちます。