LPレコード

ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』 第7番 チャイコフスキー:交響曲第5番、第6番『悲愴』他 キリル・ペトレンコ&ベルリン・フィル (6枚組/180グラム重量盤レコード)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC1216
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
限定盤

商品説明

ベルリン・フィル&キリル・ペトレンコ ファースト・エディション
両者の今後の方向性を示唆した演奏が6枚組の豪華アナログBOXで登場! 世界限定1500セット!

★キリル・ペトレンコとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるファースト・エディションがアナログ盤でリリース!世界限定 1500 セット、180 g重量盤、オリ ジナルの豪華 56 ページの冊子、ハイレゾ・ダウンロード・コード& 7 日間のベルリン・フィル・デジタル・コンサート・ホール無料視聴クーポン付の豪華仕様となっ ています。ベートーヴェンやチャイコフスキーのコンサートの礎石となる交響曲や、フランツ・シュミットやルーディ・シュテファンといった現代でも正当に評価され ていない 20 世紀の作曲家の作品など、ペトレンコにとっても重要なレパートリーが収録されており、両者の今後の方向性が示唆された内容です。

LP1に収録されているのは、ベートーヴェン交響曲第 7 番。これは、2018/19 年シーズン開幕演奏会で、翌シーズンからの就任に先駆けてキリル・ペトレンコが タクトを取りました。冒頭は整然とした演奏にオケの美しさや鮮やかなテクニックが随所に感じられますが、第 3 楽章の後半から一気に終楽章へと頂点を持ってい き、爽快なテンポで駆け抜け、圧巻のフィナーレへと到達します。今後への期待と高揚感が聴衆を熱気の渦へと包み込みます。

LP2-3A には、キリル・ペトレンコが正式に首席指揮者に就任した 2019/20 年シーズンの開幕公演からベートーヴェン「交響曲第 9 番」を収録。ペトレンコはシー ズン開幕前の記者発表で「第 9」を取りあげたことについてこう述べています。「就任演奏会でベートーヴェンの「第 9」を選んだことには、非常にシンプルで、しか し真摯な理由があります。というのは、もし人類を代表する音楽、人間の酸いも甘いもを包括し、表現した音楽というものがあるならば、それは「第 9」だと思わ れるからです。それが、私とベルリン・フィルの新しい時代のスタートになるべきだと考えました。」 本来であれば、19/20 シーズンでは、ベートーヴェン生誕 250 周年を祝したプログラムとして歓喜(Freude)を表現した「第 9」、自由(Freiheit)を表現した「フィ デリオ」、平和(Frieden)を表現した「ミサ・ソレムニス」の 3 つの作品が演奏される予定でした。

LP4 は、2019 年 3 月、ペトレンコ就任前の最後の演奏会から、チャイコフスキーの交響曲第 5 番。濃厚なロマン性をもつ「第 5」。チャイコフスキー独特の抒情 的な旋律の歌い方、ベルリン・フィルの重厚感、ペトレンコのシリアスでドラマティックな解釈は、期待に違わぬ 圧倒的な演奏となりました。

LP5 には、単独でリリースしたチャイコフスキー「悲愴」。これは、2015 年夏に彼が首席指揮者に選出された後、最初に客演した機会(2017 年 3 月)に収録さ れたもので、ペトレンコの真価が発揮された演奏となっています。

そして LP6 と LP3B には、ペトレンコならではのレパートリーといえる作曲家フランツ・シュミット、ルーディ・シュテファンの作品が収録されています。愛娘の死 を悼んで書かれたフランツ・シュミットの交響曲第 4 番。第 1次大戦で悲劇的な死を遂げたルーディ・シュテファンの 1楽章の管弦楽のための音楽です。これまで のベルリン・フィルではあまり取り上げられてこなかったドイツ・オーストリア系の重要な作曲家たちを取り上げることにより、新たな レパートリーを開拓していくこ とになります。

アートワーク:ローズマリー・トロッケル(表紙「キャンディード」)

LP1
ベートーヴェン:交響曲第 7 番 37:41
収録:2018 年 8 月 24 日

LP2-3A
ベートーヴェン:交響曲第 9 番「合唱」 1:02:51
収録:2019 年 8 月 23 日

LP4
チャイコフスキー:交響曲第 5 番 45:13
収録:2019 年 3 月 9 日

LP5
チャイコフスキー:交響曲第 6 番「悲愴」 44:02
収録:2017 年 3 月 23 日

LP6
フランツ・シュミット:交響曲第 4 番 40:52
収録:2018 年 4 月 13 日

LP3B
ルーディ・シュテファン:1 楽章の管弦楽のための音楽 15:29 収録:2012 年 12 月 21 日

●ダウンロード・コード この LP-BOX には、全曲のハイレゾ音源 (24bit/192kHz)をダウンロードするための URL とそのパスワードが封入されています。

●デジタル・コンサートホール ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を 7 日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
キリル・ペトレンコ(指揮)


(メーカーインフォメーションより)

※限定盤のためご予約をキャンセルさせて頂く場合がございます。予めご了承ください。

総合評価

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こちらのセット、SACDで発売していただけな...

投稿日:2021/05/30 (日)

こちらのセット、SACDで発売していただけないでしょうか?

meijinobu さん | 神奈川県 | 不明

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 2019年、ベルリン・フィルのシェフに就任...

投稿日:2021/01/27 (水)

 2019年、ベルリン・フィルのシェフに就任したペトレンコのいわば「お披露目セット」。聴いてみてまだまだこれから伸びしろのありそうなコンビであることを示唆している気がする。   フルトヴェングラーによって伝説の衣をまとい、カラヤンの下でブランドを確立。アバドと新しい響きと演奏を模索し、ラトルと組んで演奏や表現の可能性をアップデートしていったベルリン・フィルがなぜペトレンコを選んだのか。そこは団員それぞれ思いや思惑もあろう。このセットを体験して私個人の勝手な予想(または妄想?)として抱いたのは、「ベルリン・フィルはペトレンコと心中に近いような冒険をしたいのではないか?」、である。かなり乱暴な物言いとは思うが、音楽界のエリート集団である彼らがペトレンコの一途な指揮になぜあそこまで食らいついていくのかを考えると上述のような意見になってしまう。アバドやラトルが悪いわけではない。各代のシェフと有意義に、一緒に音楽を愉しんできたが、自分たちの能力のギリギリを超えてその先にあるものを見出すためには、かしこまった秀才でなくネームバリュー重視でないたたき上げで天才肌の職人と新たな作品を創っていく冒険の旅に出る必要があると感じたためではなかろうか。その職人、つまりペトレンコの情熱でわが身を焼き尽くしその先を見据えていくのがベルリン・フィルの選定理由であり、望みであったのではないだろうか。このコンビがこの先どうなるかは未知だが、そのベルリン・フィルの心意気とそれに応じてあの猛者集団のシェフを引き受けたペトレンコを見守ってみたいと思う。それがこのセットを鑑賞して受けた第一印象である。どれも力がこもっており「表現し尽くしたい」という両者の気迫が充満している。この異色とも思えるコンビによる冒険の「序章」に興味を持った方は、ぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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ペトレンコは2013年のバイロイトで指環を聴...

投稿日:2021/01/07 (木)

ペトレンコは2013年のバイロイトで指環を聴いて以来注目してきた。バイエルン国立歌劇場でも活躍してきたが、バイロイトのワーグナーは、かつてのベームを彷彿とさせるテンポで演奏を引き締め、最後の黄昏のカーテンコールでは圧倒的な喝采であった。ベルリンフィルとの出会いはある意味で必然である。デジタルコンサートホールで視聴しているが、ベルリンフィルと新たな歴史を刻むであろうことは疑いない。

stollen さん | 神奈川県 | 不明

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