ピアニストが見たピアニスト 名演奏家の秘密とは 中公文庫
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Tan2 | 神奈川県 | 不明 | 2021年04月18日
ご自身がピアニストである青柳さんの書く文章はどれも非常に面白い。 一流のピアニストから見た他の一流ピアニストの姿、その中の何人かは実際の交流もあったわけで、そういった「裏の顔」や「同業者としての推測」も含めて興味深く読める。特にマルタ・アルゲリッチの「ソロの孤独」では、ある時期以降室内楽やピアノ・デュオは弾くがソロをめったに弾かなくなった気持ちの推測にも触れておりなかなか興味深い。また、青柳さんの師であるピエール・バルビゼを通して語られた早世したヴァイオリン奏者クリスチャン・フェラス(バルビゼとデュオを組んでいた)の話もなかなか興味深く読んだ。 音楽を一段二段深く掘り下げて聴くための「着眼点」をいろいろ与えてもらえる貴重な本である。(この本は、もともとが白水社から2005年に出版された単行本の文庫版である)0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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segovia | 愛知県 | 不明 | 2014年12月22日
音楽を聴きながらも良し。読んで「聞いてみようか!」というのも良し。ピアニストの視点である点は珍しい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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おっさん | 神奈川県 | 不明 | 2012年12月30日
5回は読んだかな。とにかく面白い。弾ける人が書いているだけに、説得力は絶大だ。何回読んでもわき出てくるものがある。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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テリーヌ | 兵庫県 | 不明 | 2010年12月19日
文筆活動も行っているピアニストである著者のピアニスト評伝で、著名ピアニストの特色を見事に表現しています。興味深い本です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ポルツマン | 岩手県 | 不明 | 2010年08月02日
リヒテル,ベネディッティ=ミケランジェリ,アルゲリッチ,フランソワ,バルビゼ,ハイドシェックに関する評伝的エッセイ. ミケランジェリの項では,彼の演奏スタイルの変遷について,録音に耳を傾けると同時に時代背景などと関連づけなが丁寧に考えを巡らせており,説得力がある.ミケランジェリのファンには躊躇せずに薦められる.0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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