マクロ経済学の核心 光文社新書

飯田泰之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334039837
ISBN 10 : 4334039839
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
257p;18

内容詳細

経済学は決して浮世離れした理論ではない。情勢を冷静に分析し、未来を予測するために拠って立つ礎となる。景気のトレンド、国の政策の是非、勤めている会社や業界の先行き、賃金は適正か、貯蓄か投資かなど、自分で判断し正しく行動するためには、マクロ経済学の知識が不可欠だ。注目を集める著者独自のナビゲートで、現代を生き抜く知性の力を手に入れろ!

目次 : 第1章 マクロ経済を見る「目」(マクロ経済を見るための国民経済計算/ GDP統計を使って現状を把握しよう)/ 第2章 長期経済理論としての新古典派成長モデル(新古典派成長モデルとは何か/ 収束論と修正される新古典派成長モデル/ 成長モデルから循環モデルへ)/ 第3章 需要サイドによる景気循環モデル(有効需要の原理と45度線モデル/ 資産市場と貨幣市場)/ 第4章 マクロ経済学の基本モデルとしてのIS‐LM分析(IS‐LMモデルの基礎/ IS‐LMモデルの拡張と批判)/ 第5章 労働と価格のマクロ経済学(フイリップス曲線とマクロ経済学の変容/ マクロ経済論争と現代マクロ経済学の始まり/ マクロの経済学の現代的課題)

【著者紹介】
飯田泰之 : 1975年、東京生まれ。エコノミスト、明治大学政治経済学部准教授、(株)シノドスマネジング・ディレクター、内閣府規制改革推進会議委員、東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かず さん

    マクロの景気浮揚効果を重視する場合には、人材不足が起きやすい産業、地域を避けるべき。名目金利から予想インフレ率を差し引いた予想実質金利が投資に関する意思決定を左右する。したがって低金利状態で企業の投資を刺激するためには予想インフレ率を上昇させる必要がある。

  • hill.384 さん

    「マクロの核心(コア)を解説する〜」とあるものの、いざ読み始めてみれば、GDP統計から新古典派ほかお決まりの各モデルの解説がスタートし、そのまま終わってしまった… 経済情勢ではなくマクロ経済学の本として書かれているが、知識の整理の為のテキストとして使うには寸足らずすぎ、大学1回生のような初学者が読んだとしても、この内容では説明が足らなすぎるんじゃあないだろうか。新書媒体の限界かと。時事的なコラムはまあ楽しめたのが救いだろうか。

  • しゅー さん

    ★★★『図解ゼロからわかる経済政策』に続き、著者のマクロ経済学の本を読む。光文社新書は編集者があまり口を出さないのか、時々、新書のメリットを感じられないほど、内容詰め込み過ぎで読みづらい本がある。本書も、著者に好きに書かせた感じで、ほぼ普通の教科書だ。ただ、私にとって興味がある分野だったので、興味深く読む。一見、取っつきにくいのだが、個々の理論と理論の間のつながりが見通し良く解説され、かつ我々が引っ掛かりがちな部分を先回りして答えを用意してくれている。例えが適切なのも分かりやすい。手元に置いて再読したい。

  • 静かな生活 さん

    3.4◼︎今の経済状況(ポストアベノミクス)が日本人の性に合ってるんだろうな、とは感じる。

  • スミレ雲 さん

    とても難し。ミクロのほうがまだ分かりやすかった。でもこれは、ジブンの知識・技術によるものが大きいのだろうな。また、読み直したく、思う。

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