CD 輸入盤

セレナータ〜小管弦楽のためのブラジル音楽集 ニール・トムソン&イギリス室内管弦楽団

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8574405
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

セレナータ〜小管弦楽のためのブラジル音楽集

ナクソスがブラジル外務省との提携で進めているブラジル音楽のシリーズ、2022年はブラジル独立200周年にあたることもあって一層活性化しています。
 1822年に独立したブラジルは89年までポルトガル王家に連なる国王が収めます。アルバムに登場する作曲家たちは王政時代の生まれで、国の奨学金を得てヨーロッパで学びました。収録された作品は「古風な組曲」の名前から想像されるようにバロック風の曲想を持つものが多く、レスピーギの『リュートのための古風な舞曲』やグリーグの『ホルベアの時代から』がお好きな方なら大いに楽しめることでしょう。
 サンパウロで生まれたカルロス・ゴメス[1836-1896]はミラノで学び、1870年にミラノ・スカラ座で初演された歌劇『グワラニー族の男』で成功を収めました。『弦楽のためのソナタ』もイタリア風の明るい曲調が魅力で、ロッシーニの弦楽ソナタを思わせます。
 フランチスコ・プラーガ[1868-1948]はリオデジャネイロ生まれ。パリ国立高等音楽院に留学し、マスネに作曲を師事しました。この『マドリガル=パバーナ(パヴァーヌ風のマドリガル)』は軽やかなリズムに乗った爽やかな作品です。
 アウベルト・ネポムセーノ[1864-1920]はローマのサンタ・チェチーリア音楽院で学び、その後ドイツでハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルクとマックス・ブルッフに学んでいます。この『古風な組曲』は当初4楽章のピアノ組曲として書かれ、親交のあったグリーグの自宅で初演されました。ここに収録された3楽章の管弦楽版は後に作られたもので、ベルリン・フィルが初演しました。優美な第1主題で始まる『セレナータ』もロマンティックです。
 リオ・デ・ジャネイロで生まれたレオポウド・ミゲス[1850-1902]は幼い頃に家族とともにスペインに移住。その後ポルトガルでヴァイオリンと作曲を学び、20歳でブラジルに戻りますが、12年後にフランスに留学してパリ音楽院院長のアンブロワーズ・トマやセザール・フランクから強い影響を受けました。この『古風な組曲』は生き生きとした旋律が魅力です。(輸入元情報)

【収録情報】
● ゴメス:弦楽のためのソナタ(1894)
● ブラーガ:マドリガル=パバーナ(1901)
● ネポムセーノ:古風な組曲 Op.11(弦楽オーケストラ版)
● ネポムセーノ:セレナータ(1902)
● ミゲス:古風な組曲 Op.25(1893)


 イギリス室内管弦楽団
 ニール・トムソン(指揮)

 録音時期:2022年1月17,18日
 録音場所:All Hallows, Gospel Oak, London
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

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