青柳いづみこ レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

13件
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  • 青柳さんの著書は他にも読んだことがあり、その時はピ...

    投稿日:2021/07/29

    青柳さんの著書は他にも読んだことがあり、その時はピアノの技術的な話が結構ありよくわからなかったところも多かったのですが、今回はコンクールの舞台裏の人間臭い話や、演奏の評価など興味津々で一気読み。 コンクールで演奏されたショパン の曲を知ることもでき、ライブラリー作成の参考になります。

    ヤックン さん

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  •  ピアニストであり、かつ物書きでもある青柳いづみこ...

    投稿日:2021/04/19

     ピアニストであり、かつ物書きでもある青柳いづみこさんの、ピアニストであることにこだわった1冊。つまりは「自分自身」を肴に書いた本です。私も少しはピアノを弾きますが、ピアノを弾く人には非常に参考になり、プロとしての見方や考え方、ああそんなこともあるのか、といったことが満載です。「テクニック」といったせこいレベルではなく、「音楽の捉え方」とか「音のイメージ」という点で。  ピアノを弾かない方でも、ピアノ演奏を聴いて楽しむときに、ピアニストはどんなことを考えているのか、どんなことを気にしているのか、それが演奏にどう関係するのか、といったことを想像する上で役に立つと思います。一種の「裏の事情」ということで。  ところどころに挿入された「コラム」が、ピアニストの「本音」の部分に触れていてとても面白い。

    Tan2 さん

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  • ピアニストで日本ショパン協会の理事であり、一流の物...

    投稿日:2021/04/18

    ピアニストで日本ショパン協会の理事であり、一流の物書きでもある青柳いづみこさんによる2015年の第17回ショパン・コンクールの密着ドキュメント。  スポーツと違って、音楽コンクールは「審査員の採点」によって結果が決まるため、その基準や判定結果には常に「不明」なものがつきまとう。そもそも審査員は「客観的」に審査しているのか、そもそも音楽や演奏における「客観性」などあり得るのか? 「優勝」と「2位以下」では、その扱いが大きく異なることになるので、その辺が大いに気になるところである。  そういった点で、ご本人がピアニストであり、審査員の多くと「仲間」としてお付き合いのある青柳さんの書くことは、事実や本音に近い「実態」に迫っているのもと思われ、非常に興味深く読んだ。  とはいっても、それでも多くの疑問点やもやもやは残り、そういったものに青春を賭けないといけない若手音楽家たちに心が痛むし、そこにうごめく(であろう)音楽ビジネスや「大衆人気」のようなものも心に引っ掛かる。(「良いものは良い」はずなのに、「コンクール入賞」の箔が付くと出演機会やギャラが大きく変わるのだろう)  本来であれば2020年に開催されるはずの第18回ショパン・コンクールも、コロナの影響で今年2021年の秋に延期されたが、予備審査も遅れているようである。今からでも間に合うので、この本を読んで、予備知識なりコンクールの裏側に思いをはせながら、同時進行するコンクールを注視してみてはいかがでしょうか。

    Tan2 さん

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  •  ご自身がピアニストである青柳さんの書く文章はどれ...

    投稿日:2021/04/18

     ご自身がピアニストである青柳さんの書く文章はどれも非常に面白い。  一流のピアニストから見た他の一流ピアニストの姿、その中の何人かは実際の交流もあったわけで、そういった「裏の顔」や「同業者としての推測」も含めて興味深く読める。特にマルタ・アルゲリッチの「ソロの孤独」では、ある時期以降室内楽やピアノ・デュオは弾くがソロをめったに弾かなくなった気持ちの推測にも触れておりなかなか興味深い。また、青柳さんの師であるピエール・バルビゼを通して語られた早世したヴァイオリン奏者クリスチャン・フェラス(バルビゼとデュオを組んでいた)の話もなかなか興味深く読んだ。  音楽を一段二段深く掘り下げて聴くための「着眼点」をいろいろ与えてもらえる貴重な本である。(この本は、もともとが白水社から2005年に出版された単行本の文庫版である)

    Tan2 さん

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  • ピアニストで優れた物書きでもある青柳いづみこさんに...

    投稿日:2021/04/13

    ピアニストで優れた物書きでもある青柳いづみこさんによるドビュッシーの評伝です。学者でも評論家でもない、まさしく「演奏家」の立場から(といってもかなり「学者」的視点ではある)、ドビュッシーという人間とその作品に切り込んでいる名著だと思います。青柳さんの「ドビュッシー愛」がにじみ出ています。  ドビュッシーについては、一般向けの評伝として松橋麻利さんの著作(音楽之友社の「人と作品シリーズ」)があり、こういった「客観的評伝」と併せて読むと、ドビュッシーに対する「立体的」なイメージが出来上がると思います。その意味で両方をお読みになることをお勧めします。  特に、晩年のドビュッシーが意欲を持っていたエドガー・アラン・ポーの原作に基づくオペラ「アッシャー家の崩壊」については、ほとんど手付かずなので松橋さんの著作ではほとんど触れられませんが、この青柳さんの著作では結構執念深く追跡されています。そういった「ドビュッシーの内なる意欲」や「執念」にこだわって迫っているのがこの本の特徴と言えるかもしれません(この本の副題はそんな意図で付けられているのでしょう)。

    Tan2 さん

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  • 音楽を聴きながらも良し。読んで「聞いてみようか!」...

    投稿日:2014/12/22

    音楽を聴きながらも良し。読んで「聞いてみようか!」というのも良し。ピアニストの視点である点は珍しい。

    segovia さん

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  • とても素直に書かれた良書。変な美辞麗句は並ばない。...

    投稿日:2014/10/26

    とても素直に書かれた良書。変な美辞麗句は並ばない。 クラシックの現状を淡々と語っていくのですが、実際に演奏しない評論家とは違い実際の感覚にもとづいている。 また、自分の意見を挟むときはカッコ付きにしたり、引用するときは引用元を明らかにする。 コンサート、音大事情のこともおもしろく読みました。 文章もわかりやすい。とても好感をもちました。 音楽漫画は不案内なので、そこは分からなかった。マンガ知ってれば、より楽しめたかも。

    みすず、つれづれクラシック好き。 さん

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  • 才女、青柳いづみこの面目躍如。 自分の眼で見、耳で...

    投稿日:2014/05/26

    才女、青柳いづみこの面目躍如。 自分の眼で見、耳で聴いたものの情景ならびに心理描写たるやさすがピアニスト。アンリ・バルダの妖しい魅力を読むにつれて実際のピアノ演奏が聴きたくなる。

    再太(リフトル) さん

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  • 音楽マンガを材料に、ピアニストなど音楽家の苦労や天...

    投稿日:2013/11/17

    音楽マンガを材料に、ピアニストなど音楽家の苦労や天才ぶりが紹介されています。裏話も含め軽妙な文章で読みやすく表現されています。著者の人脈の広さにも驚きます。暗譜と初見が両立しにくいことや、楽譜に忠実か否かのポリシーの違いなど、私には興味深い本です。

    テリーヌ さん

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  •  5回は読んだかな。とにかく面白い。弾ける人が書い...

    投稿日:2012/12/30

     5回は読んだかな。とにかく面白い。弾ける人が書いているだけに、説得力は絶大だ。何回読んでもわき出てくるものがある。

    おっさん さん |60代

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ありがとうございました

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