CD

クレメンス・クラウス スペシャルBOX(3CD+CD−ROM)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
RIPD0001
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

クレメンス・クラウス スペシャルBOX(限定盤)
3CD+CD−ROM+復刻プログラム冊子(28ページ)

エピタフォーン・ヒストリカル・レコーディング・アーカイヴスの1枚。 CD1:クラウス、ウィーン・フィルの丹誠な伴奏に「鍵盤上の獅子王」と呼ばれたバックハウスの豪快で重厚な熱演を優れた音質で後世に示す演奏会記録。
CD2:当時の同時代作曲家ヴェスターマン(BPOインテンタント)、ウールの作品は、ウラッハの独奏と伴にまさに稀聴な記録(世界初CD化)。モーツァルトの『ジュピター』は、クラウス、ウィーン・フィルならではの洒落で典麗な演奏。
CD3:1945年3月12日にウィーン国立歌劇場が空襲で焼け落ち、3月22日には午前中の大空襲。ロシア軍がウィーン近郊に迫る極限状態で、クラウス、ウィーン・フィルは、マグネトフォーン録音を行っていました。明日の命運も判らぬ時期に真摯に音楽そのものに没入する演奏には心打たれます。(ドビュッシーは世界初CD化)。
 CD2、CD3は、当時世界最高の音質水準と称されたマグネトフォーン録音によって、無人の客席のウィーン学友協会大ホールの響きが見事に録音されています。(ドリームライフ)

なお、エピタフォーン(Epitaphon)とは、過去の巨匠たちにささげる音の記録によるエピタフ(墓碑銘)という意味あいで考えられた名称で、当時そういったレーベルが存在したわけではありません。

【収録情報】
CD1

  • ブラームス:ピアノ協奏曲第2番[47:00]
     ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
     録音時期:1953年1月4日
     録音場所:ウィーン楽友協会ホール(ライヴ)
    CD2
  • ヴェスターマン:ディヴェルティメント 作品16[26:24]
     録音時期:1942-45年
     録音場所:ウィーン楽友協会ホール

  • ウール:クラリネットと管弦楽のための交響協奏曲(1944年11月3-4日)[19:15]
     レオポルド・ウラッハ(クラリネット)
     録音時期:1942-45年
     録音場所:ウィーン楽友協会ホール

  • モーツァルト:交響曲第41番(1942年-1945年)[23:50]
     録音時期:1942-45年
     録音場所:ウィーン楽友協会ホール

    CD3
  • マンチネーリ:組曲『ヴェネツィアの情景』より『キオッジアへの恋人たちのかけおち』[03:45]
     録音時期:1945年3月19-27日
     録音場所:ウィーン楽友協会ホール

  • ラヴェル:道化師の朝の歌 [07:35]
     録音時期:1945年3月19-27日
     録音場所:ウィーン楽友協会ホール

  • ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第2組曲 [19:00]
     ウィーン国立歌劇場合唱団
     録音時期:1945年3月19-27日
     録音場所:ウィーン楽友協会ホール

  • ドビュッシー:クラリネットとピアノのためのラプソディー [09:00]
     レオポルド・ウラッハ(クラリネット)
     録音時期:1945年3月19-27日
     録音場所:ウィーン楽友協会ホール

  • レスピーギ:ローマの噴水 [18:15]
     録音時期:1945年3月19-27日
     録音場所:ウィーン楽友協会ホール

     ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
     クレメンス・クラウス(指揮)

    【特典情報】
    ・完全復刻レプリカ CD1の当日のプログラム(28ページ)
    ・CD−ROM(PDFデータ):
     バックハウスサイン入り写真
     1942年のVPOメンバー表
     クラウス指揮のVPOプログラムの演目表(数点)
     1944年6月『ダフネ』のプローベ予定表
     クレメンス・クラウス写真(数点)
     以上、解説書にも縮小版印刷

  • 内容詳細

    これはクラウス・ファン、ウィーン・フィル好きにはこたえられないセット。音だけではなくプログラムの復刻版、画像資料の入ったCD-ROMもあり、ひたすらマニアを焦点にあてた制作方針が伝わってくる。かんじんの演奏も面白い。ヴェスターマンの珍しい曲が聴けたり、ウールでは名手ウラッハのソロもたっぷり堪能できる。バックハウスはステレオがあるので分が悪いが、それでもさすがの名演を繰り広げている。モーツァルト、ラヴェル、レスピーギなど、おそらくは初めてCD化されたと思われる音源も典雅で流麗な解釈、そして古き良き時代のウィーン・フィルの音色が楽しめる。戦時中の録音も時代を考慮すれば立派な高音質。性格上、気になる人は早めの購入が望ましい。(白)(CDジャーナル データベースより)

    予告編

    このアイテムは予告編をご覧いただけます。
    500k 視聴方法は こちら

    総合評価

    ★
    ★
    ★
    ★
    ★

    4.5

    ★
    ★
    ★
    ★
    ★
     
    3
    ★
    ★
    ★
    ★
    ☆
     
    0
    ★
    ★
    ★
    ☆
    ☆
     
    0
    ★
    ★
    ☆
    ☆
    ☆
     
    1
    ★
    ☆
    ☆
    ☆
    ☆
     
    0
    ★
    ★
    ☆
    ☆
    ☆
    この「ジュピター」は明らかにふざけている...

    投稿日:2009/04/15 (水)

    この「ジュピター」は明らかにふざけている。特に第1楽章!これを芸術と呼ぶのは正気の沙汰ではない。クラウスもクナのようにふざけた演奏をしたことがあったのだ!と思うと親しみを感じる。

    カバポチ さん | 横浜市 | 不明

    0
    ★
    ★
    ★
    ★
    ★
    ジュピターが非常に面白い。他の指揮者が振...

    投稿日:2009/02/16 (月)

    ジュピターが非常に面白い。他の指揮者が振るのとまるで違う音楽になっている。これはもう「舞曲」としか言いようがない。こういうスタイルは、今日かえって新鮮に響くし、少なからぬ発見をもたらす。

    polan さん | 東京都 | 不明

    1
    ★
    ★
    ★
    ★
    ★
     おそらく今年最大の掘り出し物のひとつで...

    投稿日:2008/09/27 (土)

     おそらく今年最大の掘り出し物のひとつである。この録音の驚異的な音の良さ、そしてなにより、ウールの作品をウラッはが演奏していることは、私共オールドファンの購買欲を刺激する。  さらに、バックハウスとのブラームスだが、私見ではバックハウスの音楽にはベームの伴奏よりもクラウスのほうが合う。それに、クラウスは「リング」にわかるようにけして高雅な演奏だけをしていたのではない。この録音が貴重な資料である。

    Tama さん | Vancouver | 不明

    1

     オムニバス(管弦楽)に関連するトピックス

    管弦楽曲 に関連する商品情報

    おすすめの商品